松葉蟹
友達の家に夫婦だけでは食べきれないほどの松葉蟹(生)が届いたので、ご相伴に預かる。
2杯はまだ生きていて、動く。
ネットで調べながら、どうにか分解し、刺身、しゃぶしゃぶで食べた後は、殻でダシをとり、玄米リゾットにしたら、凝縮蟹エキス満載。
今まで捨てていた殻が悔やまれる。
« 2005年11月 | トップページ | 2006年1月 »
友達の家に夫婦だけでは食べきれないほどの松葉蟹(生)が届いたので、ご相伴に預かる。
2杯はまだ生きていて、動く。
ネットで調べながら、どうにか分解し、刺身、しゃぶしゃぶで食べた後は、殻でダシをとり、玄米リゾットにしたら、凝縮蟹エキス満載。
今まで捨てていた殻が悔やまれる。
以前に台風でキャンセルとなった席を横取りした後、ぜんぜん予約が取れないCASAVINITALIA。遅い時間であればどうにかなるということで、22:30に予約を入れてもらう。となると帰れないので、夜通し食べることにする。
が、当日連絡があり、結局は9:00頃席に通された。
コースもお得で十分に満足できるものだそうだけど、メインなどに魅力的なものが多いのでアラカルトにする。
バーニャカウダ。アンチョビのソースがパンにつけても美味しいから、底をつくまでいただく。
他に頼んだ大麦のスープは水分が少なめでドロっとしていて滋味深い。
処女牛とフォアグラの焼きテリーヌ。
フラッシュをたいた写真はダメだけど、実際はやわやわで旨い。
本日一番の盛り上がり、白トリュフ登場。
シンプルな手打ちパスタの上にスライスしてくれる。
やはり黒とは違う繊細な香にうっとり。
1人前は8,000円(写真は半分)。その価値はある恍惚感。
もう一皿トマト系の生パスタをいただいたけど、なんだったっけ?
美味しかったけど、白トリュフにやられて忘れてしまった。
予約の段階から、これを食べることは決まっていた魚料理。
ダッチオーブンにはみっちりとわかめや昆布がつまっている。
その中に白身の魚が埋まっていて、お互いに味を吸収しあって、うまうま。もちろん海草も食べる。
別皿にアサリのスープがくるので、
そこに魚や海草をのせて、一緒にいただく。
うさぎのグリルも、しっとりした肉質がそのまま。
デザートのパンナコッタは地味な外見だけど、驚異的に生クリームでもっちりと硬め。まさにパンナコッタな1皿。
頼んでから20分かかる焼きりんごはミニなダッチオーブンで焼かれ、アイスとバニラビーンズ、チョコレートソースがかけられてトロトロ・・・。
セミフレッドには目の前で温かいチョコレートソースがかけられる。
デザートまで抜かりなしなエンターテイメントぶり。
サービスもよいし、味、プレゼンテーション共に高揚感が味わえるレストランなので、予約が取れないのが悲しい。
五反田と大崎の間辺りにあるオハラス・レストランは元々札幌にあった店。札幌の友達がベタ褒めで、行ってみたら本当によかった。なかなか足が向かない場所なのが痛い。
ちゃんとしたレストランで、カトラリーはクリストフルだし、胡椒挽きはプジョー。
正統派フレンチを完璧に美味しくいただける。
この日はプリフィクスの旬のコース。本当はシェフのおすすめコースの方がよりこの店の真髄を味わえるけど。
アミューズは自家製アンチョビをはさんだパイ。
まだ生っぽさもあるアンチョビは塩辛すぎず、バターの効いたパイとよく合う。
釧路・昆布森の牡蠣のポワレ アンチョビ風味のクレソンのソース。
ソースは青臭さがなく、まろやか。
小粒で柔らかい牡蠣は表面がカリっと焼かれている。
友達が頼んだ真鱈の白子焼き きのこのリゾット添えは冬の美味。
はまぐりのチャウダー。
スープ・ド・ポワゾンも洗練されていた。
メインはエゾ鹿のステーキ。冬のベリーのソースと香ばしく焼かれてしっかりした肉質の鹿が旨い。
鹿肉はにおいも強くないし、脂も軽いので食べやすい。
札幌のコネが活きていて、北海道の素材が多い。ガスなしミネラルウォーターも北海道の水だった。
デザートはりんごのパリッパリなタルトにバニラアイスをのせたもの。タルトは軽いので、スルスルとお腹に収まる。
中がとろける温かいチョコレートケーキにはココナッツのアイスが添えられている。
プティフールも全部美味しく、完食。
ご一緒した人は普段はデザートまでたどり着けなかったりするのに、ここでは最後までがっつりと。旨いものは人の胃袋を広げるのか。
プティフールのマカロンって、乾燥していたり、作り置きな味がしたりすることが多いけど、ここのはちゃんと味わえる。
ワインはカルトの中で一番安い5,880円のローヌ。鹿ともよく合いました。
サービスも抜かりなく、プロと認められるもので心地よい。
オシャレ店好きの人にはすすめないけど、間違いなく美味しいものを食べたいときには、必ず思い出す店の一つ。
若い娘さん率が少なく、男性だけのグループも多い。同業者か男性一人客もよく見かける。
ラ・レネットは門前仲町にあるフレンチで、安いのに本場風で美味しいというふれこみ。
内装はなんでもあり。というか、オシャレにしよういう試みは失敗しちゃったけど、逆に子供の修学旅行のお土産を嬉々として飾る家っぽい気楽な雰囲気。ゆえに、地元のおじちゃんおばちゃんが楽しそうに食事をしている。
アミューズにかぼちゃのスープが出た後、まずはブルゴーニュ風テリーヌカンパーニュの小さい方をいただく。
もう一つの前菜は津南豚肉の煮込みと豚耳のから揚げを添えたサラダ。
この日はフロアの人が足りなかったらしく、この料理が出てくるまでにすごーく時間がかかった。
だからか、揚げ物の方が少し冷めていて、脂が強く感じた。
メインはマグレ鳩の鉄板焼きとクリーム煮にとうもろこしのブリニ添え。
とうもろこしのブリニが作り置きっぽい。期待していただけに残念。
鳩はいろんな部位があり、煮込みと焼きが組み合わせてある。
友達は鴨のグリルのイチジクソースで付け合せはゴボウ。
デザートはクーランショコラ+バニラアイス。
中がとろけるチョコレートケーキ。
メニューは魅力的で、組み合わせもよいのに、どれも何かが足りていない。もっと美味しくできるのでは?と思う。
値段も、普通に満足できるまで食べたら、それほど安いわけでもない。グラスワインは銘柄が指定できるまともな味のものは、平均的な価格だった。
中心地から外れた気楽なフレンチということなら、本郷三丁目駅近くのオ・デリス・ド・本郷の方が好み。
久しぶりに和食が食べたくなり、色々と電話をかけるが、当日のためどこも空きがない。
やっと予約が取れたのは六本木の菱沼で、行くのは初めて。
季節の野菜懐石コース(9,450円)にする。
まずはもずく。
ごま豆腐は最近よくあるクリーミーなものではなく、葛のみずみずしさがそのまま生きている正統派。
蟹のたっぷりのったふろふき大根。
お椀は大根もちと海老入り。
刺身。
焼き物は脂が乗っていて、出汁をふくませたような鮭に茸を添えたもの。
炊き込みご飯とアラ入りのお味噌汁とお漬物。
デザートはメロンといちご。
季節の野菜とは、大根のことですか・・・?
どれもきっちり美味しいのだけど、ちょっと地味なのでお値打ち感がない。
季節野菜コースというからには、野菜をもっと前面に出していて、なおかつ物足りなくならないものを期待していたのだけれど、どうやらこれよりお高いコースの肉を抜いただけのものだった様子。
とても落ち着いた店内は比較的広く、年齢層は高い。皆様40代以上とお見受けしました。六本木というよりは日本橋辺りにありそうな店。
グットドール・クラッティーニのウニのパスタは最高に旨い。
生クリームなんて使ってなくても大量の生ウニのおかげでトロトロ。ベースはアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノのようで、少しだけ辛味もある。いままで食べた中で、ここのウニのパスタが最旨かと。
イタリアでもここまでごっそりとウニを入れて、かつちゃんとソースとして麺に絡められるようにしているところには出くわしたことがない。日本のに比べるとウニ自体が硬めというのもあるし、味も弱いのかもしれない。
これはタコのラグー。
パスタに関して言えば、東京で一番好きな店の一つ。現地っぽいとかいう基準でなく、料理として美味しい。とにかく食材をケチったりせず存分に使っていて、青海苔など和の材料も「スパゲッティー屋の明太子スパ」感なく調和させている。
もちろん、アンティパストやセコンドもよい。ただ、給仕の人や店の雰囲気が嫌いという人もいる。あと、シェフのアシスタントに対する振る舞いがきわどくて(殴るけるまでではないそう)、見ている方がぐったりするらしい@カウンター席。興味深い。
そろそろ濃い目のが飲みたくなってきたかも。
左はニュージーランドのピノ・ノワール。安かったけど、若すぎで薄すぎ。
左はビオのボルドー。
恵比寿のレスプリ・ミタニで夕食。
メニューがなく、口頭でその日のメイン2つを説明され、骨付き仔羊のグリルかイノシシの煮込みかを選択する。羊が2人前からなため、別々のものを取ることができない。
前菜もすでに決められているものをいただくシステム。
グラスのシャンパン(銘柄見るのを忘れた)とアミューズのウサギのゼリー寄せをいただきながらよく考える。
ウサギがミンチでなく、ゴロリと塊で使われているのがうれしい。
結局、メインは羊にした。
それにしても、羊かイノシシかというのは、かなり狭い選択肢。同じ「臭いモノ」という箱に入っているので、片方がダメならもう片方もだめであろうと思われる。その場合は、別のもので対応してくれるのか?
自家製スモーク・サーモンのサラダ。
塩気が微量でサーモンのしっとりした感触を味わうもの。
セップのスープは「寒い季節の料理っていいね」という気分になる1皿。濃厚なセップの中にほんのりとシナモンの香りもするポタージュだった。これはまた食べたい。
メインの羊。もちもちで焼き加減も完璧だけど、ちょっと脂がきつく感じた。
つけあわせは野菜のソテー。もう少し工夫があるか、定番のポテトピューレの方がよかったかもしれない。
ケーキなどはなく、フルーツかチーズの盛り合わせ。チーズにする。
チーズも大好きで食べたかったけど、フランス料理後はやっぱり、がつっと甘いものが食べたい。
ワインはラングドックで6,000円。
食後にハーブティーをいただいて、1人14,000円はちょっと微妙。
オーバカナル出身というのが納得できる大好きなタイプの料理ばかりなのだけど、値段を考えると創造性に欠ける気がする。ビストロ的な料理なので、ワインも飲んで10,000円なら通うと思う。やはり、きれいで旨いデザートがないというのも痛い。
あと、給仕の人に愛嬌がないため、雰囲気が硬いのも残念だった。
最近の朝食はもらい物のピーナッツペーストが定番で、これは広尾の外人満載なスーパーで購入されたとか。
丸ごとピーナッツをその場で機械を使ってセルフサービスで挽いてペーストにするもの。塩も砂糖も加えられていないから、料理にも使える。
とうもろこしの粉が入ったベーグルを焼いてカリっとさせたところに、カナダからのお土産としてもらったものの行き場のなかったメープルシロップをどぼどぼとかける。その上からべったりと分厚くピーナツペーストを塗って食べるのが最高に旨い。
パンは近所にあるZhopという店で買ったコーンミールベーグル。
この店は硬いパンが特に美味しく、ゴルゴンゾーラチーズとくるみが練りこまれ、さらに上から蜂蜜がかけられたパンなど、思わずうなる組み合わせ。赤ワインと合わせると絶妙なのだけど、買ったその日に食べないと、こげたチーズや蜂蜜のコーティングのパリっとした感触が味わえず、美味しさは半減する。デニッシュなどはバターが弱く、それほどでもない。でも、黒米のキッシュは秀逸。
売れすぎて辛くなってきたので、通信販売はストップ中という噂もある。
冬になったら絶対にいただくもの。もちろん大人数で。この日は8人(+ピエール・ギャニエールのオープニングで食べて、鍋は入らなかった人1人)なので鍋は2つ。
六本木のマンション2室で看板もなく、ひっそりと営業している石鍋店。とてもわかりにくい場所でも、建物に近づくと胡麻油の香りがする。以前はその臭いのために数年ごとに場所を移動しなければならず、知る人ぞ知るさまよえる店だったとか。
他のメニューもあるのかもしれないけど、みんなコレ以外は食べない。
胡麻油を大量に投入した石鍋とつけダレ。全員、右の卵のタレばかり減る。腐乳が入っているのが旨さの秘訣。そういえば、新宿の隨園別館のラムしゃぶのタレでも腐乳が深みを増すための欠かせない要素だった(あと、大量のニンニクとピーナッツペーストが加えられていたような)。
ニンニクとさらに腐乳を足したり。
入れる具はこれら(写真は3人分)と大量の肉。
まずは熱した胡麻油で豚肉を炒め、
取り出して、今度は牛肉。
いったん肉を取り出してから、水(ダシ?)を入れて、野菜や魚介、練り物などを煮る。
お肉を戻して出来上がり。
これが旨い。そして、本当に腹いっぱいになる。
で、具を食べたあとはラーメンか雑炊にしてもらえるけど、いつもラーメン。いろんな材料から染み出た濃いスープによく合う。
鍋前にはつきだし。ラーメン後には杏仁豆腐のデザートが出るというコース。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |