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2007年10月20日 (土)

富麗華 上海蟹の季節

もはやこの季節の定番、富麗華。麻布十番。

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コースもあるが、夜はいつもアラカルトで。

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目的はこちら。上海蟹。
この器をみるとあがる。

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海鮮とセロリのスープ。
セロリからも出汁がでる。じんわりと優しい旨み。

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友達は酸辣湯。

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ここに来て、これを頼まないわけにはいかない。北京ダックを4分の1で。

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1人1本。
やはり秀逸。パリパリでじゅわっとしたダックの皮、甘いタレ、薄いがもっちりとした餅。

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来ました。上海蟹。雄の方がみそがたっぷりで、身の味も濃く、好き。
雄は1匹4,725円から7,350円。雌より少し高い。
最初、丸ごとで見せてくれて、ほぐしたものを部位別に順番に出してくれる。
ものぐさなもので、自分でほじくるのは苦手なのです。

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みそを纏った身の甘さ。
黒酢をつけたりも。

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甲羅についているみそをふき取りながら、脚も。

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最後は生姜茶で口を洗う。
季節の美味は、借金をしてでも食べておきたいもの。

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黒酢の酢豚(1皿を2人で取り分けた)。

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アスパラガスと百合根、椎茸のXO醤炒め(1皿を2人で分けたところ)。
みずみずしいアスパラガス、カリっとしながらほっこりした百合根、椎茸とXO醤の旨味が舌の深いところまで染み込む。
強火でさっと火を通す中華は、しっかりした味付けでも、野菜のもともとの味や歯ごたえの特徴をそのまま感じさせてくれる。

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韮入り上海蟹肉水餃子は、予想外に茶色いスープに入っていた。
その前に濃い味の料理が続いたから、普通の餃子だったらヘビーかもと思っていたのだが、このスープの一口で、友達と二人、思わずうなった。
金華ハムと思われる肉で取った出汁で、しっかりと濃厚なのに、口をすすいだような印象。
味の種類が違うと、リセットさせられるものなのだと。
中華の幅の広さを実感。

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餃子をスープの中で割ると、均一だった水面にさっと肉汁から出た脂の模様が散らばった。
蟹肉が入っているのかわからないほどに韮。
季節柄、無理やり蟹入りにしなくてもよかったかも。
蟹はそのままで食べるのが一番だ。

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他のテーブルで食べられていたあんかけおこげにも惹かれたが、ずっと食べたかったハムユイ炒飯にしてもらう(2人で分けた)。

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見た目同じなデザートは、温かい生姜風味の牛乳プリンと、友達が冷たいココナッツミルクに入ったタピオカ。
牛乳プリンは、生姜をきっちりと感じるも、ぼんやりととらえどころのない味だった。病気のときに食べるような…。

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ビールを1杯ずついただいて、1人 17,000円弱。値段以上の満足度。
上海蟹は、季節のうちにもう一回は食べたいところ。

残る秋の味覚はジビエですので、いつもお食事をご一緒してくださる皆様よろしくお願いいたします。

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