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2007年11月 7日 (水)

ラトリエで栗のスープ

去年、友達がこの時期に食べていて美味しかった栗のスープ。
後日に頼んだら、レシピが変わっていて、ベーコンが入り、好きな味ではなくなっていた。
聞くところによると、ロブション氏が来て、変えてしまったらしい。
個人的に、ベーコンを味付け的に使われるの、嫌いなんだよね。
友達が食べたのはラトリエの飯塚シェフのレシピの方。
で、また変えられてしまう前に栗のスープを味わいに、六本木ラトリエ。

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グラスのシャンパンはブルーノ・パイヤールのマグナムボトル。

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前にもいただいた、上の白いのがトマトを漉した汁の泡。
下はパプリカのクリーム。

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ハモン・イベリコ。

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ワインはグラスで。
次の料理は秋刀魚。合わせるのは難しい。
やってきたのはドメーヌ・ユエのヴーヴレー、ル・オー・リュー。
セックだから、甘め。

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秋刀魚をトマトフォンデュと共にタルト仕立てに、生姜とレモンの風味で。
手前1本線はバルサミコソース。

これは1皿を2皿に分けてもらった量。本当はもっと長い。

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しっとり感を残して火を通した秋刀魚、ざくざくトマトソース、薄くパリっとしたパイ生地。

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トマトの甘さとパイのバターで秋刀魚の臭みが消えて、ワインとぴったり合う。
ほんのり生姜とレモンの酸味。
試しに秋刀魚だけを口に入れてみたら、普通に魚臭。で、ワインともダメ。
組み合わせの威力だ。

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さあ、念願の飯塚シェフレシピの栗のなめらかなスープ、フォアグラのソテーと共に、セロリの香りで。

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トリュフは香るけどむせ返るほどではない。
上の緑はセロリの葉。

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栗のほっこりした甘味にうっとり。
フォアグラも濃すぎず。
やはりこれでしょう。

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こちらでたびたび登場する、ルスコ・リアス・バイシャス。
魚系の味に合わせられる甘さと酸で、使えるワイン。
家に置いておこうかと。

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野菜をアンチョビのソースで。

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メインは鶏。

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茸と胸肉をたたいたものを胸肉に付けたもの。
コクと旨味が追加されていた。

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レタスの下には3種類の茸が隠れていました。

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こちらはカエル。
衣をまとったグルヌイユ、ガーリックピュレとパセリクーリーを添えて。

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エスカルゴバターを塗って、衣をつけて揚げてある。

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いかにもカリフォルニアらしいピノ・ノワールは鶏に。
マリマー・トーレスの。

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カエルにはジョルジュ・リニエのモレ・サン・ドニ。

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季節なので、モンドール。
シェーブルも。

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Frederic Mabileauとボジョレー・ヴィラージュ。

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お口直し。
緑はバジルのソルベ。

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デザートも栗で。
手前はアールグレーのアイス、パリパリ(キャラメルっぽくもあり)、下はチョコレートのアイスだったかクリームだったか…。

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栗のクリームも一緒に。

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奥は栗の飴がけ。
マロングラッセは美味しいのだけど、プレ・カトランの緑飴玉以来のトラウマで飴モノは苦手。

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ペドロ・ヒメネスも。

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こっくりと黒蜜のような液体をロックで。
旨い。ロックいいね。

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お茶菓子も。

安い店ではないが、払った以上に楽しませてもらうので、痛くない。

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