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2007年2月 8日 (木)

カ・ノーリ

恵比寿、男祭りなイタリアン第3弾。
蟻月やピッリョリー・ド・ルル、フレーゴリがある辺りにあるカ・ノーリで。

Canori1

バーニャカウダ。野菜の種類が多い。
つけダレ(ってのもなんだが)がたっぷり来るので、パンを浸して食べたり。

Canori2

マテ貝の炭火焼はカポナータを添えて。
貝そのまま。漁港の直売場のような香りがする。

Canori3

ココアのタリアテッレの蟹トマトソース。
ココアの風味がうっすらとするのだけど、ココアである必然性が感じられない。

Canori4

マスカルポーネとくるみのラビオリは玉葱たっぷりのトマトクリームソース。

Canori5

くるみが香ばしい。

Canori6

山鳩半羽の炭火焼。
ズッキーニとシイタケの炭火焼を添えて。

Canori7

やっぱりちょっと足りないと追加で前菜の中から頼んだのは、豚肉のコンフィ。エジプト豆のピューレ添え。
これ、前菜ってのはうそでしょう。
脂部分も含めてぐるりと巻いた巨大な肉塊。

Canori8

リコッタタルト。

Canori9

ピスタチオのクレームブリュレ。

2人でそれぞれアルコール類2杯、ハーブティー1杯と水小ボトル1本ずつ。
それで合計18,500円くらい。

風邪をひいていたので、味についてはなんともいえないけど、ちょっと塩がキツめながら普通に美味しかったと思う。
ただ、店に活気というのもがなく、なんとなくリピートしたいと思わせるものがなかった。
味については近所のフレーゴリと比べて大差ないと思うし、男二人というのも同じ。でも、あちらには賑わいが感じられ、リピーターも多い。
テーブルが小さく低すぎることや、ちまちまとした配置など、カ・ノーリの店の作りも人々の盛り上がりを制御する役割を果たしているのではないかと思う。が、それ以上に、男二人がおだやかすぎる気がする。客を楽しく転がしてくれないのだ。
たとえば、蟹トマトソースに合わせるパスタがなぜココアなのか?もし気の利いた注釈の一つもつけてくれたら、それだけで納得して、ベストな組み合わせかのように感じちゃうもの。メインが炭火焼の肉だけってのも、説明がないと手抜きに感じられて寂しいものだ。他のサイトを見ると、どうやら野菜にもこだわりがあるみたいだし、色々と工夫がある様子なのだから、もっと俺流な押しの強さを期待したい。
ワインの種類も少ないが、同じ少ないでも、少し偏って、「俺が俺の料理に合うワインを集めた」ぐらいの方が魅力的だ。

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