« 2007年8月 | トップページ | 2007年10月 »
シャンパーニュの会ではビュッフェだったため、食べた気がしない。
しめるために六本木ヒルズのラトリエへ移動。
軽く野菜料理をいただくことにする。
パプリカフランの上にトマトをじっくりと長時間かけて越した汁(すえとみでいただいたことがある)の泡。
泡は白いのに濃厚トマト。
ここはパンも楽しみ。
ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ。
スープをお願いしたら、ジャガイモの温かいスープ。
スープだけだとネギが強く主張するのだけど、上のサーモンと一緒に口に入れると丁度良い具合になる。ちゃんと計算されてます。
リクエストした野菜料理はこのような形で。
細かく包丁が入れられたイカがやわらかくて甘い。
デザートはピスタチオのアイス。
カリフォルニア、マリマー・トーレス・エステイトのピノ・ノワール。
いかにもなピノ。
友達は白、シャトー・イヴォンヌのソーミュール・ブラン。
こんなものや、
こんなものもありましたが、
メインは
こちら。
出張から帰ってきた次の日、時差ぼけの中で参加したのが「第13回シャンパーニュの多彩な個性を楽しむ会」。
シャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会日本事務局主催の色々なシャンパーニュを飲める会で、アニヴェルセルのシャンパーニュコースを受講した友達からお誘いいただき、楽しみにしていたもの。
毎年違うホテルで開かれるそうで、今回はリッツカールトン東京。
プレスの方々は招待のようだけど、一般の参加者は会費25,000円。
年々高くなっているそう。
元は取れるでしょうか。
立食のビュッフェなので、料理はまあ普通。
でも、こんなシャンパーニュのコーナーが4つもある。
シャンパーニュをその特徴で、エスプリ、ボディ、ハート、魂の4つに分け、それぞれのカテゴリーを時間差で空けていく。1種類が2本ぐらいしか用意されていないので、早いもの順。1つのグラスを使いまわして、少しずつついでもらう。
サロンなんかは行列ができ、うかうかしていると飲みそびれる。
今回飲んだのは、
(エスプリのシャンパーニュ)
Pierre Moncuit "Cuvee Hugues de Coulmet"
Beaumont des Crayeres "Fleur Blanche Blanc de Blancs Brut Millesime 1999"
(ボディのシャンパーニュ)
Louis Roederer "Brut Premier"
Boizerl "Brut Reserve"
Pannier "Brut Selection N.V."
Cattier "Blanc de Noirs Brut"
(ハートのシャンパーニュ)
Joseph Perrier "Cuvee Royale Brut Rose"
Pannier "Brut Rose"
Louis Roederer "Brut Vintage Rose 2000"
Delamotte "Brute Rose N.V."
Rene Geoffroy "Premier Cru Cumieres Rose de Saignee NV"
Philipponnat "Sublime Reserve Sec 1995"
(魂のシャンパーニュ)
Drappier "Cuvee Charles De Gaulle 2002"
Bruno Paillard "1996"
Henriot "Cuvee des Enchanteleurs 1995"
Vilmart et Cie "Premier Cru Rilly La Montagne Coeur de Cuvee 1998"
Krug "Grande Cuvee"
Taittinger "Prelude Brut Grand Cru N.V."
Fleury Pere et Fils "Fleur de l'Europe"
Salon "Blanc de Blancs 1996"
Canard-Duchene "Grande Cuvee Blanc de Noirs"
Cattier "Brut Clos du Moulin"
他にこの3倍ぐらいありました。
クリスタルは間に合わず、飲めなかった。
やはりサロンは圧倒的。クリュッグが平凡に思える。
ここで初めて知った銘柄で、とても美味しく印象に残ったのが、Canard-Duchene。
Grande Cuvee Blanc de Noirsはナッティーで個性的、最初の一杯には強すぎるが、その後はメインまでいける。
購入できるところが限られているようだけど。
夕方に飛行機に乗る前にミラノ市内で昼食。
トスカーナ料理のトラットリア、Torre di Pisa(Via Fiori Chiari)。
昼間でも薄暗い店内は2時ぐらいになると近所で働いているらしいスーツの男性客でいっぱいになっていた。
やはりトリュフがメニューにあった。
タリオリーニをバターに絡めて、トリュフをかけたもの。
35ユーロ。
すごい強力。店を出た後もしばらく自分からトリュフの香りがしていたほど。
やはりポルチーニが山と積まれていたので、どう料理するのがいいのかを聞いたら、ここでもジェノベーゼをすすめられた。
ここのはにんにくなしで、黒オリーブとジャガイモ添え。
デザートは硬い黄桃の種があったところにビスケットの砕いたのを盛ってコンポートにしたもの。
酸味のフレッシュな桃と、砂糖大目でキャラメル状になったソースとの組み合わせが旨い。
4分の1カラフでハウス白ワイン、カフェ、水で総額74ユーロ。
他のメニューにしたらもっと安いだろうし、どれも美味しそうだった。
日曜は休むレストランがほどんど。色々あたっても満席だと断られ、やっと席が確保できたAlessandro(Via Maroncelli)で夕食。
ちょっときれいなレストランながら、客層はカジュアルで若者も多い。
白はシルヴィオ・イエルマンのピノ・グリージョ。
店がトリュフの香りで充満していて、聞くとトリュフが入った箱をうやうやしく見せてくれた。
頼まずにはいられない。
パルミジャーノのリゾットに白トリュフのスライスをプラスしたもの。
この芳香の季節感は日本の松茸に匹敵する。
赤はジャンニ・ヴォエルツィオのネッビオーロ。
セコンドはホロホロ鳥の赤ワイン煮込み。ジャガイモのピューレ添え。
ホロホロ鳥の野生的な風味が感じられる。
友達が頼んだのに、結局私がほとんど食べた厚切りカルパッチョの白トリュフがけ。
デザートはクリーミーなレモンソルベ。
NONINOのグラッパ。
右のはムラノガラスバージョン。
1人75ユーロ。日本なら白トリュフを使った1皿分の値段。
9月19日から今日、25日まで、ミラノ出張だった。
今回は友達とご飯を食べることができたので、今までのミラノ出張の中で最も楽しんだし、食的にも充実。
友達が予約してくれたのが、La Tagliata(Via Ariberto)。
サルディーニャ出身者の店らしく、独特の紙のようなパンが出される。
パリパリとしたチップスのような薄いパンで、オリーブオイルとローズマリーで香り付け。
ポルチーニが山と積まれているのを見たら、頼まないわけにはいかない。
どのように食べるのがよいかを聞いたら、ジェノベーゼを薦められた。
大きめにちぎったバジリコとオリーブオイル、ニンニクでソテーしたもの。本当はフレッシュ・ポルチーニの料理(方法は客が指定できる)はセコンドのところに書いてあったが、プリモとしていただく。
まだ季節が早いのか、ポルチーニの香りは控えめ。肉厚の椎茸のような食感を楽しむ。
友達はボッタルガのスパゲティ。
濃厚なボッタルガがごっそりと使われ、スパゲティ1本1本によく絡む。
こういう贅沢な素材使いは本国ならでは。
店の名前がタリアータなので、タリアータのルッコラ添えを頼む。
ここのは肉がずいぶんと薄めにカットしてあり、熱々の皿の上でブツブツと沸騰するオイルをかけられた状態で出されるので、食べているうちに肉に火が通っていく。
和牛とは全く違う、キアニーナとも異なる、ブラジルなどで食べるような肉の繊維がはっきりした、噛んで旨みを味わうタイプ。
こちらはタリアータのポルチーニ添え。
仔豚のグリル。
これにふりかけたハーブはなんだろう?
ワインもサルディーニャで。
白はジョガンティーヌのヴェルメンティーノ。
しっかりとした味。
赤もサルディーニャのカンノナウ。TrexentaのAlter Nos。
デザートもサルディーニャ独特のものを。名前は忘れたけど。
中身がチーズ(リコッタと言っていたような)だけの揚げピッツァに蜂蜜をかけたもの。
なぜこれに蜂蜜をかけようと思ったのかなぞだが、不思議な旨さ。
しめはカフェ。
1人55ユーロはお得。
これまた引越しの手伝いの報酬。
なんて割の良いバイト。
神泉の文琳。
夜のお任せコースをいただく。
蟹のすり身と湯葉の蒸し物、梅肉だれ。おくら。イワシの蒲焼(?南蛮漬け?)。チャーシュー。海老の紹興酒漬け。
トロリとした海老と紹興酒のダブルな甘み。
このチャーシューの上はなんだったかねえ。
ピータン豆腐。
薬味が、家ではここまでできないというほど小さく刻んである。
アナゴに衣を付けて揚げたもの。辛いソース。
片栗粉、薄力粉、卵でできた衣は薄い春巻きの皮のよう。
鶏肉、クコの実、冬瓜のスープ。
海老と厚揚げチリソース炒め。
牛角煮。
ネギ、キュウリ、甜麺醤と一緒にバンズに挟む。
角煮だけだと重たく感じたりもするが、この食べ方だと、その脂がむしろ旨み。
しめはラーメン。
鰹の出汁が明確に香る醤油ラーメン。ラーメンというよりは、むしろ蕎麦のスープのような。すだちを絞ると酸味と柑橘類のさわやかさで、するするといける。
風邪をひいたときにこういう味の汁もの麺が無性に食べたくなるんだよね。
甘いと辛いが交互に出てくるナイスな組み合わせのコースだった。
友達の引越しの手伝い中、ランチをごちそうになる。
カレーが美味しいというムッシュ・ヨースケ。
満席で、外でしばし待つ。
日替わりスープ付きのカレーセット。
この日はヴィシソワーズ。芋よりもクリーム寄りでなめらか。
イワシのマリネサラダは単品で。
イワシは一度揚げてあるため、南蛮漬け風。
ベジタブルカレーにしました。
素揚げした野菜がたっぷりとご飯の上にのって、カレーは別で登場。
お家っぽいカレーとパリパリした野菜が合う。
時々食べたくなるタイプのカレー。普通なんだけど、同じように作るのは難しそう。
デザートもそれぞれに。
プラムのコンポートにアールグレイのアイスを添えたもの。
組み合わせ勝ち。
とろーりなクレームブリュレ。
原宿の交差点にあるロッテリアの上、タイ料理屋チャイヤプームの料理はちょっとちゃんとした感じ。いわゆる屋台料理的なものでなく、タイでも高級めな店で食べるようなメニューがあったり。味は普通。
古い雑居ビルゆえに内装や雰囲気はいたってカジュアルで手作り感あふれる。このビル全体がそうなのだけど、なんか暗い。
トイレも共同だし。
料理の種類が多い。今回は肉なしのものをオーダー。
グリーンカレー。
カレーには付いてこないので、ご飯は別で頼む。
もちろんタイ米。
ホーモックプラーみたいなもの。バナナの葉ではなく、アルミホイルで包んである。
魚以外にもエビやイカなど、色々と入ったカレーの卵とじみたいなもの。
香辛料が卵と合わさって、まろやかにスパイシー。
もともとこの料理が好きなのだけど、どこにでもあるものじゃないので、メニューに見つけてうれしかった。
他、魚介炒めとかタイ風さつま揚げとか。
一番最初にカレーとご飯が来たときはちょっとびっくりしたが、そういう感じのゆるい店。何か頼むときは、積極的に大声で店員を呼ぶ必要あり。
中目黒のイタリア料理、というかピッツァを中心とした南イタリア料理屋、イル・ルポーネ。
前回、昼ごはんで食べて、夜も来てみたいなあと思っていたのが、やっと実現した。
メニューはアラカルトのみ。
まずはスプマンテをいただきながら、黒板に書かれた本日のメニューを中心に前菜を。
冷製リコッタチーズを詰めた、なすのオーブン焼き。
クリーミーなリコッタチーズの美味しさが生きていて、単純ながら美味しい。
磯ツブ貝、オリーブオイルとレモンで。
なす、ズッキーニ、トマトのオーブン焼き。
パン粉をふりかけて焼いてある。
スカモルツァチーズのソテー。
よく軽いメインとして食べられるスカモルツァのソテー。
ここのはパン粉を付けて焼かれていて、あっさり。
カンパーニャ、カンティーナ・デル・タブルノのグレコ。
蜜っぽさや花の香りがあるも、酸もたっているので相殺されている。
白らしい白。
ここのワインの種類は多くないが、南イタリアのものだけに限っているのが潔い。
ピッツァ・アリーチェ。
ヒシコイワシ、オレガノ、ニンニクののった辛いトマトソースで、チーズはなし。
アンチョビでなく、本当にイワシ。
ピッツァ・チッチョリ。
ナポリ風チャーシュー(=チッチョリ)、モッツァレラ、パルミジャーノ。
ナポリのチッチョリは、いかにも脂屑といったテカテカのコテコテなのだが、ここのはかなり脂控えめ。
こちらのピッツァ生地はナポリ式ながら、もっちりというよりはサクッとして軽いので、重めの具をのせた方が合っているように感じた。
他の料理も南イタリアといいつつオリーブオイルまみれでなく、かなりさっぱりと小奇麗な仕上がりで、お腹に優しい。
剣先イカとからすみのスパゲッティ。
からすみが少ない。新鮮なイカがメインの一皿。
赤ワインはシチリアのネロ・ダーヴォラで、トッレヴェッキアのAKATES。
ソレント風ニョッキ。
酸っぱすぎないフレッシュなトマトソースとミルキーなモッツァレラ汁が混ざって美味。
仔羊のグリル。
付けあわせをミックスサラダからルッコラのみに変更してもらう(別料金)。
まだ食べられそうだと、前菜に戻る。
メインはグリルか魚のアクアパッツァかという感じで、そそられるものがなかったので。
茹でたタコとセロリのサラダ。
ブトウエビのフリット。
細かいパン粉をまぶした周りはカリっと、中はジューシーでミソのコク、塩加減も丁度良く、旨い。
夏の昼間、海辺で、コレと白ワインをやりたいね。
デザートのババはラム入りシロップが少なくて、乾きすぎなのが残念。
アッフォガート。
コーヒー豆(?)の浮かんだサンブーカ。
テーブルで火をつけてくれる。
自家製リモンチェッロはアルコール臭が抑え目で、飲みやすい。
料理を人数で割れるように配慮してくれたり、腹具合を見ながらバラバラとオーダーしても、嫌な顔一つせずに対応してくれる。
4人で38,000円。コストパフォーマンス高っ!!
代官山に新しくできたデロンギのショールーム兼、カフェ兼、レストラン。
たまたま近所に行く用事があって、レストランで食事をすることになった。
ピアノの演奏があったり、オレンジを基調とした広い店内はオシャレ気なシャンデリアや絵が飾られていて、なんだか高級っぽい感じ。
先着100組にはスプマンテ1本をサービスとのこと。
1人1杯じゃないところが太っ腹。
デロンギ社で特別に輸入しているため、ネーム入り。
甘め。
つきだしのブルスケッタ。
その上では3種のオリーブオイルを皿に注いでいるところ。
トスカーナ、シチリア、ローマのオリーブオイルを塩の入っていないトスカーナのパンでテイスティングもどき。
トスカーナはフレッシュで青っぽく、酸味もある。
シチリアは濃度があり、まろやかで重め。
ローマはその中間といったところ。さらっとしているが酸は感じられない。
魚介ソースのパヴェティーニ(リングイネみたいな平べったいパスタ)にカルチョッフィ(アーティチョーク)ピューレを添えたもの。1,500円。
他、前菜もメインもいただいた。
1皿を数人で取り分けたりする食べ方もウェルカムな店。
総じて可もなく不可もなく。これといって印象に残っていない。
シェフはヴェネト出身らしく、やはり北の料理の方が満足度が高かった。
カンノーリがあるというので頼んだら、全く別のものが来てびっくり。
本当のカンノーリの外側はパイ生地では絶対にないし、中のクリームはカスタード風なんてこともありえない。
北の人に南のものを頼んだ私が悪いのだと思おう。
味自体は悪くないし、デザートとしてはアリなんで。
やはり、もともと自分の選択肢には入らないタイプのレストラン。
個人的に、雰囲気重視の店は、料理が図抜けて好みでない限り入らない。
今後も選ばないな。
サービスの人たちはすっごくがんばっていて、なんだかピントがずれていたり、粗相があっても、「まあオープンしてすぐだから仕方がないな」と思わせられる。
それに、サブウェイとカフェ以外には長続きしない代官山で、落ち着いて食事ができる貴重な店ではある。
イタリアンで、ほどほどの値段で、結婚式の2次会でも使えそうな広さがあって、高級感があるイマドキな内装の店って、なかなかないし。
大人の合コン向けかと。
平日の表参道ランチ。
店は多いが食べたいところは少ない。たまに行くところで、写真を撮りにくいのを2店。
両方とも、同じ雑多な路地にある。
焼き鳥の鳥政。
夜はそこそこ値段がするそうだけど、昼はお得。
鳥丼は一通りの部位の焼き鳥がのっていて、それぞれ焼き加減も巧み。半生でわさびをのせたささみや軟骨入りのつくね、レバーなど。
ラーメンセットはさっぱりした醤油ラーメンに小さい鳥丼が付いている。
両方とも1,260円。量もかなりある。
うどんのしまだ。
ここではカレーうどんばかり食べる。
讃岐うどんとは異なる、もちもちとしたうどんの入ったミルキーなカレースープ。
ちゃんと辛くてスパイシーなのに、牛乳が入っているからまろやか。独特だけど好き。
両方とも昼は混んでいて、ゆっくりはできない。食べたら出る。
下北沢の駅からちょっと離れたところにある蕎麦屋、七つ海堂。
前を通りかかって美味しそうだと思ったら、一緒にいた下北近くに住む友達が「美味しいよ」と。
昼過ぎ3時ごろだったので、入ろうとした瞬間に店じまい。蕎麦が終わってしまったそう。
夕方、また前を通りかかったので、リベンジ。
辛味大根使用のおろし蕎麦(900円)。
細くて腰のある、つるつるした麺。
蕎麦の量もけっこうあって、ちゃんとお腹一杯になる。
友達は季節限定のみょうが蕎麦(1,000円)。
ぴかぴかな明るい店の造りで、酒とつまみをだらだらと楽しむような雰囲気ではない。
さらっと蕎麦を食べる店かと。
ここから新しいデジカメ、パナソニックのLX2。
ずっと同じパナソニックのFX8で、気に入ってもいたのだけど、暗いところで使い物にならず、新しいのを購入した。
当初はフジのにしようとしていたところ、新しいのが不評。画素が上がっても感度が悪くなってたら意味ないって。古いのは手振れ防止機能がない。
で、もう製造停止しちゃっているけど、見た目がかっこいいし、欲しい機能と持ち歩きのよさのバランスで、LX2に。
値段を考えずに美味しい鮨が食べられるこむろ家。
大将のあたりも柔らかいので、緊張せずに、思いつくままに頼めるのがよい。
たこ刺し。
中トロ。
隣の人が食べていて、美味しそうだったのでいただいたのはウニを貝に入れて炙ったもの。
秋刀魚。
金目。
あと、ヒラメ、鯵を刺身で、赤身、ボタン海老、トロたくわん巻き。
この大変お得なお寿司屋さんは、2008年3月28日を持って移転してしまいました。
運動後、台風上陸中にもかかわらず、はっとりで食事。
原宿の交差点にあるロッテリアやジョナサンが入っているビル4階にある八丈島料理の居酒屋で、いつも混んでいる。
運動の場所が代々木公園から原宿に変わって、この辺りで軽く食べるということが多い。でも、あまり選択肢がなく困っている。特に美味しいワインを飲みながら気楽な食事ができる店がないものかと。
代々木公園に行く機会がなくなってしまい、悲しい。
お通しは貝の煮たの。
ワインは赤白同じ銘柄が1種類ずつ。
てきとうなカリフォルニアワインだが、白はまあ飲める。
たこの炙り焼き。
オクラと焼きなすの煮浸し。
明日葉の天ぷら。
他に胡麻和えや炒め物などの明日葉料理もある。
鯵の塩焼き。
赤も頼んでみる。
甘くて、昔の日本ワインみたいだ。
岩のりと飛魚のづけの鮨。
鮨酢が甘め。
島とうがらしが入った焼き味噌。
かなり辛いし塩も強い。
美味しいけど量が多くて食べきれないから、アルミホイルをもらって、お持ち帰りにした。
家でお茶漬けに入れたら旨っ。焼きおにぎりにつけてもよさそう。
食後に梨を出してくれた。
ここは働いているおじさんたちも感じがよく、料理もチェーン的なものでないのがよい。
肉料理はないので、魚を食べたいときに。
2人で8,000円くらい。
ランチで食べて、むちゃくちゃ気に入り、ずっと来たかったル・ボヌール。
席に着いたところ、シェフが挨拶に出てきてくれ、前回接客してくれた女性の給仕の方が辞めたと言う。もともと、期間限定のお手伝いだったとのこと。ご主人も料理人で、二人でお店を開くのだとか。
彼女はその前にとあるレストランでお世話をしてくれ、プロであることが明確な気遣いや、うまく盛り上げてくれる説明が印象深かった。ボヌールでも彼女の芝居がかった(良い意味で)語りは健在で、だれもを自分が特別なお客であるかのように感じさせていた。
この間のランチの時、何か素敵なイベントがあるときにはご連絡いただきたいと思い住所を残していったので、その後、珍しい食材が入って数量限定で出すという手紙が届いた。
残念ながら日程が合わず、今回の再訪となったのだけど、シェフが彼女と話した際に、私が予約が入れている旨をわざわざ報告してくれ、「ご案内を出しておきながら辞めてしまっていて申し訳ない」ということづけがあった。
こういう細やかな気遣いをしてくれる彼女やシェフにはなかなか出会えないし、そんなチームがこの店の素晴らしさの一つでもあったので、とても残念に思う。
彼女にはまたどこかの店で接客していただきたいものだ。
喫茶店の居抜きっぽさが否めない店内。
ここを紹介してくれた友達が言う通り、少し明るすぎるかもしれない。
写真を撮るし、料理は色が見えないと旨さ半減だとも思うので、明るいのは大歓迎。でも、店内がシンプルなので、あまり明るいと雰囲気というものがなくなってしまう。あとほんの少しだけトーンを暗くしてもよさそうだ。
近所に住む人たちが家族で利用したりすることが多いそうなので、ムーディーである必要はないのだろう。気楽ではある。
頼んだのは、4皿・デザート・お茶で7,000円のコース。
他、3皿で5,000円、5皿で9,000円がある。
まずは自家製の柚子とシャンパンの食前酒。
テーブルに運ばれてきた時点で柚子の香りが。
甘くはなく、シャンパンのキレが残っているのがうれしい。
アミューズ・ブーシェは秋刀魚のマリネ。
生の秋刀魚と火を通したものが合わせてあり、茗荷も入っている。
ワインはブルゴーニュの白で、ロベール・ドゥノジャンのミュルジー・ドゥ・リモザン。
自然派だった。
樽香があり蜜、熟したフルーツ。なので、最後までこれで問題なし。
これ、シェフがすすめてくれたのだ。
ウニ、甲殻類(オマールだっけ?)のジュレ、ウニ入りやわやわかき卵(というか卵クリーム)が層になった冷たい前菜。
上にはキャビア。
ウニの生臭さを卵が消して、ジュレが深みを加えている。
こういうの、確実にあがるね。
すっごく美味しいのだけど、量が十分すぎるような。
最後までうっとりと飽きずにいただけるのだが、こういう濃ゆい料理は少ないぐらいが丁度よいかと。3分の2くらいの量だったら、「あーーー、これをどんぶり一杯喰らいたいーっ!」と思いながら、また食べに来る。
前菜2皿目は温かいフォアグラのソテーにとうもろこしのアイス、ソルベ、チップスを組み合わせたもの。フォアグラに粗塩がふってある。
1皿目も濃かったから、フォアグラ無しで、この間のようにとうもろこしのソルベスープでもよかったかも。と思いつつ、フォアグラの脂と粗塩、さわやかな甘さのとうもろこしを一緒に口に入れると至福。
鯛と松茸。
貝や三つ葉も入っている。
松茸の香りをめいっぱいしみこませたバターソースは土瓶蒸しを思わせる出汁の強さ。
たっぷりの松茸が贅沢。
ここの料理は和の素材をふんだんに用いながら、仕上がりはがつっとフレンチ。
この間シチリアに旅行したときに感じたのが、洗練された店で凝った料理を食べても、ちゃんとシチリア料理であること。東京で洒落たイタリア料理屋に行くと、パスタ以外はフランス料理との違いが見えないと思うことがしばしば。
同じ素材を使いながら、違った国の料理として変化をつけるのは、いったいぜんたい何なんだ??
まあ、和食とフレンチは明らかに異なる調味料だけどね。
メインは鴨のロースト。きれいな焼き色。
ジャガイモやルッコラ添え。
ハツや皮、腿部分もいる。
パッションフルーツのスフレ、そのままパッションフルーツ、ココナッツのソルベ。
スフレの上がカリッカリのキャラメリゼ。
友達はお願いして、桃のデリスにしてもらう。
丸くくり抜いた桃の上に、桃(?)のソルベ、バニラアイス。ミントも。
使われたのは、平べったい形の蟠桃(バントウ)という日本では珍しい桃。中は黄色く、白桃と黄桃を組み合わせたような味。
これ、この間の旅行のとき、ローマで見たね。
プチフール。
やはり旨いです。また来ます。
でも、あの給仕の女性がいなくなってしまったのは痛いなあ。
ここはシェフが説明上手だけど、いつも表に出ているわけではないし。
新しい人は親切でも、あまりに楚々としすぎていて、転がされたい人間には物足りない。
シェフも入れて3人くらいでやっている店だと、給仕の人のキャラクターって、素晴らしい料理を存分に味わうためにすっごく大切だと思うので。
料理が出てくるのが遅いことがあったり、ワインが注がれなかったりするときがある。
料理上手な友達の家でご馳走になったリストランテ・シチリアーノ直伝トマトスパゲティ。
やっぱり旨い。
そういえば、リストランテ・シチリアーノは場所を移転するそうで、今月から閉店している。新しいところはまだ決まっていないとのことだけど、10月ぐらいには再オープン予定とのこと。あそこは個人的に東京のイタリア料理店の中で総合部門3位以内には絶対に入る店なので、通いやすい場所だといいなあ。
これは家の春雨のピリ辛トマトスープ。温かくても冷たくても美味しくて、夏に最適。
料理研究家の山本麗子さんのレシピらしい。人それぞれに贔屓の料理研究家というのがいると思うが、うちの母のは彼女な様子。スーパーで手に入りやすい調味料や食材を使っていることが多いから、再現しやすいそう。
カミッロ・ドナーティのランブルスコ。
ラベル買い。
フィリップ・ジャンボンのロッシュ・ノワール 2004。ボジョレー。
なんかすゆくて、アルコールが気になって、好みでない。
コート・デュ・ローヌ、ヴィヌメンティスのレッド・ピフ。
果実味豊かでフレッシュ、飲みやすいので家ワイン向き。
知り合いが釣りに行った際、船の上で作った沖漬け。
混ぜ物のない味がたまらん。
公にオープン当日、宿泊する友達に便乗して、探検とお食事をさせていただいた。
宿泊フロアにはエレベーターで鍵(カードキーではなくメタルの)を差し込まないと止まらないようになっている。
しっかりと重厚で贅沢なつくりのお部屋は広くて快適。
部屋の電話は通常のもののほかに携帯電話があり、部屋にかかってくる電話を外(ホテル内のみ?)でも受けられる。ビジネスで利用する人に重宝されそう。
部屋から出なくても新聞などを受け取ったり、ランドリーを出したりすることができる鍵つき郵便箱的なものがクローゼット(ウォークインで寝られるほどに広い)に設置されていたり。色々な工夫が楽しい。
ワインやシャンパンにはペニンシュラの名前入り。
ウェルカムチョコレートやマカロンもあったり。
これらは地下のデリで買えるが、今のところ長蛇の列。
シャンプーなどはワインで有名なモンダヴィ系のもので、日本ではここのみ。
葡萄の成分が入っていて、友達は気に入っていた。
お食事は2階の中華「ヘイフンテラス」で。
比較的カジュアルな内装。
やはり全てが名前入り。
「サイトで写真を公開されると、それを見て同じものが食べたいというお客様がいらっしゃるが、メニューをたびたび変えるので対応できず、トラブルとなることがある。なので、料理だけの写真はお断りしています。お客様とご一緒でのみお願いします」
とのこと。
食べたのは、
前菜盛り合わせ(リンゴソースをかけた鴨の焼き物、クラゲ、叉焼、牛すね肉の冷菜、ピーマンのピクルス的なもの、ピータン)
ふかひれの姿煮込み
キヌガサ茸と蟹入りふかひれスープ
本格釜焼き北京ダック(1羽単位でのオーダーで、身は細切れにして野菜と一緒に炒められ、レタスにのって出てくる)
ハタと金華ハム、椎茸の重ね蒸し
牛肉のXO醤炒め
季節の野菜の炒め
牛挽肉入り炒飯
坦々麺
デザート(マンゴープリン、グレープフルーツとタピオカ入りマンゴースープ、胡麻あん入り白玉団子の入った温かいココナッツスープ)
出汁、焼き、バランスなど、全体として粗く、よく言えば現地っぽい。
外国で食べる中華料理という印象だった。
ホテル自体、外国人客がメインになることが予想されるので、それはそれでよいのかもしれない。ただ、個人的にはもう少しきめ細かい料理が好きで、ここでもう一度食べたいと思えるものに出会えなかった。
北京ダックは皮を厚く切りすぎでは? それに端まで取るから硬いところが付いていたし。巻いてはくれず、餅に葱と共にのせてくれ、上からタレをかけてくれるのだが、巻くと皮がはみ出して食べにくかった。
その分、皮がたくさん取れて食べ応えがあったが、ホテル内の中華なら、もう少し洗練されているのを期待していた。
まあ、そもそもオープン初日の店と、すでに何年も経って名声を確立している店たちを比べるのは公正ではない。落ち着いたころに再度来てみたいなと。
サービスは、やはり何をとっても出てくるのに大変時間がかかる。
スープなど、もともとのポーションが一人分の小さいものでも、分けて食べると言っているのなら、目の前で二つに盛り直して出してくれてもよいのではないかと。自分で取り分けなきゃいけないのはあまり好みではないので。
これも初日ゆえ、予想していたこと。
ただ、不快にさせられるようなことはなかったし、それぞれの対応は好感が持てた。
24階のバーやレストランは1階からの直通エレベーターのみで上がれる。
クリュッグルームなどの豪華な貸切りスペースも含め、下とは全く違ったクラブっぽい作りで、プラザ・アテネなど、海外の格式あるクラシックなホテルのオシャレバーを思わせる。
プールは大きい窓が気持ちよさそうだったし、ハーブの香りが充満したスパもこのホテルらしい高級感。
宿泊した友達(各国ペニンシュラにたびたび宿泊)は初日にもかかわらず、スムーズできちんとした対応がされていたことに驚いていた。
アフタヌーンティーに行列ができていたが、宿泊客には優先的に席を確保。
六本木の某ホテルがオープン初日にチェックイン待ち1時間以上、しかも立ったまま客を待たせ、謝りの言葉もなかったという話を聞いていたので、今回のペニンシュラのきっちりとゲストを満足させる内容にはちょっと感動。
ルームサービスの朝食もイマイチとの報告あり。ロビーのカフェは(アフタヌーンティーも)よいとのこと。
(この部分を読んだ友達から訂正いただきました。「ルームサービスの朝食もザ・ロビーの朝食もイマイチ。フレンチトーストは半焼きすぎで、ワッフルは冷たかったです。お味は美味しいので、時間が経てば、連携がよくなって、温かいものはあたたかくなるでしょう。ザ・ロビーのアフタヌーンティーはよいし、夕食の後のお茶やお酒も、夜中の1時までなので楽しめます。サービスの人もよかったです」と)
いまのところ、食事を目的として行くのではなく、泊まって箱として楽しむのが良さそうだった。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |