グッゲンハム ビルバオ レストラン
ビルバオでのランチはGuggenheim BILBAO内のマルティン・ベラサテギ系レストランを日本から予約していた。
よくお食事をご一緒していただき、お互いに好みをよく知り、その評価を信頼している友達が、1ヶ月ほど前にここで素敵なランチをいただいたというので、決定。
カフェテリアがある奥がレストラン。
さすが現代アート美術館の中。
予約は14:00。
やはり席が埋まるのは15:00近く。
チャコリも色んなところから出ているのだね。
このボトルは初めて。
Bodega BerrojaのAguirrebeko。
デザインされたものが随所に見られる。
ガスなしの水を頼んだら、エヴィアンのラクロワボトルだったり。
つき出しは、ししとうのフリット。
粉が小麦粉ではないのかもしれないカリカリぶり。
デグスタシオンメニューもあったが、夜にピンチョを楽しみたいので、ここは控えめにアラカルトを。
前菜にはハーフ・ポーションのメニューもあったので、その中から選ぶ。
Cream of "Cara negra" cheese,
with sautéed "Ballobar" capers, herbs
sprouts and croutons.
Sheep from Carranza.
14.00ユーロ。
ああ、こういうさっぱりしたのが食べたかったんだよね。
普段はトラッドな料理好きだけど、胃が疲れているときにはヌーベルで軽いものが馴染む。
チーズの香りなど、やはりフランス料理ではなくバスクに来たことを感じさせる。
ご一緒した方は茄子。
Roasted aubergine flavoured with
"makil goxo", based on a yogurt
emulsion. "Farga" olive
(Thousand years old olive trees).
14.00ユーロ
メインは魚にしてみた。
Chunk of cod roasted under the grill,
served with a sopako bread country soup,
with a sour and spicy hint.
31.00ユーロ。
「sopako」ってなんだ ?
タラの皮を焦がしてあって、その燻されたような香りも味付けに一役買っている。
辛味・酸味・薫香がプリンとしたタラの身を引き立てる。
こちらはラム。
Roasted sucking lamb shoulder,
with a base of sherry Gernika pepper seeds
and yellow lemon skin.
35.00ユーロ。
とても繊細な肉質。
デザートのメニューにピスタチオの文字を発見。
しかもオススメを聞くと、そこに入っていた。
頼まずにはいられない。
Pistachio and lavender sponge,
with a "polipodio" ice cream,
apricot nectar and eucalyptus.
「polipodio」はハーブだと言っていたような。
奥は
Baked "esperiega" apple gnoquis,
on a bed of whipped cottage cheese
with a touch of green cardamom
and a cinnamom ice cream.
ニョッキというより、ちょっとわらび餅っぽい。
やわやわとして空気をたくさん含んだスポンジ。
プティ・フールはヨーグルトとアーモンドのムース。
地元の食材を使い、バスクの料理に仕上げてある。
猛烈に感動したわけでも、この料理をぜひまた食べたいというのでもないが、美術館の中にある便利さを抜いても、食べに行く価値はあると思う。
で、マルティン・ベラサテギ本店も気になる。
サン・セバスティアンのスベロアとここで食べて、それぞれに美味しかったのだけど、もし個人的な旅行で来るとしたら、バル以外のレストランでも、より地元色の強い店で食べたいと思う。
もう、こってこてのバスク!という料理を味わってみたい。
バスクだけ1週間くらい滞在して、色んな町に行って。
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