ラ・マティエール
神楽坂のフレンチ、ラ・マティエールでランチ。
前菜とメインが選べ、本日のスープとデザートが付く3,150円のコースにする。
ランチは前菜なしで2,100円のコースから。
海の幸のタルタルサラダ、アンチョビ風味。
タコやホタテ、海老などがごっそりと。アンチョビはあっさりめ。
友達はヤリイカのブイヤベース風テリーヌ、じゃが芋とインゲンのサラダ、バジルの香り。
イカのワタも混じっていて、ちょっと和風な旨味もある。
この日のスープはグリンピースの冷たいスープ。
具はないし、しゃばしゃばとしたスープなのに、グリンピースの豆らしい舌触りを感じるほどの素材感。
ただ、ここまで多くないほうが、美味しい余韻に浸れたかも。
自家製塩漬けバラ肉の網焼き、ラヴィゴットソース。
脂がたっぷりと付いたバラ肉の重さを酸味の効いたソースと焼き目の薫が和らげる。
友達は骨付き仔羊のポワレ、ケイパーとドライトマトのソース。
デザートは選べず、もれなく黒胡麻のブラマンジェとバニラアイス、黒糖ソース。
どの皿もしっかりしたボリュームで、南仏を思わせる野菜やハーブを多用した日本人に好かれる作り。家の料理に応用できそう。
こじんまりとした店が神楽坂に馴染んでいて、町のフレンチといった風情。
個人的には、ちょっと親しみやすすぎるかなという感じがする料理だった。美味しいのだけど、遠征する必要はないかなという。ついでがあれば候補に挙がる店ではある。
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