イル・ルポーネ 中目黒
中目黒のイタリア料理、というかピッツァを中心とした南イタリア料理屋、イル・ルポーネ。
前回、昼ごはんで食べて、夜も来てみたいなあと思っていたのが、やっと実現した。
メニューはアラカルトのみ。
まずはスプマンテをいただきながら、黒板に書かれた本日のメニューを中心に前菜を。
冷製リコッタチーズを詰めた、なすのオーブン焼き。
クリーミーなリコッタチーズの美味しさが生きていて、単純ながら美味しい。
磯ツブ貝、オリーブオイルとレモンで。
なす、ズッキーニ、トマトのオーブン焼き。
パン粉をふりかけて焼いてある。
スカモルツァチーズのソテー。
よく軽いメインとして食べられるスカモルツァのソテー。
ここのはパン粉を付けて焼かれていて、あっさり。
カンパーニャ、カンティーナ・デル・タブルノのグレコ。
蜜っぽさや花の香りがあるも、酸もたっているので相殺されている。
白らしい白。
ここのワインの種類は多くないが、南イタリアのものだけに限っているのが潔い。
ピッツァ・アリーチェ。
ヒシコイワシ、オレガノ、ニンニクののった辛いトマトソースで、チーズはなし。
アンチョビでなく、本当にイワシ。
ピッツァ・チッチョリ。
ナポリ風チャーシュー(=チッチョリ)、モッツァレラ、パルミジャーノ。
ナポリのチッチョリは、いかにも脂屑といったテカテカのコテコテなのだが、ここのはかなり脂控えめ。
こちらのピッツァ生地はナポリ式ながら、もっちりというよりはサクッとして軽いので、重めの具をのせた方が合っているように感じた。
他の料理も南イタリアといいつつオリーブオイルまみれでなく、かなりさっぱりと小奇麗な仕上がりで、お腹に優しい。
剣先イカとからすみのスパゲッティ。
からすみが少ない。新鮮なイカがメインの一皿。
赤ワインはシチリアのネロ・ダーヴォラで、トッレヴェッキアのAKATES。
ソレント風ニョッキ。
酸っぱすぎないフレッシュなトマトソースとミルキーなモッツァレラ汁が混ざって美味。
仔羊のグリル。
付けあわせをミックスサラダからルッコラのみに変更してもらう(別料金)。
まだ食べられそうだと、前菜に戻る。
メインはグリルか魚のアクアパッツァかという感じで、そそられるものがなかったので。
茹でたタコとセロリのサラダ。
ブトウエビのフリット。
細かいパン粉をまぶした周りはカリっと、中はジューシーでミソのコク、塩加減も丁度良く、旨い。
夏の昼間、海辺で、コレと白ワインをやりたいね。
デザートのババはラム入りシロップが少なくて、乾きすぎなのが残念。
アッフォガート。
コーヒー豆(?)の浮かんだサンブーカ。
テーブルで火をつけてくれる。
自家製リモンチェッロはアルコール臭が抑え目で、飲みやすい。
料理を人数で割れるように配慮してくれたり、腹具合を見ながらバラバラとオーダーしても、嫌な顔一つせずに対応してくれる。
4人で38,000円。コストパフォーマンス高っ!!
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