« 尾張屋 | トップページ | トロワザムール と 天草大王 »

2007年6月18日 (月)

ル・ジュー・ドゥ・ラシエット

恵比寿のル・ジュー・ドゥ・ラシエットでランチ。
場所はずーっと前はオ・コション・ローズで、それが名前と形態を変えて、その後さらに名前を変えた店だったところ。
内装などは直前の店とほとんど変わっていない。

Lepre0706161

ランチコースの、食前酒(各種選べる)・前菜・メイン・デザート・お茶のプリフィクスで3,500円をオーダー。
その日の夜に予定がなければ、前菜2皿・魚・肉・デザート2皿・お茶の5,500円をぜひ。

Lepre0706162

食前酒として頼んだグラスのシャンパンはディエボル・ヴァロワのブラン・ド・ブラン。

Lepre0706163

前菜はアジのマリネ、インド胡椒風味、塩のジュレと水茄子添え。

Lepre0706164

モン・サン・ミッシェルの塩のジュレ。
それぞれを単独で食べるより、アジ、ジュレ、野菜を一緒に口の中に入れて初めて完成される。

Lepre0706165

友達の前菜は冷たい夏野菜と鶏のコンソメ、ウニと一緒に。
コンソメにはトリュフオイルが加えられていて、まずはそのトリュフの香りが広がり、次に野菜の爽やかさ、たたみ掛けるようにウニの旨味がやってくる。

私が頼んだアジのマリネの構成といい、計算されつくされた美味に盛り上がる。

Lepre0706166

メインは仔ウサギのもも肉のロティとそのジュー、空豆のピューレ詰め。
独特のクセは控えめだが、それをピューレが補う。

Lepre0706167

友達のマダムビュルゴーのシャラン鴨もも肉のソテー、白と赤のソース。
白は玉葱すりおろし、赤はビーツ。
このマダムビュルゴーの鴨はトゥールダルジャンも使っているという。
ちょっと焼きすぎではあったが、わざとなのか?と思わせるほどに薫り高い鴨。締まった身と旨味が凝縮された脂。

まだまだ食べなきゃいけないものが世の中にはたくさんあるのう。

Lepre0706168

甘めの食後酒をお願いしたところ、ずらっと並んだ瓶たち。

Lepre0706169

40年物のポート、Quinta De Santa Eufemia。

Lepre07061610

黒蜜かと思われるほど濃厚なペドロ・ヒメネスのシェリー。

両方とも、甘味はあるのに酸味もしっかりとしているので、口の中にべったりと残ったりしない。

Lepre07061611

デザートは青梅のスフレ、バニラアイス添え。

Lepre07061612

ふわふわミルクレープ、ソルベショコラ添え。

もちろん、デザートまできっちりと美味。

料理の素晴らしさはさることながら、何気なく飲み物を注ぎたしてくれたりする心遣いや、さわやかに客を転がしてくれるサービスにもやられた。
通いそう。

« 尾張屋 | トップページ | トロワザムール と 天草大王 »

東京:フランス料理」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

カテゴリー

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ