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2006年9月 8日 (金)

タイユヴァン

9月5日パリ出張最終日、飛行機に乗る前の昼食をTAILLEVENTで取る。

Tail1

内装は木を基調としたモダンな感じ。
名家の40代夫婦の家といったところ。

年配の男性客が多い。
ヨーロッパのこういう店は昼でも女性客のみのグループは少なく、男性が多数を占める。
そして、料理業界関係者なおやじ1人客がかならずいる。

1:30には満席。年齢層が高く、店内の写真を撮るのがはばかられた。

Tail2

右上にある紙は年別ワインの出来をチャートにしたもの。
小さくて便利。

Tail3

まずはチーズのプチシュー。

Tail4

これはこれで店ごとに違う。
シャンパンと一緒にいただきながらメニューを決める。

Tail5

水はシャテルドン。

デグスタシオンのコースは140ユーロのものと、190ユーロのものがある。
アラカルトのメニューも魅力的なものがあり悩んだが、デグスタシオンの190ユーロの方にしてみる。

Tail6

パンは1種類。
もちろん美味しいが、パリでまともなパン屋のはどれも美味しい。

Tail7

バターはさすがに甘さが際立っていて旨い。

Tail8

テーブルの花もモダン。

Tail9

Tail10

1人なので、ハーフワインにする。
ソムリエのオススメで選んだのはブルゴーニュのPOMMARD GRANDS ESNOTS(MICHAEL GAUNOUX)の1999年。

Tail11

70ユーロ。
隣のおやじが覗きこんで「いいワインだ」と。

際立ってベリー系で酸味が強い。

Tail12

アミューズはノワゼットのスープ。

Tail13

とてもよい香りと濃厚な味だけど、ノワゼットかと言われると?
クルトンが薄くパリパリで、口の中に入れたときに邪魔にならない。

Tail14

前菜の1皿目はイチョウガニ。

赤ワインの前にグラスでブルゴーニュのシャブリをいただく。

Tail15

Tail16

蟹をアネット風味のレムラードソース(マヨネーズみたいなもの)で和えてあるもの。
酸味のほとんどないソースで強調された蟹と、まろみと香りの素晴らしい白ワインが絶妙な組み合わせ。

Tail17

ランゴスティンのロティー。

Tail18

下に柔らかく火を通されたアーティチョークがいる。

Tail19

半生でとろける。クミンのようなスパイスが使われていた。

Tail20

魚はマトウダイ。

Tail21

細切りのバジルをのせ、かすかに衣を付けてソテーしたもの。
日本人的にはもう少し焼きがあまくてもよかったかも。タイのギシギシした歯ごたえが気になった。

Tail22

目の前でいちぢくの葉から出されるメイン料理。

Tail23

フォアグラです。
いちぢくのコンポートを一緒に。

Tail24

絶妙な焼き加減。

Tail25

もちろん、いままでで最高のフォアグラ。
口飽きさせないのに、まったりとした芳香がある。ほんとうにとろける。

Tail26

いちぢくにはシナモンが刺してあった。味や香りを強く感じるほどではないアクセント。
フォアグラには、やはりいちぢくが最もよく合うと思う。これぐらい重くないと負ける。

Tail27

羊のチーズをケーキ状にしたもの。

Tail28

下に振りまかれたのはトウガラシ。
羊チーズならではの臭い、甘味と塩分が上手く組み合わされたケーキと、さくらんぼのジャムのさわやかさ、トウガラシのほんのりとした辛さと複雑な構造が成功している。

Tail29

上にはパルミジャーノをパリっと焼いたもの。
カリカリしたものを加えるあたりも抜かりなし。

Tail30

デザートは1度に運ばれてくる。

Tail31

チョコレートだけのミルフィーユ。
やはりフランスのチョコレート菓子はきっちりと濃くてよい。

Tail32

ミラベルのコンポート。きんかんのような感じ。

Tail33

白ワインのソルベを添えて。

Tail34

ソルベをコンポートに入れて食べる。
蓋のパイがまた旨い。上質なバターがふんだんに使われて、中に浸して食べるとうっとり。

Tail35

プチフールは普通。
コーヒーも普通。

とにかく、料理、サービス、ワイン、店内のしつらえ、全てが完璧で長年三ツ星を維持してきたのがよくわかる。ブレがないところが、おやじ達が常連になる理由だろう。
前回のムーリスと比べると、あそこが二ツ星でここが三ツ星なのはさもありなんというところ。
個人的には、どこか笑っちゃうような面白さがあって欲しかったかなという気もする。
そして、ワインはやはり素晴らしい。

総額はチップ入れて333ユーロ(成田の換金レート:1ユーロ=153.87円)。
12:30に入って、15:30に終了。

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