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2008年3月31日 (月)

お花見ピクニック

今年のお花見は代々木公園で、お料理はいつものこちら

大人4人と子供3人。

詳しい説明は、後日スヌ子様がアップしてくれるはず。
ということで、とりあえず写真を。

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花見を盛り上げる料理だけでなく、ピクニックに最適なおしゃれプラスチック皿やコップ達までも見つけてきてくれました。
ピクニックマスターぶりに感謝。

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ワインはカンパーニャの白(ファランギーナ)とシチリアの赤(エトナ・ロッソ)。

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こういうつまみ的なものまで手作りで。
カリカリチーズは3種類の味。

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馴染みのあるアヴォカドとマグロの1品もアレンジあり。
ホタルイカがこういう風になるのね~。

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手前のは沖縄の野菜だそう。
こういう新たな素材を取り入れるのが、相変わらずお上手。

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パスタのソースに使われている緑の葉は、よもぎ。

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クリーミーな茸はバターの風味の豊かなブリオッシュと合う。

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クミン風味の豚肉とごぼう。

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こちらもただのピクルスではないのです。

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花曇りの寒さで退散、お宅にお邪魔し、ポルトガルのワインをいただいたりしながら、食べ続けるの巻。

2008年3月26日 (水)

みの家

森下の桜鍋の店、みの家。

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レトロな店内。

予約ができず、夜9:30に閉店。早い。

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ヒレとロースの鍋を頼む。
えのきと豆腐は別で。

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鍋は濃い味噌仕立て。

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桜肉(馬)は完全に火が通ると硬いので、ちょい生くらいで。
忙しい。

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馬刺しは、まあ、普通。

はしごで山利喜にでも…と思ったら、2店とも並んで待っている人がいる。
森下の居酒屋は人気なのね。

2008年3月24日 (月)

龍天門で仔豚の丸焼き会

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龍天門にて、仔豚の丸焼きを食べようと、大人12人(子供4人。まだ食べられない)が集まった。

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目が赤く光っているので、子供が怖がる…。

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皮に脂がのるよう、特別に育てられた豚だそうで、北京ダックのように皮をいただくもの。
よって、前菜として出てくる。

1時間ほど、シェフが付きっきりで回しながら焼くのだとか。
もちろん、予約のみ。
2ヶ月に1度くらい出るらしい。

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小麦粉の餅にネギと一緒に挟んでいただく。

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パリッパリの皮はとても野生的な香り。
試しに肉を食べてみたら、とても脂っぽく、アンドゥイエット的な臭いがした。
以前、サルディーニャの仔豚の丸焼き(半身だったけど)、ポルケッドゥをいただいたときも同じような風味だったから、生後数ヶ月の豚の味というのは、そういうものなのだろう。

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他の料理はコースでいただく。

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あまりに「肉のところも食べたい」と言ったからか、脂抜きしたものを煮込みで出してくれた。

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そういえば、ここのデザートは美味しくなったね。

仔豚の丸焼きは、何度も食べたくなるものではないけど、よい経験になった。
全部で1人2万円くらい。
主催されたご夫婦に感謝。

2008年3月21日 (金)

ワインと猪

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友達から「天然」というシールの貼られた猪肉を固まりでいただいた。
味噌味のしし鍋と、トマト味のラグーにする(パスタと食べた)。
猪の肉は煮込むほど柔らかくなるそうな。
脂が旨い。

2008年3月19日 (水)

ラ・ボッテガ・デル・グースト

ボヌールやサル・キッチンを教えてくれた方のおすすめにより、赤坂のラ・ボッテガ・デル・グースト
だから、間違えのないセレクトであることは、行く前からわかっていた。

前菜、プリモ、セコンドをメニューから選べるお得な5,500円のプリフィクスコースにする。

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お通し的なものは、スモークサーモン。
オリーブオイルが香り高い。

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プロセッコをグラスでいただいた後、白ワインもグラスで。

このプロセッコがひなびた味わいで好みだった。
白ワイン、この日開いていたのは2種類。
どちらも美味しく、盛り上がる。
アルト・アディジェ、ケラーライ・テルランのテルラーネル・クラシコとヴェネチア・ジューリア、ニコラ・マンフェッラーリのミッレウーヴェ。

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パンも自家製。

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前菜は、沼津から届いた魚介類のフリットミスト。

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カリっと揚がった軽い衣。
イカやらカサゴやら…。

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こちらは本日の鮮魚のカルパッチョ、ボッタルガ、アーティチョークのサラダ仕立て。
やはりオリーブオイルが旨い。
からすみも塩が控えめなのがよい。

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リ・ド・ヴォーのコトレッタ、空豆のピューレとバルサミコソース。
間にフォアグラなどを挟んで揚げたリ・ド・ヴォーの、ちゃんと仕事がされている一皿。

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ワインはお店の人の推薦により、シチリア、ベナンティのエトナ・ロッソ、ロヴィテッロ 2001(2002だったか?)。

これが、ピノ・ノワールを思わせる軽やかな口あたりと、華やか、スモーキーな香りで、同席した皆を恍惚とさせた。
やはり、シチリアワインは面白い。

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プリモは栗の粉のトロフィエ、ウズラのラグー。

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栗の粉のパスタは今までに何度かいただいたことがあるが、こんなにも栗の良さを生かしたものは食べたことがない。
にっちりとした歯ごたえと栗のほっこりな甘味。
それに肉の旨味満載のラグーがよく絡む。

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赤エビのスパゲッティー、チェリートマトソース。

魚介トマトソースのスパゲッティーって、どこにでもあるし、自分でもできるじゃんと高をくくっていたが、決して家では再現できないレベルのものがやってきた。
しっかりとトマトとオイル、魚介の旨味が一つになったソース。

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タラとジャガイモの詰め物をしたカッペレッティ、アスパラ入りクリームソース。

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フランス産ハトのソテー、レンズ豆添え、黒トリュフのソース。
ハトの火の入れ具合、濃ゆいソースとトリュフの合いっぷり。
イタリア料理の店で、ちゃんと手をかけて作られ、料理として満足させてくれるメインに出会うことは珍しい。

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熊本産馬肉ハラミの炭火焼き。

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ヴェネツィア・ジューリア、テルピン・フランコのシアリスをボトルで。
なんとなく、赤というよりは、しっかしりた白という気分だったので。
これもお店の人に薦められたもの。

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白なのに、ロゼのような色にびっくり。
でも、ビオ臭はなく、辛口。

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ここはチーズが素晴らしい。
自家製の赤ワイン、いちじくやナッツなどの入ったパンと共に。

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こんなに個性があり、フランスのものと肩を並べるような楽しさのイタリアチーズを揃えている店はあまりないのでは ?

添えられたスウィーティーの自家製マルメッラータや貴重な品種の葡萄の干し葡萄(マスカットのような味で普通の干し葡萄とぜんぜん違う)にさえも配慮が感じられる。

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食後酒もいただくのです。

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ラ・ビアンカーラのものはベタ甘くなくて、するする飲める。

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デザート。
正直、かなり記憶が曖昧。

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ガス入りの水もがばがば飲んで、プロセッコ、グラス白、ボトル2本、食後酒というやりたい放題なのに、3人で46,000円強は激お得。
なにしろ、ここのワインの根付けは驚くほどに良心的。どこかインポーターが裏にいるのかと思うほど。
料理も全て、いちいち美味しいし、細かい気配りがされているしで、本当に盛り上がった。

いやはや、またしてもよい店を教えていただきました。

2008年3月17日 (月)

銀座 あさみ

久しぶりに銀座あさみ。

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素材の味そのままのグリンピース豆腐。

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赤貝とわさび葉。

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わさび葉は後から出てくるわさび以上に鼻に来る。

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このわたおこわ。

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ほたるイカ。

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お刺身たち。

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軽く炙った手前の白いのがコリっとした歯ごたえ、みずみずしくても濃い味わい。
すっごく美味しかったのに、なんだか忘れた。
本当に魚の名前が覚えられないんだーーー。

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あさりしんじょうはふきとわかめと一緒に。

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ほんのり甘めのしんじょうにはあさりがゴロゴロと。
出汁がまた旨い。

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焼き物は鱒。

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白身魚のお寿司。

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日本酒も色々と楽しめる。

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イカ、筍と新じゃがいも、菜の花。

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品のより味付けで春を満喫。

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有名な鯛茶漬け。

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鯛は分厚い。
美味しいが、胡麻ダレがちょっと塩辛いかも。
他のは控えめの塩加減が丁度よいのに。

特に何も言わないと、コースのご飯はもれなく鯛茶漬けになるそうな。
でも、事前にお願いすれば炊き込みご飯なども出してくれるとのこと。
次回はそれでいきたい。

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お菓子はくずきり。

ついでがあるような場所ではないので、前回からは間があいてしまっていたが、やはり好みの店。
この価格帯で美味しい和食をいただける店を思い出せてよかった。

初夏には鮎をいただこうと思う。
もちろん、鮎ご飯にしてもらって。

2008年3月14日 (金)

カフェ飯 @ パリ

お昼にがっつりいただいた後は、さすがに軽くしたい。
お友達の夕食に混ぜてもらって、オデオン近辺のカフェで食事。

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フライドポテトが食べたくて、タルタルステーキ。
お肉は冷凍っぽかった。

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ワンプレート盛り合わせを食べた人もいたり。
生ハムとメロンやらに混ざって、ネムなど、エスニックなものものっていたり。

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ここで一番美味しかったのは、友達が前菜に頼んだニシンとジャガイモの一皿。
軽くスモークされた脂ののったニシンや、ドレッシングを纏ったジャガイモの旨さは、日本では出会えない。

フランスのジャガイモって美味しいよねえ。

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ロッテ、パイの実を思い出させるチョコレートとカスタードのパイ。

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ぎっしりピスタチオなアイス。

2008年3月12日 (水)

タロス

渋谷にあるサルディーニャ料理のレストラン、タロス。

イタリアの地方料理というのはずいぶんと普及していて、とうとうサルディーニャまで来たかという感じ。

もっと田舎家風のアジのある店を期待していたが、カフェの居抜きかと思うような、やけに見通しのよい店内。
隣のテーブルの話が聞こえすぎて、落ち着かない。

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小皿前菜6種。
4種とか8種とか、選べる。

どれもそれなりに美味しいのだけど、ちょっと塩が控えめすぎて、キレがないかも。

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野菜料理というから、コントルノかと思ったら、前菜と一緒に出てきた。

白インゲン豆セージ風味とエジプト豆ローズマリー風味。

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ルーコラとペコリーノ。

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貝類とチェリートマトのフレーグラ。
フレーグラは初めて聞いたが、サルディーニャのパスタらしい。
つぶつぶで、しっかりとした歯ごたえ。
大きいクスクスのような。

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あれ ?? プリモをもう1つ頼んだのに、メインがやってきた。
骨付き仔羊のロースト、フェンネルとオレンジ風味(2人で取り分けたところ)。

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やはり忘れられていたプリモ。
クミン風味ソーセージのチッチョネス(小麦粉のニョッキ)。

ここのサービスの人々はあまりイタリア料理についての思い入れがないらしく、セコンドの後にプリモを出すことが普通ではないという意識はないらしい。
最近は日本人の炭水化物でしめるという習慣から、最後にさっぱりしたスパゲッティを出すところも多いが、それはあえてするからこそアリなんであって、意図なくされると、腹具合がおかしくなる。

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デザートに頼んだのは、サルディーニャの地元菓子、セアダス。
コレ、出てきてやっと、ミラノで食べたことがあると思い出した。
チーズを入れた生地を上げたものに蜂蜜をかけてある。

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その時も思ったが、やっぱり、何でコレを甘くする必要があるかなあという印象。
ぜんぜん不味くないし、食べられるのだけど、なんか慣れない味なのだ。

料理はそれなりに美味しいが、だからといってどうしても食べたいというほどでもなく。
せっかくサルディーニャ料理なんだから、サービスの人がもっと詳しくて、情熱的に色々と説明してくれたり、お店の作りがもっと個性的だったりすると、料理自体の印象も変わるのだろうなあ。

ワインはグラスで、水を頼んだりして、1人8,000円くらい。
また行こうとは思わない。

2008年3月10日 (月)

Le Grand Vefour

最新ミシュランでは三ツ星から降格との噂のル・グラン・ヴェフェールでランチ。
美味しかったけどなあ~~~。
少なくとも、プレ・カトランよりは遥かによいでしょう。
ミシュランとは趣味が合わない様子。

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天気の良い日のパレ・ロワイヤルは、本当に気持ちがよい。

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歴史を見せ付ける店内。

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88ユーロのランチコースを頼む。

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シャンパンはもちろんテタンジェ(グラスで22.00ユーロ)。

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まずはバジルのムースがのっているトマトのジュレ、ヘーゼルナッツ(???)のスープ。

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パンは数種類の中からバケットを。

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クミンなどが入ったオリエンタルなスープ。
ナッツや野菜の細切れで歯ごたえを加えてある。

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真ん中に浮かんだブイヨンのゼリー状のものは、スプーンを当てると割れて、中からブイヨンが出てくる。

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前菜は3種類から季節の野菜料理を選ぶ。

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ジンジャー風味のブロッコリーのピューレの上に野菜とコーンチップがのっている。
クセレス酢のヴィネグレットソース。

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マロンのクリームのようなもの。

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シリアルのパンも。

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グラスの赤ワインはDom Drouhinのモレ・サンドニ 2004。
19.00ユーロ。

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メインは本日の料理から、テット・ド・ヴォー、ハーブソース、エストラゴン風味のきゅうり添え。

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牛の頭の色々な部位の肉がゼラチンにくるまれて茹でられている。

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舌やら色々と。
余分な脂が抜けているし、ハーブのソースでいただくので、けっこうさっぱり。
トロッ、ホロッとしてジューシーなそれぞれ違った味わいの部位がところどころで顔を出し、口飽きずに最後まで旨い。

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これはネギやら蕪やら、人参やら。

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揚げられているのは脳みそかな。

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ハーブソース(主にパセリか?)の周りを固めて、中がトロけているもの。
やはりこの方法は流行りらしい。

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横にいたのは、「なんだ、うずらの卵かよ」と思いつつ、試しに割ってみたら、ハーブソースが詰まっていた。
芸が細かい。

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きゅうりとねぎ。さっぱりとしたサラダも。

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なんと、このコースにはチーズも含まれていましたよ。
お得すぎる !

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シェーブル、エポワスと、セミハードの何か。

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やはり、どんなに輸入されているといっても、フランスで食べるチーズと同じ美味しさに日本で出会うのは難しいだろう。

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ヨーグルトのムース、トマト小切り、バジルの泡。

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ローズの香りのクレームブリュレ。

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これはキュウイ。
プチフールまで凝っている。

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デザートにはヘーゼルナッツとミルクチョコレートのお菓子。

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コーンフレークのようなものも入って、シャクシャク。
重めなチョコレート&ヘーゼルナッツクリームに軽快さを加える。

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こちらにもクリーム満載。

ゲラントの塩入りキャラメルのアイス添え。
これもブリストルのとき同様、チョコレートケーキを食べる合間にいただくと、塩気がアクセントになって、より旨い。

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お茶菓子にチョコレートやヌガーなど。

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もちろんギモーブちゃんも。

総額142.00ユーロ。
むちゃくちゃお得。
塩加減なども日本人的に程よい感じ。これはいろんな人にすすめたい。
感動に打ち震えるというのではないが、どれもまっとうに美味しい。

月曜のランチだが、もちろん満席だった。
クレジットカード会社を通して予約したのだけど、何度か予約確認の電話がレストランからあったらしい。キャンセル待ちの人もいるのだろうか。

2008年3月 7日 (金)

Le Bristol

日本から予約していったレストランの1つがル・ブリストル。
また一人なので、ランチにしました。

この3月初めというのは、レストランが休む時期のようで、ランブロワジー、アストランス、ムーリスなど、軒並み休みとのことだった(ムーリスは曜日的なものかも)。

この間、ここのシェフがロオジエで料理をしたときに体験した友達が絶賛をしていたので選択。

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さすが、申し分なく豪華な内装。
日曜に開いているのが短期滞在者にはありがたい。

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テーブルの花がイマイチ。
9本がきっちりと並んでいるべきアレンジだと思うが、かなり不揃い。

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白いシャンパンはモエかクリュッグだというので、もちろんクリュッグ。

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1杯30ユーロ。

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泡は中にマグロ、右から2番目はフォアグラに海苔のようなものがペタリとついたもの、貝の煮こごり風、牡蠣が不思議なアレンジで。
どれもちゃんと旨い。

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パンは4種類ぐらいからバケットとシリアル入りを選ぶ。

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バターは1種類。
かなり発酵風味が強く、こういうバターは日本では食べられないなあと。

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日本語のメニューがあるのがありがたい。

ランチにだけある95ユーロの季節のコースにする。

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カリフラワーのムース的なもの。

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ピンクのジュレはなんだったか??
かなりカリフラワー。

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ハーフのワインでおすすめを聞いたら、白のシャブリ、レニャーのグラン・クリュ、レ・クロ 1993。

で、それに従ったところ…。

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118ユーロでしたとさ。ハーフで。
そりゃあ、ソムリエさん2人でこちらを見ながら丁寧にテイスティングするはずだわ。
日曜の昼間に1人客の日本人、ハーフでおすすめのままに高いワインを飲むって、不気味だ。

でも、この琥珀色。
そして、干し葡萄を思わせるかなりの熟成香。
最初、いっちゃってるのかと思ったが、料理と合わせると素晴らしい。

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2種類の中から選んだ前菜はアカザ海老とフォアグラのキャベツ巻き、シトロネラ風味のブイヨン仕立て。

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目の前でブイヨンを注いでくれる。

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トロリと半生な海老、シャキっとしたキャベツ。
フォアグラはあまり感じられないが、ブイヨンのシトロネラが爽やかで春を感じさせる。

ちょっと塩が強い。

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メインはリー・ド・ヴォーのムニエル、クルトン添え、さっと火を通したケイパーとペキヨス唐辛子風味のつるなと共に。

白ワインをすすめたのは、ソースに酸味があるからか。
さすが、絶妙の相性に恍惚となる。

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まったりとクリーミーなリー・ド・ヴォーにサックサクのクルトンが軽快な歯ざわりで小気味いい。
敷かれたやわらかいほうれんそうのフレッシュさといい、味と歯ごたえの組み合わせが上手い!!

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口直しはブラッド・オレンジのジュレとソルベ。

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上にささったのはスミレ?

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チーズも美味しそうだったが、デザートにする。

マンジャリチョコレートの柔らかクリーム、サクサクとろけるピーナッツとプラリネ、バニラアイスクリーム添え。

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キャラメルコーティングのチョコレート、ごっそりバニラのバニラアイス。

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鼻血が出るほど濃ゆいチョコレートにコーンフレークのようにシャリシャリしたナッツ入り。

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塩キャラメルのマカロンはチョコレートを食べた後にいただくと、塩が生きる。

横は、流行らしい料理方で、周りを固めて中が液体になっているもの。

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お茶菓子はローズ&ベリーのギモーブやヌガー、チョコレート。

ワインが高かったので、総額262ユーロになったが、95ユーロのランチコースはお得感あり。
けっこう塩辛いのも大丈夫な私でさえ塩が強いと思うほどだが、そこを除けば素材の組み合わせなど、かなり好きな料理。
日本人の友達や親などを連れて来るには塩辛すぎるのだけど、再度その部分を見極めに来たいと思う。

Beurre Noisette

ブール・ノワゼットで夜飯。

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地元風の人々で満席。

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ご一緒していただいたお友達がメニューを説明してくれるので、ちゃんと選べる。

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ワインは赤、サンテミリオン。

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つき出しはナッツ入りスープ。

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前菜もスープを頼んだ。
オニオン出汁が旨い。

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具入りの器に、目の前でスープを注いでくれた。

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アンドゥイエットの薄切りと思われるものやカリカリなクルトンが入っている。

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友達の食べた前菜。

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牛出汁のジュレ、フォアグラ、レーズン、プルーン。

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メインはランド産鶏のフリカッセ。
鶏自体の味が濃いのにびっくり。
野菜と黒トリュフ添え。

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こちらは乳のみ仔羊。

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デザートはお店の人のおすすめにより、シュークリーム。
グレープフルーツソース。

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チョコレートクリームにのった泡が、葉巻みたいな苦酸っぱい変な味。

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お茶菓子はマシュマロとマドレーヌ。

やっと、ちゃんと満足できる食事をいただけた。

サーモン地獄

パリのホテルには昼過ぎに到着。

夜飯は友達と一緒に食べられるので、昼は軽くしておこう。
午後3時ぐらいだし。
ということでホテルのあるマレの有名なファラレル屋に行ってみたら、土曜は休みらしい。
ユダヤ教は土曜休みなのかも。

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ふと見たら行列ができている店がある。
どうやら、ファラレルらしきものを売っている様子。

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で、その店の食堂に入ってみる。
ここは空席があった。

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例によって、フランス語が全くわからず、メニューを見ても何がなんだか。

周りの人がエスニックな感じの盛り合わせ的なものを食べていてそそられる。
でも、それがどれだかわからないので、一番上のものを注文。
なんかサーモンっぽいけど…。

Soumon_4

で、やっぱりサーモン。
ひたすらサーモン。
ピクルスがのっているが、とにかくサーモン。

生っぽくて美味しいのだけど、こればっかりは食べ続けられない。

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ブリニとパンケーキの中間的なものが付いていて、それが丁度良い口直しになるのだが、やっぱり全部は食べられなかった。

水を頼んで、総額15.50ユーロ。

行列が出来ていたファラレルサンドは中では食べられないらしい。

ミラノ出張での食事

2月25日から3月1日までミラノ、3月1日から3日までパリに出張。

ミラノでは相変わらずホテルで朝食、ビッグサイトのような展示場で終日、ランチはコンビにも劣る不味さのパニーノかサラダなど、夜は会食が1人でホテルの前のレストランで腹を満たす、という寂しい日々。

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ホテル(中華街となった地区にある)の前にあるイタリア料理屋。
この辺りはアジア人一人では入店を断られるが、ここは大丈夫。
豚の飾りばかりなのは、店名がAl Vecchio Porcoだから。

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特に美味しいっていうこともないが、問題なくいただける。

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ミックスサラダ。
野菜らしいしっかりした歯ごたえと青臭さを感じる。

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仔牛のピカタ。

グラス白ワインと水、デカフェナートでトータル30ユーロ。

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別の日に食べたカサゴのラグーのパッケリ。
なぜかイタリアで食べるトマトソースは美味しい。
たっぷりのオイルが分裂せず、トマトと一体になっている。

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白身魚のカラスミとフレッシュな空豆(まだ時期が早いから小さい)のソース。

この日はグラスの白と水、デカフェナートをいただいて全部で40ユーロぐらい。

今回のミラノ出張でよかったのは、仕事相手の食事会で行ったLa Quarta Carbonaia。
ビステッカが旨かった。

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