困ったときの ボッテガ・デル・グースト
当日までお店を考えていなくて、イタリアンな気分のとき、しかも週末だったりして……やはりボッテガ・デル・グースト。
普通に前から予約してでも行きたい店ではあるのだけど、「今日どうする?」ということは多いので、取っておく。
昼過ぎに電話をしたら、その日の夜を予約できました。
行ってみたら満席になっていたから、ギリギリだったのかもしれない。
こちらではワインリストを広げることすらしなくなってしまった。
ソムリエさんがいつも面白いワインを薦めてくれるので、値段と赤か白かのみ指定。
この日は6,000円くらいで赤とお願いしたところ、エミリアロマーニャのバルベーラ。
ソレンギ・ガエターノのラッテーザ 1999。
「エミリアロマーニャ!?」と思ったが、飲むと真っ当。
チョコレートの香りも。
ブランド鶏(名前失念)のお通し。マリネにしてあり、しっとり。
プリフィクスコースで、前菜は魚介のフリットミスト。
友達はアラカルトで具沢山のイタリアらしい豆のスープ。
これ、次回に頼もう。
こういうトスカーナっぽいほっこりとしたスープは大好きなのだけど、この日はパスタが食べたかったのだ。
というわけでパスタをいただく。
ポルチーニの。
秋だなあ。
メインも秋らしく、窒息鳩。黒トリュフとレンズ豆。
内臓のソースでこってり。
鳩の肉がまるでレバー刺のようなみずみずしさと柔らかさ。
だからといって生すぎてムダに血が滴るのではない。
あっさりなわけでもなく、野性味や独特の匂いを存分に味わえる。
濃いソースとの相性は、もちろん良い。
まさかここでこんなにジビエ風味なものをいただけるとは思いませんでした。
添えられたのはパセリのムース。
味としては合うのだけれど、食感的にちょっと重かったかな。
シャキっとした野菜が欲しかったところ。
タリアータ。
野菜も美味しい。
グラスで1杯ずつ赤を。
キャンティとヴァルポリチェッラ。
デザートにはモンテ・ビアンコ(= モンブラン)を。
栗好きなので。
こちらは洋ナシのコンポートのタルト。
相変わらず何を食べても外れなく、安心な店。
いつまでも当日予約が可能でありますように。
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