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2008年7月29日 (火)

comerc, 24

バルセロナの洒落たレストランcomerc, 24でランチ。
人気店らしく、前日の夜は満席とのことで、ランチになったそう。

それにしても、旅行の記録って、まとめてすぐにアップしないと飽きるね。
いつもは出張でも旅先で日誌的なものをつけておくのだけど、今回はそれをしていないから、記憶もあやふやだし。
なので、覚えている限りで。

全体の感想としては、大して美味しくない。
日本人には塩がきつめだし、和なアレンジも随所に見られるが、目新しさがなく、「こんな組み合わせもありなんだね」という驚きもない。

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普段好んでは行かないオシャレレストランというやつですわ。

場所はボルン地区からすぐ(内?)。

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通りを歩く人の胸辺りから上が見える高さの格子窓。
そこから見える人は、皆、ルネサンスの肖像画風で、趣があるように感じられる。

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まずはカヴァを。
セグラ・ヴューダス。

料理は、デグスタシオンのフェスティバルメニュー(62.00ユーロ)にする。

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同席した方が以前飲んで美味しかったと注文されたのが、トラディシオン・アモンティリャード。
すっきりとしていながらナッティー。食前によい。
次回スペインに行くことがあれば、自分でもオーダーしたい。

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金粉をまぶしたヘーゼルナッツや、アンチョビを挟んだオリーブ、おばけせんべい風のもの、ピリッツ的なものなど。

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スペインのもので、ピノ・ノワールのように香りが豊かなものをとお願いしたら、ビオのLa Llopetera。
スペインのピノ・ノワール。
これ、日本でも飲んだことがあり、その時も思ったが、ピノの華やかさが感じられない。
やはり土着の葡萄品種を飲むのが一番しっくりと来るのだ。

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白身の魚とフルーツのカルパッチョと、奥はマグロのタルタルの上にイクラ。

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スプーンにのった葡萄のようなものは、最近よくある周りがゼリーっぽく、中に液体が封じ込められているもの。

なんの味だったかは忘れた。

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こちらは、肉の食べられない方のために作ってくれた料理で、麺。

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この餃子みたいなのは何だったか??

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これまた詳細の記憶なし。
塩辛かったことは覚えている。

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これも肉ナシの方向けメニュー。
イカののったイカスミリゾット。

コースをちゃんとアレンジしてくれるところはありがたい。

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サマートリュフ(香り弱っ)の下は豚の角煮風のもの。
甘辛。

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デザートもなんかイマイチ。

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これはプチプチとかしゃりしゃりとかいろんな歯ざわりがあって楽しかった。

サービスもしっかりしているし、居心地のよい店ではあるが、もう一度食べたい料理ではない。

バルセロナは都会だから、好みのレストランに当たるかは情報量次第。
外れも多い。
東京から行くと、店がオシャレとか、高級感があるというだけでは満足できないし、新しげな料理というのも、よほど基本がしっかりしていて、なおかつ良い素材を活かしたものでないと、料理人の自己満足につき合わされているような気分になる。
比較対象がワールドワイドに広がってしまうというのも点が辛くなる理由だろう。
雑多な定食屋の方が異国にいる気分を味わえ、多少のアラもその国らしさとして見逃せるのは、私だけだろうか。

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