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2007年8月15日 (水)

モナリザ 丸の内

ランチは初めて。
丸ビルの36階という場所だけに、景色が素晴らしい。

コースは3,500円のビジネスランチから10,000円まで4種類。

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アミューズ・ブーシェ。
皿と料理の色の組み合わせが素敵。

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蟹とディル、下のオレンジのは人参のムースだっけ???(パプリカ??)
そしてジュレ(何の?)

ここのアミューズ・ブーシェはいつも、一口で「うまーっ!!」と気分を盛り上げてくれる。
でも、引き続く美味に、細部を忘れてしまうのだよ。

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いつものテタンジェのシャンパン(猛暑の昼間にはちと重い)の後は、グラーブ、クロ・フロリデンヌの白。
青みを帯びた色そのままの味で、夏向き。

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冷製トウモロコシのスープ。
さらさらしているのに驚くほどがっつりとトウモロコシ。
こういう馴染みのものでさえ、ここまでの味は家では作れないと思わせる仕上がり。

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真イワシとジャガイモのパイ包み焼き、アンチョビとラビゴットソース添え。

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鉄っぽいイワシの味はそのままでも、ジャガイモやドライトマト、アンチョビと合わさると臭みが旨みに変わる。
それを包むパイも良質のバターが芳しい。

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友達は、プレスした野菜のテリーヌ、魚介のソース添え。

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メインは仔羊のロースト、軽い燻製の香り、焼き汁とともに。

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燻製香が羊の味をより濃厚に感じさせる。

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こちらのメインはいさきのポワレ、シェリーヴィネガー風味のソース。
酸味が効いて南仏風。

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こちらはうずらとアスパラガスのグリエ、サラダ仕立て。
レンズ豆やポーチドエッグ添え。
うずらの味が濃ゆい。

メイン3種はどれも焼いたもので、薄茶色のソース、添えられたのは野菜とサマートリュフなのだが、それぞれが全く違う味わい。

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仔羊に合わせていただいたのは、モナリザラベルのChateau de Musset、ラランド・ド・ポムロール。

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口直しはマンゴーのスープ。
まんまマンゴー。

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デザートは白桃好きな友達のためのスペシャルで、丸ごと白桃コンポートに黒胡椒のアイスがのり、周りは白桃ジュレ。
黒胡椒のアイスは説明されなくても黒胡椒とわかるほどにピリッとしているのだけど、ちゃんと甘くてクリーミー。
全てを合わせて口に入れると、最初に黒コショウ、続いて白桃と時間差でやってくる。

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プティ・フールはいつものオレンジピール、グレープフルーツピールとチョコ。

モナリザはここで食べることが目的となるレストラン。
祝いの食事やフランス料理を食べなれた年配の方をお連れする場合にも間違いがない。
素晴らしい料理をいただけ高級感のある一流店なのだが、金額設定が抑え目だし、客を緊張させることのない居心地のよいサービスがある。

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