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2006年5月29日 (月)

イル・プリモ

中野のイル・プリモはよしながふみのマンガに出ていて一度行ってみたかった店。駅からは遠い。入り口前に昔ながらの冷蔵庫が置かれている古い喫茶店のような店内は15人も入ればぎゅうぎゅうに。
でも、その冷蔵庫にはプロフェッテロール、ティラミス、タルト、クレーマカタラナ等のデザートが何種類も入っていて、盛り上げる。

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マンガに載っていたメニューから、魚介のバジルソース。

Primo2

ちゃんと新鮮なタコとイカ、エビがとろみのあるバジルソースであえてある。ソースは酸味だけでなく、甘味があるのが独特。
このバジルソースが瓶詰めで売ってたら買うね。

Primo3

アナゴのトマトソース。これは酸味が強い。

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これまたマンガにあったメニューで蟹入りリゾット。

Primo5

蟹味ががっつりするトマトソースはクリームが入っているのかこってり。

Primo6

ウニのスパゲティー、サルディーニャ風。アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノにウニが加わったもので、今まで食べたウニのパスタの中で最高のウニ量。オイルソースで存分にウニをのばしたうえに、ごろごろとウニ。
これが2,000円しないってのが住宅地価格か。

Primo7_2

他のテーブルを見ても前菜とプリモのみという頼み方をしている人がほとんど。だからかセコンドの品数は少ない(それゆえの店名か?)。
ラムチョップはルッコラソース。ルッコラの苦味はあまりしない。

Primo8

ピッツァ・マルゲリータ。パリパリで、ローマ風というかアメリカ風というか。

こういう店が家の近くにあると、とても使えると思う。土曜の夜は予約をしていない客は断られていた。
肉料理やピッツァはわざわざ不便な場所に食べに行くほどではないけど、蟹リゾットとウニパスタは恋しくなるだろう。
この後、さらにモッツァレラ入りトマトソースのスパゲティーを食べたけど、それは普通だった。

デザートのチョコレートケーキはしっとりしていて好きなタイプだし、ティラミスも濃くてよかった。

2006年5月22日 (月)

トルナヴェント

西麻布のイタリアン、Tornaventoは新しい店っぽい。北イタリアの料理がメインの様子。
店内は小奇麗でも、変にすかしていない雰囲気で、客層も幅広い。この雰囲気でこの値段(女子3人が腹いっぱい食べて、ワインもボトル&グラスで頼んで、1人1万円ぐらい)というのは使える。

Torna1

うっかり写真を撮る前に分けてしまった前菜はフリットミスト。
フリットが天ぷら式だとカラっと揚がっている店がほとんどなく、やはり天ぷら屋にはかなわないと思ってしまうので、フリットなら細か~いパン粉で揚げたものの方が好き。
ここのは好み通りでよかった。

パンも自家製らしいフォカッチャとでかいグリッシーニ。
フォカッチャは表面が乾燥しているものを平気で出してくる店も多い中、ここのはフワフワで旨い。

Torna2

前菜2皿目はトリッパ。

Torna3

とてもさっぱりしていて、内臓の脂臭さは全くない。

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パスタは冷たいカッペリーニ。ウニと蟹が具で、ジュレとからすみがかかっている。
これ自体は美味しいと思うが、やはり冷製のパスタって、真夏に食べるショートパスタのインサラータ以外は馴染めない。

Torna5

鴨のラグーのタヤリン(細い手打ち麺)にフォアグラをのせたもの。
フォアグラがなくてもよいかもしれないぐらい、鴨のラグーが十分に味わい深い。

Torna6

魚が見えないけど、白身魚のアクアパッツァ。

Torna7

ラムチョップ。脂の切れがよい。

Torna8

デザートにミント、トマト、バナナのジェラートを選ぶ。
どれも素材の味ががっつりして、トマトなんか青臭いぐらい。
これだけで売ってても買うね。

全体として、軽めながら味はしっかりとしていて、また行きたいと思うのだけど、サービスの人の不慣れさが気にかかる。
決して失礼ではなく、とても丁寧で気を使ってくれるのだけど、「量はどのぐらいですか?」という基本的な質問に、「それぞれ基準が違うので、なんともいえない」という答え。
まだ統計が取れていないのかもしれないが、メンバー構成を見て、どのくらいの皿数をどういう組み合わせで頼むのがオススメなのかをわかっておくべきではないかと。
別に合わなかったとしても、責めないからさ。

2006年5月16日 (火)

タイ・フェスティバル

代々木公園で開かれたタイ・フェスティバルには39店のタイレストランが屋台を出していた。
13時頃についた時にはまだ余裕があったけど、1時間後には激混み。午前中なら少しは楽に飲み食いできたのかも。

普段はいけない場所にあるお店を中心に屋台を選ぶ。

Taifes1

「本当に辛いのはここだけです」という看板を出していた川越ランマイの屋台で、中でも一番辛いという南地方のカレー(筍とインゲンが具)と鶏と青パパイヤが具のレッドカレーを買う。500円。

宣言通りしっかり辛くて、特に南地方のは舌が痛いほど。
川越でなければ、行ってみたい。

Taifes2

名前を覚えていない店のタイ風カレーラーメン。
確かにタイカレーだしラーメンだけど、化学調味料臭が強すぎた。

どこの店でも長蛇の列なのはラーメンや汁ビーフンの購入窓口。
日本人のラーメン好きを再確認。

Taifes3

ソムタムはいろんな屋台であったが、半分は作り置き。
南浦和イサーン・タイではその場で作ってくれ、辛さも調節してくれる。

Taifes4

すり潰し汁が満載のソムタムはフレッシュだ。

Taifes5

イーサン食堂もその場で炒めたり焼いたり。

Taifes6

割り箸を指した炙りソーセージは粗挽きで、本場っぽい。350円。一緒にくれる生姜をかじりながら食べる。

他、タイビール(シンハー、プーケット、チャーン)やタイデザート、果物を食べられる屋台や、食品も含めた物販の屋台もたくさん出ていた。
その場では混雑しすぎで、品数を揃えてゆっくりと食べるのが難しいので、近くに住んでいたら容器を持参し、入れてもらって家で食べてもよいかもしれない。
食べ物や材料を買って、その日のうちに家でタイ・フェスというのもやりたいものだ。

できれば、色々な屋台で同じ料理を頼み、食べ比べというのもしてみたかった。

2006年5月 8日 (月)

銀座 カンセイ

野菜が美味しいという評判のカンセイ、銀座店で食事。
コースもあるが、胃の調子が良くないため、アラカルトで軽めにいただくことにする。
本当は野菜料理だけ何皿か頼みたいぐらいだけど、許してもらえなさそうな雰囲気だったので、前菜とメインを1皿ずつ。

Kansei1

九条ネギのポタージュがエスプレッソカップ(しかもラヴァッツァの)に入っていた。けっこう濃厚。

Kansei2

パンは4種類、バターは自家製。

Kansei3

これを食べにきたとも言える白アスパラ。今まで食べた中で最高の太さ。普段の2倍はある。フランス産だそうで、甘さとエグ味が強い。

Kansei4

これは長野(?)の豚の生ハムだそう。
香はハモン・イベリコっぽくて、良い具合に熟しているのに、塩がキツすぎる。オリーブも塩辛すぎるからワインを飲んでも厳しい。

Kansei5

メインが魚1種類(でも味付けは2種類から選べる)と豚か牛かしかなかった。
白金豚を頼む。
焼き具合もよいし、脂がもたれない素材の良さはあるのだけど、ここでしか食べられないというものでもないだろう。

Kansei6

デザートにマンゴーブラマンジェにヴェルヴェーヌのジュレを添えたものを頼んだのだけど、これが不味かった。
ジュレが溶けちゃってるし、そもそも、マンゴーとヴェルヴェーヌが合わない。なんだか生魚みたいな臭みが出てきていた。
ブラマンジェ自体もマンゴーの味がせず、南国の果物のまったり感だけが抽出された感じでもあった。

Kansei7

友達はどんぐりのアイスと自家製ケーキ。どんぐりのアイスが少なすぎ。

Kansei8

何コレ?プティフール?

デザートを残して、さすがに「不味いから」とは言えず、お腹いっぱいということにしておいたから、食べられないだろうと思ったのか?

白アスパラは美味しかったけど、目を見張るような料理はなかったし、とても割高だという印象。シェフは人がよさそうだったけど、それ以外のサービスの人たちはかわいげに欠けていた。
店の作りもシンプルで、ちょっと前にあった中目黒辺りのオシャレカフェ風。
ワインも高いです。

2006年5月 1日 (月)

オーバカナル

久しぶりに溜池山王にあるアーク森ビル内のオーバカナルで食事。一時は2週間に1回ぐらい来ていたものだった。

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プリフィクスのメニューで、前菜はホワイトアスパラと生ハムを選ぶ。
さすがの量。ここはポーションが大きいと思い出す。

写真を撮り忘れたメインは仔羊のロースト。付けあわせが色々な焼野菜だった。この日の気分は正統派なジャガイモピューレだったので、ちょっと残念。
なんとなく料理が以前より小奇麗になった気がする。ボリュームは相変わらずだけど。

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デザートはプロフェッテロール。

ここはハウスワインにちゃんと飲めるものを提供していて安いので、最終金額に割安感がある。

チェンマイ

日比谷のタイ料理屋、チェンマイ

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席に着くとエビせんを出してくれる。

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トムヤンクンは1人前でも2人で食べるのに丁度よい量だった(でも、エビは1匹だけ)。
ここのは東京で食べた中で一番辛い。むせるほど。

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揚げ春巻きもしっかり辛い。

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ソムタム。他の店ではサラダ系が最も辛いのだけど、ここでは口直しになるほど他のものの辛さが強烈だった。あえて辛いものばかり頼んだのだけど、期待以上。

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蟹のカレー炒めは卵が入っているからまろやか。

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太麺のビーフンにはなぜかたくわんがのっていたが、不必要。

久しぶりにがっつりと辛いものを食べた。

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