LA BODEGUETA
ランチも長々と食べたし、そもそも時間が遅いし(2時から始まり、終わるのは4時すぎる)で、しばらく歩き回っても、お腹はすいてこない。
ホテルに戻って少し休み、今度はグラシア通りを散歩。
高級ブティックなどが軒を連ねる大通りで、夕方の散歩をしている人々で賑わっている。
通りにテーブルや椅子を並べたレストランやバルも多い。
で、たまたま通りかかった半地下の店、LA BODEGUETA。
賑わっているので覗いたら、地元のお兄さん達がボケロネス(イワシの酢漬け)をつまんでいる。
ちょうど「酢の物とビールが欲しい」と言っていた同行の方(スペイン語ベラベラ)と目が合うと、「美味しいから食べてみな」と。
もちろん、遠慮なくいただく。
漬かりすぎていず、イワシの脂っけも適度に残っていて美味しい。
なんだかこういうやり取りって、盛り上がる。
で、入店。
少し待って、カウンターに席を確保。
まずはビール。
テーブル席もあり、作り置きの大皿料理以外にもフライなど、色々とある様子。
全て満席。
けっこう回転しているのだが、次から次へと客が来る。
ボケロネス、アンチョビ、ロシア風サラダ(と呼ばれるポテトサラダ)、パン・コン・トマテ。
どれも勢いがあり、旨い。
ビールが進む進む。
Estrellaはバルセロナのビールだそう。
スペインの生ビールは地域ごとに違っていて、マドリードでこの銘柄を見かけることはあまりないという。
今回、スペインの北(バスク)と南(アリカンテ、バルセロナ)を訪れたが、その街によって気候が大きく異なり、それによって人や街の性格も違っていることが感じられて面白かった。
考えてみれば、日本を含め、どこの国でもそういう違いはあるものだ。
パタタス・ブラバス。
揚げたジャガイモにアリオリとほんのり辛いトマトソースを添えたもの。
店員がダブってオーダーを通しちゃっていたので、「なんなら私達がもらうよ」と。
揚げ物万歳。
旅行中に食事をするなら、やっぱりこういう店がよい。
次回はバルだけで、テーブル席に座ったりもしながら、色々と食べ歩きたいものだ。
これがスペイン最後の晩餐。
バルセロナもけっこう蒸し暑く、日差しは凄まじいし、東京の方が涼しかったりして…と思ったら、そんなわけはなかった。
梅雨時の東京は1週間いない間に強烈に湿度を上げ、蒸し暑いとはこういうものだということを知らしめてくれた。
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