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2008年9月 1日 (月)

ロオジエ デュネ

日本最高のフランス料理レストランの一つ、ロオジエで夕食。

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このお皿を見ると高揚する。

お料理とワインはお任せで。
常連様とご一緒だったので、設定金額もそちらに指定していただく。
おかげさまで、緊張してしまうようなお店で、何を頼んでよいやらとまごつくこともなく、くつろいで楽しむことができた。

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シャンパーニュはピエール・カロ。
ラベルを読まないとブラン・ド・ブランとは想像できないしっかりとした熟成感。

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左の串に刺さったものはフォアグラをクレープ的なもので巻いたもの。
スプーンはとても洗練されたブランダード。
ポピージードに埋まったビーツのビスケットにオマールクリームを挟んだもの。

ここからして、すでに美味。

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なんと、厚岸の牡蠣のアイスクリーム。
海の味が爆発。

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前菜にはバロン・ド・エルのプイイ・フュメ 2003。

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お魚料理には、マルク・コランのシャサーニュ・モンラッシュ 2003。
グラスに顔を近づけただけで素晴らしさがわかる。
華やかな香りにうっとり。
少し残しておいて、フロマージュにも。

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お肉料理にはドメーヌ・アンリ・ルブルソーのマジ・シャンベルタン 1990。
いまだ活き活きとしたカラーで、木苺の風味。
酸味のバランスもよい。

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フロマージュのワゴン。
これが他のテーブルにやってきても、香りが漂ってくる。

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もちろん、全ての状態がとてもよい。

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口直しは日向夏のソルベ、バニラビーンズたっぷりのレモンのゼリーを敷いて。

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デザートに合わせたモンバジャック・キュヴェ・マダム。

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プティ・フールたち。

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一線を越える美味しさで、個人的な感想としては、パリの三ツ星といえど、ここまで満足できる店は少ないのではないかと。
スパイスをふんだんに使いつつ、邪魔にならず、エスニックに転ばず、エレガントに仕上げられた料理。この日の料理は比較的トラッド、なのに新鮮さを感じた。

お連れいただいた方々と自分の好みとが近いようで、この日設定されたメニューに胃袋を鷲掴みされたのも、それゆえかと。
一皿、一皿、合わせられたワイン、組み合わせ、その度ごとに感動していて忙しかった。
多謝でございます。

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