生ハムはパルマよりもサンダニエレが好き。
あの独特の香りがいい。
丸ごとを切ってもらうほうが切られてパックされているのよりもマイルドだけど、今回のは、ちょっと端側だったので、いつもより塩がきつかった。
ローマで必ず立ち寄る食材店はCola di Rienzo通りにあるFRANCHIという店。
イタリア各地のチーズがあるし、生ハムのレベルも高い。真空パックも快くしてくれる。
スーパーに比べると値段は高いけど、質の良いものがそろっている。
ここの惣菜もなかなかいけるので、軽く何かつまみたいときにも利用。
夕食はカンポ・ディ・フィオーリ広場に面したLA CARBONARAで。
観光客向けで、大して美味しくないかと思っていたけど、信用できる友達カップルのオススメは、やはり間違いなかった。場所がわかりやすいからって、偏見を持ってはいけないんでした。もちろん観光客満載だけど、地元っぽい人もたくさんいた。
現地で食べるイタリア料理には、繊細さより荒々しいものを求めるのだけれど、まさに期待通り。
広場にテーブルと椅子を出していて、外で食べられるのだが、落ち着かないので、2階席にしてもらった。ほぼ満席。
まずはアーティチョークを丸ごと揚げたもの。
友達が以前に食べたときは、つぶされていなくて、もっと丸ごと感があったとか。
周りがコゲているわりに、パリパリが物足りなかったかも。その場で揚げたのではなく、前に揚げてあったのかもしれない。
セコンドにローマ風トリッパを頼む。どの辺がローマ風なのかはナゾ。トマト煮込みだから口飽きないけど、実はこってりとモツの味。旨いっ。
友達はポルケッタ(豚の丸焼き)。もちろん、一部を切って出してくれる。
脂がじゅるじゅるとしたたる絶妙の焼き加減。
豪快な盛りこそ、イタリア料理の醍醐味でしょう。
幸せな晩餐でした。
でも、さすがにお腹がくちいので、果物をいただきました。
オネエしゃべりの給仕がスイカをすすめるので、またスイカ。
ワインはアリアニコ。ほとんどのワインがボトルで20ユーロ以下だった。
安い。
窓からは広場が一望できる。まるでマラケシュのフナ広場のような光景。
ローマのホテルのみ、自分で選んで予約した。予算が決められているので、ExedraやAlephは断念し、ピラミデ近く、テスタッチョの新しくできたオシャレホテル、Abitartにした。
部屋はダブルのシングルユースで、そんなに広くはなく、バスタブもなかった。
まあ、140ユーロなことを考えたら、快適で、朝食も美味しくて充実していた。
一番の難点は、やはり場所が不便なこと。地下鉄の駅や普通電車のオスティエンセ駅が近いとは行っても、歩いて10分近くかかる。疲れてくると、それさえ歩くのは辛いし、スペイン広場などに買い物に出るには、地下鉄を乗り換えなくてはならなかった。
テスタッチョはレストランやクラブなどが多く、盛り上がっている地域なので、それを目当てにすればよいのだろうけど、一泊では疲れて夜遊びどころじゃないし。
アメニティーのボディークリームがブロンズパウダー入りってのが、イタリアらしい。
ローマでは1日自由な時間を取れたので、ナポリから来てくれた友達とセール大会。
買い物に夢中になって、気がつけば2:30近い。食事が遅めな南イタリアでも、さすがに食いっぱぐれる危険があるため、コンドッティ通りのショップ店員に近くでどこか美味しいレストランを聞く。
教えてくれたのは、La Fontanella Borghese。
リストランテでも、気軽で家庭的な料理とのこと。
前菜にはFiori di zuccaのフリット。ローマのは中にモッツァレラとアンチョビが入っている。
でも、ここのはアメリカンドック風の分厚い衣がついていて、残念。普通の天ぷらっぽい揚げ方の方が好み。
プリモに、私は手打ちパッパルデッレのスカンピ&キオディーニ(キノコ)ソース。トマトが入っていて、キオディーニの香りがしっかりする。濃厚なのがよい。
友達は手打ちビゴリのムール貝ソース。こちらもトマト入りなのにこってりで旨い。
デザートにスイカ。
便利な場所なのに、ガッツリしたイタリアらしい料理で、しかも、ここの自家製パンが美味しい。オリーブオイルやハーブの味がついていて、それとワインだけでも満足できそうだった。
ユーロが高くても、セールになれば日本より安い。
グッチのサンダルが130ユーロだったり。
変なボトルの水。
夕飯に地元の料理が食べたいと、現地の仕事相手に教えてもらったレストランは3つ。よりオススメな順に
1: LA GIOSTRA
2: IL GUSCIO
3: IL CAVOLO NERO
当日で予約をしておらず、LA GIOSTRAは満席なため、IL GUSCIOへ。
リコッタのラビオリにナスのソースをかけたもの。
トスカーナらしい煮込みぶりで、塩辛すぎず、滋味あふれる旨さ。
セコンドは仔牛肉をコロンナータ産ラルド(豚の脂身でコロンナータのは有名)で巻いたもの。玉葱のピュレとポテトのピュレを添えて。
デザートは桃のクリームをのせた桃のタルト。
満足。
道の曲がり角にある変な顔の噴水。
夕食はCIBREOのトラットリアへ。
Passato ai funghi porcini(ポルチーニ風味のポタージュ)とイカのトマト煮。
脂っこくて塩辛い。真夏、胃が弱っているときに食べると寿命が縮まる。
今まで、フィレンツェの食事(トスカーナは全般的に塩辛い)で辛い思いをしたことがなかったけど、ここでは完食できないほどだった。
イカはあまりに煮込みすぎ。
デザートにパンナコッタを頼んだら、プリンだった・・・。
食後酒も置いていない。
夕食の時、レストランの一角で食べ物関係の会合が開かれていた。
人気があるようで、予約しないと入れない感じ。
夜は照明が暗いから、写真を写すにはつらい。
アペリティフにかぼちゃのスープをいただいた後、アンティパストはシチリアから直送の生のエビ。生でも赤く、車えびみたいな大きさなのに、甘エビみたいな味。中央のつぶつぶしたのはクスクス。
プリモにはアサリとFiori di zucca(ズッキーニの花)のサフラン風味オイルソースであえた自家製ガルガッリ(小さいリガトーニ)。
セコンドは黒トリュフをまぶしたホロホロ鳥、アマローネ(ワイン)ソースがけ。
けっこうワイルドな香り(臭くはない、よい意味で)がする肉だったから、ホロホロ鳥じゃないかも。聞き間違えた可能性はある。
普段食べているのよりも肉の味が濃かった。素材が違うだけか?
肉類はやはり、ヨーロッパが美味しいからな。
デザートはアーモンドのジェラートにシナモンとチョコソースをかけたもの。
ジェラートはシチリアから濃ゆ~いアーモンドペーストを取り寄せて作り、甘くなくスパイシーなチョコソースはジェノヴァの有名(名前聞いたけど忘れた)なチョコ問屋から取り寄せて作ったとか。
ワインの後、食後に地元のドルチェットをもらい、最後にグラッパ。
気がつけば、ほぼ最後の客になっていて、街頭のほとんどない田舎道は暗い。
ヴィチェンツァでは、昼も夜も同じ店に連れて行ってもらった。旨い素材をイタリア全国から取り寄せている。
La Locanda di Piero
今回の出張中で一番美味しいものを食べたんじゃないだろうか。
プリモはアーモンドとスモークされたチーズを詰めたラビオリ。
ここの料理はきれいに盛り付けされているけど、味やボリュームはしっかりイタリア。
繊細すぎないのがよい。
セコンドは仔牛のカルパッチョにマッシュポテトを添えたもの。
デザートはフルーツ盛り合わせ。
ワインの品揃えも豊富。グラスワインで色々いただいた。
11日の夕飯は街中のRistorante Sociale(安いホテルもやっている気楽な店)でご馳走になった。
道にテーブルを出していて、外の席からうまっていく。
食べたものは野菜たっぷりのミネストローネとコトレッタにトマトとルッコラを盛ったもの。コトレッタはやはりでかくて、イタリアに来たことを実感。
デザートはマチェドニア。
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