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2005年9月19日 (月)

仕事中の昼ごはん

フェア中の昼食は会場内のカフェで食べるか、チェーンのパン屋PAULのスタンドでサンドイッチを買うか。
スシの盛り合わせパックを売っているスタンドもあったけど、それは選択肢に入らない。売っているのは日本人じゃないし。

fair1

タラのソテー。魚が瑞々しくて、ちゃんと美味しいのだけど、メインは1皿21ユーロ。前菜は8ユーロ。毎昼3,000円以上は厳しいっす。

fair2

でも、朝は開場前、出展者用にデニッシュやクロワッサンとコーヒーを振舞ってくれるし、夕方にはアペリティフのサービスがある。

ポールでサンドイッチ(普通のフランスパンの半分ぐらいのサイズ)と500mlのペットボトル水を買うと、8ユーロぐらい。

今回、パリに久しぶりに来て驚いたのは、物価の高さ。
地下鉄の構内で自動販売機のペットボトル水500mlは1.50ユーロだった。
お高いブランドの洋服も、日本で買うのとほとんど変わらない値段。
みんな、「東京って何でも高いんでしょ?」と聞くけど、そんなことないですわ。
中級のフランスブランドはさすがにパリの方が安いけど。

paul

これはプランタン前のポールで撮った写真。

パリ : オペラ座

たまには建物の写真も撮る。

opera1

opera2

2005年9月18日 (日)

AU BASCOU

パリの工芸博物館近くにあるバスク料理の店オ・バスクで夕食。
気楽なビストロで、穴倉のような店内だった。

前菜は店員のオススメにしたがって、ピーマンにタラのすり身を詰めたものをいただく。
クリームであえたタラの甘みと瑞々しい赤ピーマンがよく合う。

bascou1

メインはメニューの中にウサギ料理を見つけたため、もれなくソレ。
ウサギの赤ワイン煮。

bascou2

ウサギが硬くて、この料理ははずれ。独特の香りもしなくて残念だった。

チーズは1種類しかなく、セミハードタイプであまりクセがない。
チェリーのジャムを添えてくれる。

bascou3

デザートは薦められたチョコレートケーキ。
4層になっていて、上にのったマドレーヌの下はカリカリした薄いチョコクッキーのようなもの。
2層目はチョコアイス。
3層目はみっちりしたチョコムース。
一番下はチョコレートのスポンジ。

歯ごたえの組み合わせが完璧で、これだけでも食べにきたいぐらい。
この店では、おとなしく店員のススメに従うに限るみたいだ。

グラスの白1杯+赤2杯、カフェも飲んで53ユーロ。

2005年9月17日 (土)

PIERRE HERME

パリのSt-Sulpice通り近くのピエール・エルメ。

pierre_herme1

小さいが、混んでいて、日本語を話す店員もいる。

pierre_herme2

日本のショップのディスプレイで見かけて発売を待っていたのに、どうやらその後に日本では発売しなくなってしまった様子のピスタチオ菓子があったので、買ってみる。
アイスに見えるが、チョコレートコーティングをした重いスポンジのようなマジパンのようなケーキで、間にイチゴのジャムがはさまれている。

pierre_herme3

かなりこってりしていて、食べ応えがあるのだけれど、6.30ユーロ。
800円以上のケーキ(しかも持ち帰りで)って…。
東京のショップで同じ組み合わせのアイスがあって、それも630円という高さに度肝を抜かれたが(昔の30円ミルクアイスぐらいの大きさだし)、あれが日本の代理店による不当なぼったくりではないということがよくわかった。

でも、やっぱり美味しい。よい素材を贅沢に使ってる味。当たり前か。
ほとんどがフランス人と思われる客だった。ケーキのこの値段って、パリでは普通なのだろうか?

LADUREE

パリ・プランタンの食器売り場にラデュレのマカロンスタンドがある。

laduree1

laduree4

ピスタチオの大きいマカロンを購入。
3.40ユーロ。

laduree2

laduree3

ツブツブピスタチオ入りで、ちゃんと豆の味がする。
今まで食べたピスタチオマカロンの中でも1~2を争う旨さ。
でも、後日に小さいほうを食べたら、美味しいけど普通だった。大きいほうが、焼き加減やクリームと生地のバランスが良かったと思う。小さいのは、少しパサついた印象を受けた。

2005年9月11日 (日)

公園とお庭

ランブロワジーのあるヴォージュ広場の真ん中は公園。

kouen1

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学校の引率で子供たちが遊びにきていた。

kouen2

ちょっと歩くと、カルナヴァレ博物館がある。

庭がきれい。

niwa1

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2005年9月10日 (土)

ランブロワジー: これだけは・・・

唯一気に入らなかったのが、カーペット。

lambroisie_carpet

色が華やかすぎると思います。

ランブロワジー: お会計

あまりに腹いっぱいなので、コニャックをもらう。
1杯25ユーロ。

lambroisie_cognac

さて、これだけ好きに飲み食いした場合、お会計もそれなり。

総額は372ユーロ(1ユーロ=139円)。

コースだけの値段は230ユーロでしたとさ。

ちなみに、この2時間後にはメゾン・ド・ショコラでチョコレートアイス食べました。

meson_de_choc

ランブロワジー: デザート

本当に3皿やってきた。
しかも、他のテーブルで1皿ずつ食べられていたのと同じ大きさが3皿。

lambroisie_dolce

思わず大爆笑。
ウェイターも笑う。
もちろん全てを食べきったので、他の部屋担当者も含め、ウェイター全員が半笑いで見にきた。
いや~ここまできたら、食べなきゃいかんでしょう。

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アプリコットのアイスとシトロンのブリオッシュ。

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ハーブ系アイスと木苺、メロン。

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スペシャリテだという、チョコレートタルトとバニラアイス。

lambroisie_dolce2

プチフール。
これはさすがに全部たいらげられず。

ランブロワジー: 口直し

軽くコンポートにしたモモにカシスソースをかけたもの。ベルベーヌアイスを添えて。

lambroisie_momo

これがデザートだと思って、飲み物を聞かれたときにカフェをお願いしたら、「マダム、デザートがあと3皿ありますよ」と言われた。

で、デザートワインをもらう。

lambroisie_vino_dolce

ランブロワジー: フロマージュ

ここまできたら、もちろんチーズもいただきましょう。

lambroisie_cheese

ワゴンの中から、コンテの長期熟成、カマンベールタイプのもの、シェーブルをもらう。

lambroisie_cheese2

コンテが、さすがに熟成期間が長いだけあって、しっかりした味。旨い。

lambroisie_sotern

合わせてグラスでソーテルヌ。
少なくなったら、上から足してくれたり。

事前に調べていたとき、ウェイターの愛想がよくないという噂を読んでいたけれど、皆、とても親切で、写真を撮るときに、邪魔そうなものをどけてくれるなどの気遣いを見せてくれた。

ランブロワジー: 肉料理

肉料理はリードヴォー。
「ノドボトケ」と日本語で説明してくれる。

小にんじんと小ネギが添えてあり、レモングラスのような香りのするにんじんソース。

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別皿にバセリのムースがやってきて、とろ~り&こってりとしたノドボトケの合間に食べると、口の中をすっきりさせてくれる。

lambroisie_carne2

特に奇抜な料理や、珍しい組み合わせが出るわけではなく、すべてがこれ以上ないという頂点で留まっている感じ。ほんの何秒焼きすぎたり、ちょびっとだけ塩が足りないとか、そういうことがまるでない。

そして、一皿のボリュームがけっこうある。

ランブロワジー: 魚料理

魚はムツのようなタラのような、とにかくもっちりとした白身の魚。

これまた絶妙な火の入り加減で、しっとり。

lambroisie_pescie

上にグリルした赤ピーマンとエシャロット、ベーコン、ハーブが盛られている。長い貝(友達曰くマテ貝。そのままでは磯の香りが強いらしい。ここでは下処理がしてあるのか、これといった香りはない)を添えて、ソースはバジルソース。

lambroisie_pescie2

最高に美味しいけど、個人的にはベーコンがないほうが好き。ベーコンをあまり好まないゆえ。

添えられた貝のコリっとした歯ごたえと一緒に食べるのが、またイイ。

ランブロワジー: 前菜

伊勢海老のソテーを白ゴマせんべいのようなものとほうれん草のソテーではさんだもの。ソースは、クミンの効いたカレーソース。

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伊勢海老が半生で、とろりとして、最高・・・。塩加減も少なからず多からず。

lambroisie_first2

あまりのバランスの良さに、「いくらでも払う」という気分になる(この時点ではデグスタシオンのコースがいくらなのか、まったく知らされていない)。

ランブロワジー: アミューズ

アミューズは「イトヨリ」と日本語で説明してくれた。
下に生セップ茸の薄切りが敷かれている。まさか、9月の初めにセップが食べられるとは思ってもいなかったので、舞い上がる。

lambroisie_amuse

横に添えられているのは、セップの細切れと魚の内臓をあわせたようなもの。
イトヨリの皮がパリッパリ。

lambroisie_amuse2

ランブロワジー: ワイン

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ワインはCHOREY LES BEAUNE。ブルゴーニュな気分だったので、うれしい。
最初は硬かったけど、だんだんと香りが出て、味も立ってくる。

lambroisie_vino_e_acqua

水はガス入りだとCHATELDON。ガスなしだとエビアン。

グラスはSAVREクリスタル、食器はRAYNAUD、で、コショウ挽きはやはりプジョー。

パンは小さいサイズで普通のと全粒粉。フランスのバターはやはり味が濃い。

ランブロワジー: 最初に出てくるもの

「今日のメニューの中から、シェフがオススメのコースを組む“デグスタシオン”はいかがですか?」と聞かれ、「グレイト!」とかなんとか言いながら、それに即決。

アペリティフとして、グラスのシャンパンを頼むと、ルイ・ロデールだった。後からレシート(手書きで解読が難しい)を見ると、多分15ユーロ。

ワインは、メニューを見もせず(見せられもせず)、ハーフボトルの赤とだけ指定。
そんなに無体なこともされなかろう。

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パンの後、チーズを練りこんだ熱々のプチシューが5個来る。2個食べたところで写真を撮らなきゃと気付いた。
これを最初に出すところはたくさんあるけれど、本当に熱っつあつだと、ちゃんと美味しいのね。

ランブロワジー: 内装

内装は昔の貴族の邸宅風。

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結構落ち着く。

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部屋は3つあるようで、一番奥の部屋は個室。
真ん中の部屋に通される。窓が大きく、日光だけで十分に明るい。

フランス人客が来るのは12:45頃から。
12:00に開店しても、その時間に予約を入れるのは、日本人ぐらいのものらしい。

ランブロワジー

8月31日から9月7日まで、パリ出張だった。
最終日の昼には三ツ星のL'AMBROISIEをカード会社通しで予約。
1人で行きました。

lambroisie_fuori

12:00に着いてみると、まだ準備ができておらず、掃除機が出ていたり。
他に待っているのも日本人の女性2人組。
結局、席につけたのは12:15過ぎ。

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