ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション
六本木ヒルズにあるラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブションで狼藉。
シャンパンと一緒に、イベリコのチョリソーをのせたオリーブフォカッチャ。
パンが籠に山盛り。
バターは頼まないと出ない。美味しいので、頼まないのはもったいない。
ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ。
この脂の甘さ。
生ハムでは世界一です。
小さいグラスにガスパチョ。
6300円のコースにしてみる。
蟹、アボガド、青りんごとそば粉のガレット。
青りんごのさわやかな甘酸っぱさ、そば粉のぐんにゃり感を残しつつパリっと焼いたガレット。
上に乗っているのはオマールのクリーム。
秋刀魚となすは友達の前菜。
秋刀魚は皮面だけ焼いて、あとは余熱で火を通したというだけあって、半生。
なすは揚げた後に出汁を煮含めたそう。
間にトマトが挟んであり、酸味を加える。
クミンの効いたカポナータの上に地鶏卵の温泉卵。
80度で1時間かけて作られた半熟卵にうっとり。
黄身が濃い。
栗のスープにフォアグラのフランを沈め、トリュフを散らしたものは友達がアラカルトで頼んだもの。
メインはうずらのキャラメリゼに有名なじゃがいものピュレ添え。
粒が舌に触らないほどになめらかで、上質なバターの余韻が楽しめる。
日本と中国の醤油を加えて甘辛に仕上げたうずら。
ワインはグラスで。
これはサンジョベーゼなのにエグさや酸味が控えめ。
コースとは別でチーズを3種選ぶ。
チーズにはレーズン入りのパンをこんがり焼いて。
デザートは無理やりお願いして、栗のものをいただく。
モンブランで、パッションフルーツのソースとキャラメルのソースがついていて、2度美味しい。
パッションフルーツと栗の組み合わせは甘酸っぱくて爽やか。
キャラメルのソースとキャラメルを固めたものはこってりと。
メレンゲ、クリーム、栗クリーム、デザートまでも完成度が高くて盛り上がる。
ピスタチオのジェラートとマカロン。
ジェラートに使用するピスタチオは、ミキサーにかけると油が出てしまうので、手で刻んでいるとか。
マカロンを都内で食べるなら、ここかピエール・エルメ。
(2007年に入ってからも何度か訪れたところ、マカロンを作るパティシエが変わってしまったとのこと。正直、新しいシェフのマカロンは食べなくてもよいです)
金額を考えずに好きに食べたからというのも大きいが、相当に楽しかった。
どれも工夫を凝らした料理だし、グラスのワインも充実。カウンターということを利用して、色々と聞いて、アレンジしてもらうべき店かと。
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