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代々木公園(代々木八幡)のBracciaはイタリア料理屋。
メニューは紙に書いたもの1枚があるだけで、一番下にパスタが置かれている。日本的に「シメに炭水化物」ということか。
喫茶店の居抜きであろう店内はこじんまりとしている。特に勧められたわけでもないのに居酒屋感覚で全ての皿をシェアしてしまう、そんな店。
つきだしは柔らかいフォカッチャにブルーチーズクリームを塗って、イタリアンサラミをのせたもの。
生ハムやサラミは1枚200円で1枚からオーダーできる。いちぢくのコンポートを添えてくれるのがうれしい。
鯛のカルパッチョ風サラダ。まあ、普通。
イカ墨ソーセージは真っ黒。クリーミーなソーセージでも、あっさり。ブーダンのほうが好きだな。
鶏はきのこソースで。ソースは良い味なのに、鶏は火が通り過ぎて硬くなっていた。
自家製からすみと菜の花のオイルソーススパゲッティは程よい塩加減で美味しい。
カルボナーラはクリームの入らない本格派。
ワインはグラス、デキャンタ共にハウスワインのみで、味もいまいちだったが、ボトルは色々と揃えてある様子。
気を使わずに料理を好きに組み合わせられるところは素晴らしいし、意識は高いと思う。料理人1人、サービス1人ながら、ちゃんと全体に気を配っているところもいい。ただ、また食べたいというような魅力的な料理がなかった。リゾットがなく、パスタもスパゲティーばかりだったのもつまらない。
値段自体は安いが、果たしてお徳かどうか・・・。
近所についでがあれば利用するが、わざわざ行くタイプの店ではないと思う。あともう少し料理の完成度が高ければ、何かと行ってしまいそうなのに。
近くのカフェ、インコでお茶。
かんだの席がなかなか開かないし、店内に待てるスペースもないしで、どこかで30分ぐらい時間をつぶさなくてはいけなくなった。でも、あの辺りにはお茶できる店がない。しかも、猛烈にお腹がすいている。
ということで、たまたま近くにあった上海系の点心と中華料理の店、南翔小籠で前菜とする。
豆苗の炒め。豆苗は新鮮シャキシャキ。しいたけや筍、パプリカなどが入った豪華版で、ダシが効いて旨い。
どうやら小籠包がオススメらしい。なにしろサイトアドレスがショーロンポー.com。
小ぶり。薄いのにしっかりした皮はタレにつけても破けない。中は肉汁&旨み満載。
この小ささだから、ジュレを仕込んで蒸すのだろう。
店は最近どこかから移ってきたらしく、新しい。
気楽な中華料理で、家で食べるようなメニューも多い。どれも美味しそうで、今度はここだけでお腹いっぱい食べてみたいと思う。
集団での会合などによさそう。
元麻布のかんだは和食なのにワインとよく合う料理だった。
金時草のおひたし。赤いのは葉から出た色。
まぐろと山芋はからし醤油で。わさびで食べるのとは、違った味わい。
筍まんじゅうとしゃくしゃくとした歯ざわりの鳴門わかめ。徳島の青柳出身だけあって、徳島の素材がよく出てくる。
まんじゅうには筍がたくさんつまっている。
タイの中オチ(?)部分をあぶったもの。脂がのって、生臭くなく、ワインとも合う。
いさき(?)に甘辛タレをつけて焼いたもの。まこも茸とたらの芽の天ぷらと一緒に。
ご飯モノを食べたくなかったので、アレンジしていただき、再度椀物。
蓮根モチ。
モチとはいえ、蓮根のしゃりしゃりした食感を残しつつ、さらにゴマのぷちぷちで口飽きさせない。
すばらしい~。
くじらのさえずり(舌)と赤身のハリハリ風。
さえずりは珍しいそう。脂はあって、味は肉なのに軽い。
自家製イチゴミルクアイス。
満足です。
原宿にあるタイ料理、カフィア・ライムでは常連と言っても差し支えないだろう。
カジュアルな店内で小奇麗なタイ料理がいただける。
定番、パパイヤのサラダ。
鶏肉の生姜炒め。
エビのレッドカレーは濃くて旨い。
飾ってあるタイのヴィンテージ映画ポスターも見もの。
コレクターの人がいるらしく、たびたび変わる。
辛いもの好きなので、エスニック料理は好きだけど、季節が変わってもメニューに変化がないのがつまらない。
またまた霞町すえとみへ。最近、エンゲル係数高すぎかも。
まずはよもぎ湯葉の上にウニをのせたもの。
膜感のない湯葉はよもぎの香りと豆乳の甘さが広がる。
鯛の白子はわさび葉と一緒に。
桜の葉でもち米と蛤を包んで蒸したもの。家では思いつかない料理だし、プレゼンテーションも素敵。桜の葉や蛤の香りとほんのりした塩気が絶妙の組み合わせ。
お吸い物。大根(?)が桜の花びら型に切られている。
この白いもっちりとした魚はなんだったっけ?
鯛とあずき??(なんだっけ?魚の名前って覚えられない)のお刺身。
このあずきなんとかはとても東京では珍しい魚だそう。脂がのっているのに切れがよく、歯ざわりもよい。
鯛ももちろん旨い。刺身は包丁の入れ方によって味や感触が変わるから、やはりちゃんとしたお店で食べるとおなじみの魚にも感動がある。
筍。
前回同様、脂ののりまくった鱒。手前は卵(?)に酢味噌がかかっている。
アワビのてんぷらは肝ソースで。これも前回同様。
ホタルイカのゼリー寄せ。ゼリーは酢がきいたもの。
鯛と花山椒のご飯。相変わらず塩加減が好み。
ご飯と一緒に初鰹のたたき。まだ脂がのりきっていないので、味付けのあるご飯と食べるのがちょうどよい。
苔むした石のような風情の葉わさびのシャーペット。
おなじみ蓮根もち。
薄めた濁り酒のゼリーとマンゴー。
ほんのり甘くてまろみのあるゼリーが美味。
前回とあまり日をおかずに行ったので、重なるメニューが多かったけど、2度目にさらに美味しさを再確認できる料理なので、楽しさは変わらなかった。
確実に満足できる店があるというのは頼もしい。
丸ビル36階のモナリザへ。
実は税別6,800円という気楽なコースもある。
前菜2皿とメイン1皿にデザート。
シャンパンと一緒にトマト風味のカナッペ。
アミューズはグリンピースのクリーム。豆の食感が感じられる。カリッカリに焼いて細かく刻んだベーコンが散らしてあるのだけど、臭みが取れていて、邪魔にならない。
前菜1皿目はホワイトアスパラと手長海老の温かいサラダ仕立て。
手長海老が水っぽくなく、絶妙な半生さ。
ミモザのような入り卵が、味に重みを加える。
この日一番だということで友達と合意。
前菜2皿目は菊芋のポタージュの下にフォアグラのフランが敷かれたもの。
スープだと寂しい気がするけど、このポタージュは濃厚で、食べたという満足感がある。
友達の2皿目はアナゴをナスで挟んで揚げたもので、ゴボウのソース。
メインは仔羊のロースト、ガーリック風味。
チーズを頼む。
ヤギとウォッシュ。
もう少し変わったチーズがあってもよかったかも。
デザートはあっさりと、ピンクグレープフルーツとヨーグルトのソルベ。
プチフールはチョコレートとグレープフルーツピール。
ワインはグラスでも赤白数種類ずつあるので、料理に合わせていただいた。
どの皿も繊細で、組み合わせもよい。火の通し加減が完璧なところがフランスのちゃんとした店の料理を思い出させる。
季節が変わったら、また行こう。
青山のPIERRE HERMEでは4月1日から15日までマカロン・フェア中。
普段はない味のマカロンがたくさん揃っている。
他は210円なのに、1つだけ368円なのが白トリュフとノワゼットのマカロン。
これはずっと前に食べたことがあって、再登場を待ちわびていたもの。ちゃんと“白”トリュフの香がして、真ん中にノワゼットが入っていて、小さいながら複雑なのです。
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