Le Grand Vefour
最新ミシュランでは三ツ星から降格との噂のル・グラン・ヴェフェールでランチ。
美味しかったけどなあ~~~。
少なくとも、プレ・カトランよりは遥かによいでしょう。
ミシュランとは趣味が合わない様子。
天気の良い日のパレ・ロワイヤルは、本当に気持ちがよい。
歴史を見せ付ける店内。
88ユーロのランチコースを頼む。
シャンパンはもちろんテタンジェ(グラスで22.00ユーロ)。
まずはバジルのムースがのっているトマトのジュレ、ヘーゼルナッツ(???)のスープ。
パンは数種類の中からバケットを。
クミンなどが入ったオリエンタルなスープ。
ナッツや野菜の細切れで歯ごたえを加えてある。
真ん中に浮かんだブイヨンのゼリー状のものは、スプーンを当てると割れて、中からブイヨンが出てくる。
前菜は3種類から季節の野菜料理を選ぶ。
ジンジャー風味のブロッコリーのピューレの上に野菜とコーンチップがのっている。
クセレス酢のヴィネグレットソース。
マロンのクリームのようなもの。
シリアルのパンも。
グラスの赤ワインはDom Drouhinのモレ・サンドニ 2004。
19.00ユーロ。
メインは本日の料理から、テット・ド・ヴォー、ハーブソース、エストラゴン風味のきゅうり添え。
牛の頭の色々な部位の肉がゼラチンにくるまれて茹でられている。
舌やら色々と。
余分な脂が抜けているし、ハーブのソースでいただくので、けっこうさっぱり。
トロッ、ホロッとしてジューシーなそれぞれ違った味わいの部位がところどころで顔を出し、口飽きずに最後まで旨い。
これはネギやら蕪やら、人参やら。
揚げられているのは脳みそかな。
ハーブソース(主にパセリか?)の周りを固めて、中がトロけているもの。
やはりこの方法は流行りらしい。
横にいたのは、「なんだ、うずらの卵かよ」と思いつつ、試しに割ってみたら、ハーブソースが詰まっていた。
芸が細かい。
きゅうりとねぎ。さっぱりとしたサラダも。
なんと、このコースにはチーズも含まれていましたよ。
お得すぎる !
シェーブル、エポワスと、セミハードの何か。
やはり、どんなに輸入されているといっても、フランスで食べるチーズと同じ美味しさに日本で出会うのは難しいだろう。
ヨーグルトのムース、トマト小切り、バジルの泡。
ローズの香りのクレームブリュレ。
これはキュウイ。
プチフールまで凝っている。
デザートにはヘーゼルナッツとミルクチョコレートのお菓子。
コーンフレークのようなものも入って、シャクシャク。
重めなチョコレート&ヘーゼルナッツクリームに軽快さを加える。
こちらにもクリーム満載。
ゲラントの塩入りキャラメルのアイス添え。
これもブリストルのとき同様、チョコレートケーキを食べる合間にいただくと、塩気がアクセントになって、より旨い。
お茶菓子にチョコレートやヌガーなど。
もちろんギモーブちゃんも。
総額142.00ユーロ。
むちゃくちゃお得。
塩加減なども日本人的に程よい感じ。これはいろんな人にすすめたい。
感動に打ち震えるというのではないが、どれもまっとうに美味しい。
月曜のランチだが、もちろん満席だった。
クレジットカード会社を通して予約したのだけど、何度か予約確認の電話がレストランからあったらしい。キャンセル待ちの人もいるのだろうか。
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