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2007年7月24日 (火)

ル・ボヌール

この人がここまで言うなら旨いに違いないというオススメを聞き、代々木公園のレストラン、ル・ボヌール

前菜とメイン、デザートを1皿ずつ選べるプリフィクスのランチコース、3,500円。

まずは自家製の梅酒をスパークリングワインで割った食前酒をいただきながら。

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マンボウのセロリ風味。

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マンボウって初めて食べたかも。
まず、炭焼きの香ばしいさが口から鼻にぬける。マンボウ自体はクセのないさらっとした味。
内臓部分なども入っているため、ハチノスなどにも似たコリコリとした歯ざわりがある。

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ハーブ盛りだくさんのグリーンソースと薄く削いだセロリ、インゲンやオクラ、セロリのジュレ。
全てが合わさると一口で唸らせる美味しさ。

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友達のは、ズワイガニとアボガド、パルミジャーノのミルフィーユ。
砕いた胡桃が入っているのがアクセント。
オランデーズっぽいソースとパルミジャーノ、蟹の組み合わせがアメリカでありそうな一皿。

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これがコーンスープです。

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さらっとしたコーンポタージュをソルベ状にしたもので、こんがりと焼いたコーンが口飽きさせない。

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これもコーン。
漉した時に残ったものを低温で焼いたそうで、むちゃくちゃトウモロコシ。
1つの材料を色々な形で食べさせてくれる。

スープでこんなに楽しませてもらえるのは珍しい。

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和牛頬肉とプラムのミジョテ、ポルト酒風味。

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よく煮込まれた肉は味が抜けた感じがない。程よい甘さのある濃厚なソースと。
普段、牛肉の煮込みは途中で飽きてしまうことが多いのだが、生のプラムのフレッシュな酸味のおかげで、最後まで夢中で食べつくした。

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友達は白金豚のパナッシェ、グラチネ。
これも脂を重く感じさせないスパイスやハーブの使い方が絶妙。

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デザートは焼きたてのガレット、メープルとショコラ風味。

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ナッツがたくさん入った熱くてカリッカリのガレットにアイスがのる。

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友達はサクランボの熱々ショコラ、マジョラムのアイスクリーム。

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サクランボとショコラの柔らかさが同じくらいで、バラバラになったりしない。
マジョラムアイスも「マジョラムってこういう味だったよねー」という。

量は多くないが、少なくもなく。
どの料理も思わず語りたくなる内容の濃さだった。他の料理も色々と食べたい。
手帳を出して、次に来る予定を考えてしまった。

グラス赤ワインとコーヒーをいただいて、1人約5,500円。
金額以上の満足度。

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