すえとみ 今年初
2月にして今年初めてのすえとみ。
最初にこれは珍しい。
でも、寒い季節には一気に温まるものがうれしい。
丸大根がたいへん美味しいからと、丸大根、ふきのとう、お揚げ、ネギの煮浸し。
大根甘っ ! ふきのとうの香りが染みた出汁も飲み干す。
節分おこわは鰯。
ひいらぎの葉をのせて。
ナマコ酢、ウニに葉わさびのジュレ、からすみ、もち米をまぶして揚げた空豆、ふきのとうと実山椒の煮付け、筍の木の芽和え。
からすみとよく合う日本酒はいままでなかった新しい種類。
河豚の白子に聖護院蕪のすり流し。
トロトロの白子、すりおろした聖護院蕪のサラリとした口当たり、じんわりと温かい出汁。
ぐじの刺身は脂がのっているので、おすすめ通りに酢でいただくのが丁度良い。
観音寺の赤貝。すだちと塩で。
こんなに旨い赤貝は初めて。
というより、赤貝でこんなに抵抗なく素直に美味しいと思ったのが初めてか。
コリっとしてもさっくり切れる歯ごたえ、甘味はあるのに匂いが鼻につかない。
百合根まんじゅう。
上にぷちっとのったのは梅。
中は蟹。
間人蟹の対岸で取れたという蟹は焼きで。
半生万歳。
身の旨味が十分にあるので、三杯酢につける必要もない。
味噌はつける。
間人蟹は浜茹で。
ご飯も蟹。
うっすらと山椒。
おこげは別腹。
今年もよろしくお願いいたします。
« うりずん食堂 と おかめ | トップページ | 大人気ない大きさの大人向けパフェ »
「東京:和食」カテゴリの記事
- 引っ越しました(2013.10.04)
- 星野 1ヶ月経たずに(2013.09.20)
- おかめ(2013.09.17)
- 新橋 星野 今年も(2013.09.04)
- 落語後の新橋いし井(2013.08.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント