ワインの美味しい季節になってきました
ラベルの絵でしか記憶できないもので。
シルヴァン・パタイユのブルゴーニュ。
濃ゆい。
もらいもの。
栃木県、ココ・ファーム&ワイナリーの赤。
ラ・シャブリジャンヌのシャブリ。
ラベルがかわいい。味も同じくらい濃厚な黄色い蜜。でもミネラル。
カトリーヌ・モローのシャブリ。
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ラベルの絵でしか記憶できないもので。
シルヴァン・パタイユのブルゴーニュ。
濃ゆい。
もらいもの。
栃木県、ココ・ファーム&ワイナリーの赤。
ラ・シャブリジャンヌのシャブリ。
ラベルがかわいい。味も同じくらい濃厚な黄色い蜜。でもミネラル。
カトリーヌ・モローのシャブリ。
下北沢のトロカデロ・ハウス。
友達が「知り合いの日本在住フランス人が東京で一番というビストロが下北沢にある」と言っていて、たまたま近所に住む別の友達の旦那さんが気になる店があるというので行ってみたら、ソコだった。
子供も大丈夫な店。
雑多な内装や雰囲気がとっても現地っぽい。
カウンターも飾りでなく、ちゃんと一人客が和んでいたり。
小さいびいどろのようなグラスで出されるグラスワインの種類が豊富なのがうれしい。
700円前後。
ナイフはラギオール(ライヨール?)。
鶏レバーパテ。
盛りのよいニースサラダ。
オニオングラタンスープ。
鴨のロティ、葡萄ソース。
ムール貝にはフレンチフライ。
バニラアイスと砕いたマロングラッセを添えた栗のにっちりしたパウンドケーキのようなもの。
友達はガトーショコラとカシスのソルベ。
料理はまあまあ。
パリの11区あたりの近所に住む人が食堂として使う店に入り込み、料理を食べたときに「おや?」と思う感じ。
すごく現地っぽいが、「一番」というのは「一番美味しい」という意味ではないと。
でも、パリにいるかのように錯覚するほどのムードだし、こちらも気張らずに好きに使える。
わざわざ行くことはないが、近所に用事があれば利用する。
実際、地元の人が常連っぽく店員と挨拶を交わしながら入店していたり。
そんなところもフランスっぽい。
対応は明るくて気持ちよいが、料理が出てくるのは遅い。
時間に余裕があるとき向け。
閑話休題
檀一雄の「檀流クッキング」がよい。
料理本としても、読み物としても。
運動後の赤坂で、肉な気分ゆえとんちゃん。
もれなく出てくるキムチとその仲間達。
手前の辛いネギは欠かせない。
三段バラセットは1人前900円。
お店の人が焼いてくれるので、キンキンに冷えた生ビールを飲みながら、キムチ達をつまんで待てばよい。
胡麻油をつけて、ネギやキムチと一緒にレタスで巻いて食べる。
焼き飯もお店の人にお任せ。
先ほどのネギが入り、はさみで切りながら焼く。
オンドルにくっつくから、おこげというほどにはならないけど、こうばしい。
チヂミやスープも美味しいので、大人数で色々頼みたいところだ。
安くて旨い。
朝はホテルのビュッフェで。
仕事後、2時30分頃に一人で昼食。
友達から教えてもらった寿司屋のうち、昼に開いていて天神に近いところ。
長浜の市場近くにあるたつみ寿司。
味付けしてありますので醤油を付けずにお召し上がりください系。
しゃりが少なめ。
右のアスパラみたいなのは生姜。
3,700円のにぎり特上をいただく。
軽く炙って、海苔を挟んだイカ。
トロはタレとおろし、上から振った一味で肉っぽい。
えーっと、サザエだったかねえ。
オクラがのっている。
エビ(何かは忘れた)。
奥は揚げたエビの頭。
うみぶどうののった鯛。
これはなんだった…?
お吸い物。
グラスにピントが合ってるダメ写真は、ウニといくらの小さいどんぶり。
卵は固め。
おまかせのコースはここまで。
少し追加を。
鯖。やっぱり脂がのってる。
でも、あと1ヶ月ぐらいすると、より脂がのって旨いとか。
「魚ならその頃に来るのが一番だよ」と。
秋刀魚は軽く炙って、秋刀魚の肝タレをのせて。
熊本のあげで巻いたいなり。
全部で4,450円。安い。
あれだけ色々と手を加えていても、しっかりと魚が主張する。
もし時間があったら、まんま魚な寿司とこういうのと、両方いただきたい。
4時過ぎ、出発前に小腹がすいて、たまたま近くにあった一風堂大名本店。
小梅や辛いもやし、紅生姜が並ぶカウンター。
イマドキのラーメン屋っぽい小奇麗な店。
ここのみで味わえるというかさね味。
コシのあるかなり細い麺。
スープはまろやか。
ラーメンの違いはあまりわからないので、今回食べた一蘭と一風堂のどちらがいいとかは言えない。
博多では、もっとゆっくり色々と食べたいものだ。
寿司もいいけど、もっと野菜などトータルに地のものが楽しめる割烹にも行ってみたい。
1泊2日で博多に出張してきた。
食事の時間がどの程度取れるかは疑問だったが、一応、信用できる人から食べ物屋についてのアドバイスをもらっておく。
昼頃について、まず昼食。
時間も土地勘もないので、ホテル近くの一蘭天神店でラーメンを。
外でチケットを買って、有名な区切りつきカウンターに座る。
一人ひとり仕切られていて、暖簾で店員の顔も見えない。
友達と一緒のときは寂しいかもしれないが、一人の食事には気楽になれて、助かる。
席について、面の硬さや濃さなどを用紙に丸付けする。
普通のラーメンに、ねぎとキクラゲを追加して850円。
キレがあるスープ。
細麺はかため指定だからか、ちょっと生粉っぽい匂いがした。
13時30分ぐらいだったが、平日だからか並ばなかった。
夜は、地元の仕事関係の人々が連れて行ってくれた魚が旨いという居酒屋。
地鯵や鯛、サザエ、ウニなど、さすがな新鮮さ。
これは何の魚だったっけねえ。
ゼラチン質がたまらない煮魚。
ほか、もろもろと焼酎。
やっと来られたカーサ・ヴィニタリア。
引越しの手伝いをしたお礼にと、友達ご夫婦が招待してくれた。
こんなお礼が付くなら、何度でも手伝いますよ。
以前に来たときに、付かず離れずの絶妙なサービスで盛り上げてくれた、常に口角の上がったお兄さんはいない。品川店に行ってしまったそうな。
この日は、その不在の大きさを思い知らされることになった…。
私は予約した時間より少し前についてしまったのだけど、周りには時間をつぶすようなものがなく、店に入るしかなかった。
予約の名前を告げると、「席を確認しますので、ソファーでお待ちください」と言われ、日にちを間違えたのかと不安に思いながら、通されたソファーで待つことになる。結局、個室だったため、人が揃うまで通されなかったわけだったのだが、であれば、そう言ってくれればよいものを。
しかも、待っている10分ぐらいの間、飲み物をすすめられなかった。
これは始めての体験で、かなり面食らった。
店でなくても、待っている人に飲み物をすすめるのは初歩的な気遣いではないかねえ。
まあ、そんなこんなで無事に個室の席に着き、シャンパンをいただきながらメニューを決め、白ワインにうつる。
「すっぱくなく、甘すぎもせず、でもしっかりした白で6,000円台のもの」というリクエストで選んでもらったのが、フリウリ、イエルマンのシャルドネ。
樽香が鮮明。
本日は4人で分けながらアラカルト。
炙った秋鯖のカルパッチョ仕立て。
上にのったの人参の葉はディルなどのハーブっぽい。
活ハゼのフリット。
薄い衣は天ぷら風。パセリのソース添え。
リードヴォーと茸のココット焼き。
色々な種類の茸が入り、それぞれの香りが楽しめる。
全体の味は濃いがリードヴォーはあっさりめ。
フレッシュポルチーニの炭火焼きは3,000円。
黒トリュフとフォアグラを使った贅沢なソースと共にいただく。
傘の下に緑色の胞子のようなものがたまったタイプで、それがないものよりも芳香が強いと言われているもの。イタリアでも、季節が深まってから市場に並ぶ。実際、ミラノで食べたものより香りが濃いかも。
さて、この前菜、「取り分けるので、量はそれなりに調整してください」と言ったのだが、どうやらそのままだった様子。取り分けてもくれなかったため、ちまっとした量の4皿全てを自分たちで4等分するはめになり、なんだか大変だった。
高級店という位置づけではないけど、ちょっとイイ店っぽい内装と雰囲気だし、「こちらで分けましょうか?」と言ってくれてもよさそうなものだ。
それでも、料理を食べると美味しくて、予約が取れてよかったとしみじみ思うのだけれど。
猪の煮込みと素焼き野菜のパッパルデッレ。
プリモは取り分けて出してくれました。
野性味あふれる猪のラグーで、こういうものが美味しく感じる季節になったとうれしくなる。
今回のサービスで、ワインのおすすめだけは的確だった。
「酸味がなく、重過ぎず、でも香りはある赤で6,000円台」ということでやってきたのはキャンティー・ルフィーノ、セルヴァピアーナのもの。
「キャンティーって酸っぱいのでは?」という先入観を払拭してくれた。
白レバーの煮込みと、秋トリュフのリゾット。
白レバーはレバーの臭みをなくして、コクのみを抽出したようなラグーソースとなり、上からしっかりと香る秋の黒トリュフ。
恍惚。
ここに来たらどうしても頼んでしまう。
甘鯛の海草蒸し焼き。
ココットの中が真っ黒でわからないが、ワカメや昆布など、海草がぎっしり。
あれ?? 海草が少なくないか?
しかも1皿?
前回はアサリとスープ、海草と甘鯛、と2皿で運ばれてきたぞ。
硬いが食べられる程度には柔らかくなっている昆布と食べきれないほどに大量のワカメをいただくのも、この料理の醍醐味なのに。
と、まだ処分されていなかったワカメを持ってきてもらう。
もう一つのメインは本日のジビエ料理。
仔鹿のグリルで、黒トリュフのソース。
鹿はしっとりと柔らかく、臭みもない。
栗も。
コントルノは根セロリとカリフラワー。
カリフラワーはカリっとした衣を付けて揚げ焼きされて、甘さが引き立っていた。
結局、足りないのです。
アラビアータを1人60グラム。
トマトのフレッシュさを活かしたソースで、リセットされる。
さらにアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノにアンチョビを入れたものを1人30グラム。
濃いが透明感のあるオイルソースがよくからんだ細いパスタ。
デザートはティラミスと、洋梨のココット焼きソルベ添え。
ビスケットで歯ごたえを加えた洋梨のコンポートとソルベ。
なぜにこんなにしっかりと立つのか不思議なティラミス。
プチフールまでちゃんと美味しい。
好き放題にごちになり、本当にありがとうございました。
旨いものをたらふく、ダレも止めずに、むしろ煽りあい、暴飲暴食できる幸せ。
やはりサービスの点での楽しみがなくなり、今までほどの強烈な印象を残すことはなかった。料理は素晴らしかったが、そそるようなオススメの言葉がなく、季節感の点でいまひとつだったという気がした。
セレクトの問題かもしれないが、ここの料理って、もっと食材の組み合わせに感動したような記憶があるが…。
それでも、予約が入れば来たい店だし、次の予約も入れた。
何ヶ月も前に、昔のチケットピアかと思うような激戦を電話で繰り広げる価値があるかどうかは疑問になってしまったが。
もはやこの季節の定番、富麗華。麻布十番。
コースもあるが、夜はいつもアラカルトで。
目的はこちら。上海蟹。
この器をみるとあがる。
海鮮とセロリのスープ。
セロリからも出汁がでる。じんわりと優しい旨み。
友達は酸辣湯。
ここに来て、これを頼まないわけにはいかない。北京ダックを4分の1で。
1人1本。
やはり秀逸。パリパリでじゅわっとしたダックの皮、甘いタレ、薄いがもっちりとした餅。
来ました。上海蟹。雄の方がみそがたっぷりで、身の味も濃く、好き。
雄は1匹4,725円から7,350円。雌より少し高い。
最初、丸ごとで見せてくれて、ほぐしたものを部位別に順番に出してくれる。
ものぐさなもので、自分でほじくるのは苦手なのです。
みそを纏った身の甘さ。
黒酢をつけたりも。
甲羅についているみそをふき取りながら、脚も。
最後は生姜茶で口を洗う。
季節の美味は、借金をしてでも食べておきたいもの。
黒酢の酢豚(1皿を2人で取り分けた)。
アスパラガスと百合根、椎茸のXO醤炒め(1皿を2人で分けたところ)。
みずみずしいアスパラガス、カリっとしながらほっこりした百合根、椎茸とXO醤の旨味が舌の深いところまで染み込む。
強火でさっと火を通す中華は、しっかりした味付けでも、野菜のもともとの味や歯ごたえの特徴をそのまま感じさせてくれる。
韮入り上海蟹肉水餃子は、予想外に茶色いスープに入っていた。
その前に濃い味の料理が続いたから、普通の餃子だったらヘビーかもと思っていたのだが、このスープの一口で、友達と二人、思わずうなった。
金華ハムと思われる肉で取った出汁で、しっかりと濃厚なのに、口をすすいだような印象。
味の種類が違うと、リセットさせられるものなのだと。
中華の幅の広さを実感。
餃子をスープの中で割ると、均一だった水面にさっと肉汁から出た脂の模様が散らばった。
蟹肉が入っているのかわからないほどに韮。
季節柄、無理やり蟹入りにしなくてもよかったかも。
蟹はそのままで食べるのが一番だ。
他のテーブルで食べられていたあんかけおこげにも惹かれたが、ずっと食べたかったハムユイ炒飯にしてもらう(2人で分けた)。
見た目同じなデザートは、温かい生姜風味の牛乳プリンと、友達が冷たいココナッツミルクに入ったタピオカ。
牛乳プリンは、生姜をきっちりと感じるも、ぼんやりととらえどころのない味だった。病気のときに食べるような…。
ビールを1杯ずついただいて、1人 17,000円弱。値段以上の満足度。
上海蟹は、季節のうちにもう一回は食べたいところ。
残る秋の味覚はジビエですので、いつもお食事をご一緒してくださる皆様よろしくお願いいたします。
表参道でオススメのランチを聞くと、ほぼ全員が名前を挙げるやんも。
日替わりで焼き魚や刺身の定食が食べられる店。
場所柄、こういう普通のメニューが有難がられる。
塩サバ焼き定食、1,050円。
前回、人に連れてきてもらって、美味しかった印象はあったが、もともとご飯に執着がないので、自分からすすんでは来ない。で、ずーっと時間が経っていて、今回も一緒に昼食を取った人の選択で再訪。だから、これといった期待をしていなかったのだけど、焼き塩サバがもう、びっくりするぐらいに旨かった。脂のノリといい、焼き加減といい。別にその時に求めていた味というわけでもないのに。
魚、ご飯、味噌汁、小鉢、漬物で1,050円ってのは安くないと思うが、それでも常に満席なだけはあるなと。
今にも小雨が降りそうな曇り空の日曜、駒沢公園でピクニック。
お料理担当は、もちろんこちら。
駒沢野公園というのもあるのですね。
まずは甘いスパークリング、Diamourを。
外で飲むと、甘さが緩和される感じがするのは気のせいか?
なんと、自家製リコッタチーズ。
コーヒーフィルターで漉してあったり。
いかにも出来たてなフレッシュなミルク感。
いちぢくのパンやくりこま高原のはちみつと共にいただく。
卵のピクルスってのも始めての味。
盛り合わせてくれたのは、パエリヤ、鯖缶を活用した人参と香菜入りサラダ、ジャーマンポテト風なのは、なんと大根とベーコンの炒め煮で、くにゃコリっとした不思議な食感がやみつきになる。
プルーン入り豚肉の紅茶煮は老酒や各種中華スパイスが入っているとか。
それにしても、鯖缶を見直したね。
コレ、この日のマイヒット。
カボチャをごま油、ニンニク、胡桃、黒胡麻、カレー粉で炒めたもの。
どれが欠けても寂しいであろう完璧な相乗効果。
スペインの赤、1+1=3(ウ・メス・ウ・ファン・トレス)のカリウ。
こちら、カリフォルニアのワイナリーで直に購入されたというSanta Rita HillsのRusack。力強いピノ。
ああ、憧れのワイナリー巡り。
由比缶詰所のホワイトシップ印のツナ缶まで。
ツナがパサパサしていない。
閉園後は近所のお宅にお邪魔して、ボルク・ドドンをいただいたり。
子供達と一緒に、外で旨いものを食べて飲む。最高の休日。
久しぶりにリストランテ・ダ・ニーノ。
シチリアに一緒に旅行をした人と、いまさらながらシチリア打ち上げということで。
前回はどういう頼み方をしたのか全く覚えていないけど、今回メニューを見たら、コースは8,000円と10,000円の2種類で、違いはメインに肉か魚のどちらか一つか両方か。
2人で同じものを頼むなら、アラカルトの中から好きなものを選んでもよいということなので、10,000円のコースにしてみる。
魚料理はこちらの中から選んで、おすすめの料理法で。
シチリアっぽい。
前菜は盛り合わせ。
サーモンのマリネや蟹のパン粉焼きなど。
コロッケはホウレン草とチーズ入り。
イタリア式に柔らかく茹でてからチーズを加えた卵と合わせたフリッタータが旨い。日本人としては野菜を柔らかく茹でるのに抵抗があるが、味わいが違ってくるので、こういう料理はやはり本場の方法に従うべきなんだなと。
ココは自家製のパンも楽しみの一つ。
これだけたくさんのシチリアワインを揃えている店も少ないだろう。
しっかりした白でオススメのものを頼んだら、なんと、シラクーサで飲んだものだった。偶然の再会。
Duca di SalaparutaのBanca di Valguarnera。
シチリア料理なら、最後までいける。
1皿目のプリモはイカスミのリゾット、トラパニ風。
魚介の出汁が濃厚。
鰯のパスタ。
サフランとウイキョウ。シチリアで食べたときは、もっとウイキョウがごっそりだったな。
お魚ワゴンから選んだキンキのアクアパッツァ。
野菜はジャガイモが入っている。
トマトソースがしっかりと乳化していて、クリームなど入っていないのにクリーミー。
やはりプロが作るのは違うもんだなあと。
肉料理は仔牛のパレルモ風カツレツ。
薄いのにジューシーで味わいが深いのは、肉よりも衣によるところが大きかったことは覚えているも、食べたのがちょっと前なので、詳細は失念。何がパレルモ風なんだったっけねえ…。
デザート盛り合わせ。
フォンダンショコラ、ピスタチオのジェラート、カンノーロ。
カンノーロがちゃんと重さがあってよかった。
ここで、他のテーブルで食事をしていたイタリア人が突然に加わる。
マルサラのワインの営業部長とのことで、自社のワインやらを振舞ってくれる。
Duca di CastelmonteのTripudium、ほっこりした赤。
モスカートのパッシートで作ったグラッパや、
そのパッシートも。
どちらも熟成された上質な甘さがあり、アルコールの高さが気にならない。
で、結局、かなりの量をいただき、盛り上がる。イタリアにいるかのような夜だった。
イタリア人支持率が高い店だからこそのお楽しみ。
コースはポーションが小さめで、我々には量的に物足りなかった。シチリアのがっつりした食べ応えを期待していたもので。
アラカルトで頼んだ方がよかったのかもしれない。
今年も秋の味覚をすえとみで満喫できましたとさ。
店に足を踏み入れたとたん、松茸の香り…。
器鑑賞も楽しみの一つ。
松茸の茶碗蒸し。すだちもほんのりと。
にっちりとした歯ざわりのぎんなんのおこわ。
柿の白和え。胡桃がすりつぶして入っている。
ウニ、イクラ、あわび。
いつもよりちょっと塩辛いような気がしたクチコ、手前はクリーミーな日本の古代のチーズ「蘇」で、豆腐の粕漬けっぽい感じ。奥は何の魚を煮たものだっけ??
他に栗の渋皮煮も。
まるで松茸のかさのような土瓶。
ふおおおおお
鱧と松茸の土瓶蒸し。
香りだけでなく、コリっとした歯ごたえも楽しめる大きさの松茸様。
脂ののりまくった鱧。
まぐろと銚子のひらめ。
粟麩、かぶ、青菜(はなんだったっけ?)の炊き合わせ。
のど黒。
こちらで何度かいただいたが、この日は断トツに濃厚だった。
こってりとしたのど黒の後でさっぱりさせるのは、菊、ウニ、焼いた秋茄子の酢ジュレ。
しっとりと炊き上がった松茸と鱧の土鍋ご飯。
お味噌汁。
ご飯のおかわりをお願いしたら、別の土鍋を持ってきた。
なんと、ご飯の具を選ぶとき、松茸を頼んだあとに「やっぱり、こっちにすればよかったかも」と言っていた天然の舞茸と鱧のご飯をサービスしてくれた。
こういう心遣いがたまらない。
舞茸は醤油で炙ってから炊き込まれていて、焼いた醤油と舞茸の野趣あふれる組み合わせに恍惚となる。
こちらはぱらりと炊かれたご飯。
いつもの蓮根餅。
次の食材は何かなあ。
こちらを見て、うらやましがっていたら、お子様と作るグルジア風餃子の会を催してくださいました。
で伺ったら、すっかり秋なお飾り。
あけびって初めて食べたけど、種が面倒くさい。
でも、お子様達は楽しそうに食べている。
きゅうりを大量に入手されたそうで、ピクルスになっていたり。
まずは鶏レバーの納豆炒め。
これだけをご飯にのせて丼にしても良さそう。
レバーをしっかりと血抜きするのが大切。
つくり方は追々アップしてくれることでしょう ------ キタ !!
ごっそり盛ったパクチーも欠かせないポイント。
蓮根と干ししいたけの煮物。
きゅうりは色々なアレンジで登場。
これはごま油と塩、ザーサイであえたもの。
塩加減などが完璧で、単純なのに旨い。
皮を一部むくのは、油や味を馴染ませるためだそう。
本日の参加者の1人がカリフォルニアのワイナリーで買ってきたというヴィオニエ。
時間ごとに変化し、ずっと美味しい白。
さて、餃子作り。
ワインボトルで伸ばすのが本場風らしいが、普通の麺棒のほうが楽。
汁たっぷり、皮もっちり。
家でこんなのが出来るんですね。しかも、そんなに面倒臭くないし、みんなでイベント的に作って食べるのが楽しい。
ここでもパクチーが大活躍。
満腹になっても、止められない旨さ。
なんと、自家製のラー油。
シナモンやカルダモンのような香りが素晴らしく、辛味がキリっと鋭角。
石垣ラー油も必要ないかも。
これは、紹興酒を温める器。
下に熱湯を入れ、上に紹興酒を入れて重ねる。
餃子を茹でた汁に出汁を加え、残った具を団子にし、味付けしたスープ。
しみる…。
きゅうりは炒められもしてました。
シャトー・デュックのヴァンダンジュ・デ・シェフ。
コート・デュ・ローヌの赤。メルロー100%とは意外。
ししとう。
デザートもお子様達がこねてくれました。
白玉団子にこしあんとココナッツミルク。
今日もたらふくいただきました。
次から次へと食べるものが出てきて、デザートまで。
感服です。
5、6年前に行ったスペイン(マドリッド、ムルシア、バレンシア、バルセロナ)で食べて、もう一度食べたいと夢にまで見る一品。
ムルシアのパステル・デ・カルネ。
その場で温めなおしてくれる。
パリッパリで小麦の香りが鼻腔を埋め尽くすような皮と、いろいろな部位を混ぜたジューシーで臭みが旨みに変わった肉の詰め物。
前のCDを整理していたら出てきた。
マックもそんな感じで。
代々木上原駅前の地下にあるブラッスリー・ベック。
ブラッスリーといっているが、もうちょっとちゃんとしていて、ビストロっぽい感じ。
軽く食べてワインを飲みたい気分だったので、そういえばここに店があったと飛び込みで入ってみたら、他に客がいなかった。前に一度来たときは、ほぼ満席だったのになあ。
プリフィクスのコースで頼むのが店的には望ましいみたいだったけど、アラカルトで。
サービスの人の感じはとてもよい。
パンは盛り合わせで1人分が230円。
一緒に出てきた突き出しの鶏レバーパテがとてもなめらかで、この日一番美味しいと思ったもの。
グラスのワインは赤白それぞれ3種類ずつ。
その日によって違う様子。
ピュイイ・フュッセが美味しかった。
秋刀魚のタブレ、生姜入りマヨネーズと(2皿に分けてもらったところ)。
他、軽くスモークしたカツオのカルパッチョ(これまた生姜風味でダブったのが痛かった)とシャラン産鴨胸肉のコンフィの茸添え。最後にグレック(野菜のギリシャ風ピクルス)。
どれも普通に美味しいのだけど、印象に残らなかった。
2人でワインをグラスで赤白混ぜながら1人4杯飲んで、全部で14,000円強。
ワインもちゃんとしたものだったし、それぐらいなんだろうけど、なんとなく割高な後味。勝手に居酒屋風利用をしたから、むしろ高くついちゃったのかも。
この近辺に予約なく入れて、美味しいワインを飲める店が少ないから、用事があったときにまた入るかもしれないけど、わざわざは来ないな。
ローヌの白。
ジル・アッゾニのル・レザン・エ・ランジェ。
ロワールのナナ・ヴァン・エ・カンパニーのラ・パンジェ 2004。
ミラノのマルペンサ空港のワインバーで飲んだのが、サルディーニャ、アルジオラスのコスタモリーノ。
ヴェルメンティーノで色も味も濃い。
ほっこりした味わいが好みだったイタリアワインの赤。
ウンブリア、ミルツィアーデ・アンターノのモンテファルコ 2002。
休日、恵比寿近辺で用事があり、思い立って昼時のル・ジュー・ドゥ・ラシエットに突撃。
どうにか1席だけ作ってもらえたが、満席。
食前酒、前菜、メイン、デザート、食後の飲み物で3,500円のプリフィクスコースをいただく。
シャンパンはギィ・ド・サン・フラヴィ。
バターは無塩と無塩に塩をのせたもの。
前菜には地鶏手羽先のコンフィ、ラングスティーヌと野菜のラグー。
銀杏や栗など、秋の味覚も。
こちらはサンマのマリネ、モンサンミッシェルの塩のジュレと水茄子、トマト。
メインに向けて、グラスのワインをいただく。
2種類のうち、ボルドーの方を。
ボルドー、シャトー・ベイシェヴェルのル・ブリュイエール・ド・ベイシェヴェル 1998。
いい感じにまろやか。
同席者はブルゴーニュ、ドメーヌ・エルヴェ・シャルロパンのマルサネ・クロ・デュ・ロワ。
メインは仔牛の腎臓。エピスをまぶして焼いたもの。
インカのめざめの細切りチップスとゴボウチップス、青菜を添えて。
こりっとした軽やかな歯ごたえでも脂の強い腎臓はエピスで臭みが押さえられ、食べやすい。
が、ソースがちょっと塩辛く、サラダがあっても少し辛かった。
かなりボリュームのある一皿。
おなじみ、マダムビュルゴーのシャラン鴨もも肉のソテー、白と赤のソース。
この日は前回より香りが少し薄いように感じた。
焼き加減はもう少し赤い方が好き。
デザートには梨のコンポート、ローズの香り、しそのアイス添え。
さっぱりしていて、調和が良く、するっと口に入るのに、少し変わっているのがよい。
しそのアイスは本当にしそ。
ティラミスの新しい解釈。
底にコーヒーのタピオカがいて、メレンゲ、マスカルポーネのソース、お皿の縁にココア。
軽くて、普通のティラミスより満腹時に適している。
コーヒーも数種類から選べ、きれいな泡立ちでいただける。
ランチとはいえこの値段でこれだけクリエイティブなものをいただけるのは、お得。
銀座のリストランテ・シチリアーノはSALONE 2007と名前を変えて、明日、10月3日に新店舗でオープンするそうです。
場所は横浜…って遠いじゃん ! 私としては圏外です。
シチリアーノのシェフだった樋口さんのほかに、渋谷のポルタポルテーゼで料理をされていた平さんという方が加わるそうで、1万円のコースのみとのこと。
もはや我々の店ではなくなってしまったのですね。
思えば、初めてシチリアーノに行ったときは、まだアラカルトがあり、遅い時間にカウンターで軽くパスタだけ食べる1人客がいたものでした。
あの雑居ビルの鰻の寝床のような薄暗い店で、濃厚な味わいの料理と自然派イタリアワインを藤巻さんにサービスされていただくというのが、ムーディーでよかったのだけど(遠い目)。
一応、住所を
SALONE 2007
横浜市中区山下町82-3 シタラビル1F
045-651-0113
どなたか行かれたら感想をお聞かせください。
下北沢のワインバー、グラン・クリュで夕食第2ラウンド。
ここは飯倉のル・セップの姉妹店。
ル・セップには以前、たびたび行って、ワイン会などで美味しく楽しい思いをさせてもらったものだが、最近はお得感が以前ほどではなくなってしまい、場所的についでがないこともあって、足が遠のいてしまった。
こちらのグラン・クリュは初めて。
出張前の話なもので、詳細は忘れてしまった。ざっと写真のみ。
こだわったセレクトのグラスワインが赤も白も複数揃っているのがうれしい。
カプレーゼ。
砂肝など入りのサラダ。
具沢山で食べ応えあり。
猪のハンバーグでフォアグラ入り。
食後酒も。
グラスでいろんな種類のワインを味わえる店は基本的に好き。
けっこう割安感あり。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
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