Osteria della Cagnola
自由な日の一人の昼食では、またもやガンベロ・ロッソを参考に気楽な店を選ぶ。
このガイドで高得点だったクラッコの合わなさ加減を考えると、そこまで信用もできないという気分にもなるが…。
地下鉄や路面電車の駅から少し離れていて、住宅やオフィスばかりの地域にあるオステリア・デッラ・カニョーラ。
写真の色は、赤くなってしまっているのかもしれない。
味のある店の造り。
近所で働く人々が昼食をとっていて、イタリア人でも前菜とプリモだけだったりもする。
メインにコトレッタ・ミラネーゼを頼んだら、オススメのワインは地元ロンバルディア、ニーノ・ネグリの赤、QUADRIOのハーフ(12.00ユーロ)。
前菜は仔牛の舌など頭の肉の茹でたものをサルサ・ヴェルデで。
酸味のあるソースでさっぱりと。
でも、南ならセコンドとして食べる料理。
そして、日本人的には量がメイン級。
セコンドはコトレッタ・ミラネーゼのサフラン・リゾット添え。
添えるのはグリルポテトも選べる。
でかいが薄い。
でも相当な食べ応え。
これは前菜ナシでないと完食はムリでした。
はちきれそうなお腹でも、デザートを頼んでしまう…。
リキュールの香りをつけた、クリーミーなクレーマ・カタラナ。
隣の人が頼んでいたチーズは、種類が少ないながら、セレクトも状態もよさそうだった。
カフェと水をもらって、総額53.50ユーロ。
マドンニーナよりはるかに高いが、その分、料理の完成度も高い。
ちゃんとお金を払って食べる料理に仕上がっている。
ミラノ料理を食べたいと思うことがあれば、もう一度来たい店だった。
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