Le Bristol
日本から予約していったレストランの1つがル・ブリストル。
また一人なので、ランチにしました。
この3月初めというのは、レストランが休む時期のようで、ランブロワジー、アストランス、ムーリスなど、軒並み休みとのことだった(ムーリスは曜日的なものかも)。
この間、ここのシェフがロオジエで料理をしたときに体験した友達が絶賛をしていたので選択。
さすが、申し分なく豪華な内装。
日曜に開いているのが短期滞在者にはありがたい。
テーブルの花がイマイチ。
9本がきっちりと並んでいるべきアレンジだと思うが、かなり不揃い。
白いシャンパンはモエかクリュッグだというので、もちろんクリュッグ。
1杯30ユーロ。
泡は中にマグロ、右から2番目はフォアグラに海苔のようなものがペタリとついたもの、貝の煮こごり風、牡蠣が不思議なアレンジで。
どれもちゃんと旨い。
パンは4種類ぐらいからバケットとシリアル入りを選ぶ。
バターは1種類。
かなり発酵風味が強く、こういうバターは日本では食べられないなあと。
日本語のメニューがあるのがありがたい。
ランチにだけある95ユーロの季節のコースにする。
カリフラワーのムース的なもの。
ピンクのジュレはなんだったか??
かなりカリフラワー。
ハーフのワインでおすすめを聞いたら、白のシャブリ、レニャーのグラン・クリュ、レ・クロ 1993。
で、それに従ったところ…。
118ユーロでしたとさ。ハーフで。
そりゃあ、ソムリエさん2人でこちらを見ながら丁寧にテイスティングするはずだわ。
日曜の昼間に1人客の日本人、ハーフでおすすめのままに高いワインを飲むって、不気味だ。
でも、この琥珀色。
そして、干し葡萄を思わせるかなりの熟成香。
最初、いっちゃってるのかと思ったが、料理と合わせると素晴らしい。
2種類の中から選んだ前菜はアカザ海老とフォアグラのキャベツ巻き、シトロネラ風味のブイヨン仕立て。
目の前でブイヨンを注いでくれる。
トロリと半生な海老、シャキっとしたキャベツ。
フォアグラはあまり感じられないが、ブイヨンのシトロネラが爽やかで春を感じさせる。
ちょっと塩が強い。
メインはリー・ド・ヴォーのムニエル、クルトン添え、さっと火を通したケイパーとペキヨス唐辛子風味のつるなと共に。
白ワインをすすめたのは、ソースに酸味があるからか。
さすが、絶妙の相性に恍惚となる。
まったりとクリーミーなリー・ド・ヴォーにサックサクのクルトンが軽快な歯ざわりで小気味いい。
敷かれたやわらかいほうれんそうのフレッシュさといい、味と歯ごたえの組み合わせが上手い!!
口直しはブラッド・オレンジのジュレとソルベ。
上にささったのはスミレ?
チーズも美味しそうだったが、デザートにする。
マンジャリチョコレートの柔らかクリーム、サクサクとろけるピーナッツとプラリネ、バニラアイスクリーム添え。
キャラメルコーティングのチョコレート、ごっそりバニラのバニラアイス。
鼻血が出るほど濃ゆいチョコレートにコーンフレークのようにシャリシャリしたナッツ入り。
塩キャラメルのマカロンはチョコレートを食べた後にいただくと、塩が生きる。
横は、流行らしい料理方で、周りを固めて中が液体になっているもの。
お茶菓子はローズ&ベリーのギモーブやヌガー、チョコレート。
ワインが高かったので、総額262ユーロになったが、95ユーロのランチコースはお得感あり。
けっこう塩辛いのも大丈夫な私でさえ塩が強いと思うほどだが、そこを除けば素材の組み合わせなど、かなり好きな料理。
日本人の友達や親などを連れて来るには塩辛すぎるのだけど、再度その部分を見極めに来たいと思う。
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