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2008年12月15日 (月)

ボン・ピナール

テレ朝通りにあるボン・ピナールで夕飯。

奥に個室もあるが、メインはカウンター。

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素敵なワインがずらり。

コースもあったが、あまりひっかからない料理だったので、アラカルトにする。

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アミューズ・ブーシェは関鯵と色々な蕪のマリネ。
蕪の後に鯵をいただいたら、ちょっと生臭さを感じた。

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グラスシャンパンの後、赤をボトルで。
「8,000円までで、シラー以外」でお願いする。
と、サンテミリオンのシャトー・カロン 1996。

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ドジョウの赤ワイン煮込みと石川芋のテリーヌ、ゴボウのムース。

手前のムースが本当にゴボウ。
でも土臭さやアクはなく、根菜類ならではの甘味が主体。

あえて骨の歯ごたえを残したドジョウと石川芋の組み合わせが素晴らしいのだけど、囲った豚肉系のものの味が邪魔に感じた。
好みの問題だろう。

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友達は江戸前穴子と牡蠣のテリーヌ。
ヴィンコットソース。

しっとりした穴子と火が通って鉄っぽさが和らいだ牡蠣。

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右のコンドリューを合わせていて、それが牡蠣にぴったり。

私は最初から赤ワインで。

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キノコとフォアグラを詰めたウズラ、トリュフ香るジャガイモのピュレ。

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トランペットと思われる茸が旨味満載。

みずみずしく、脂ののったウズラに繊細なフォアグラ。
フォアグラが濃すぎず、ウズラの味を引き立てる。

トリュフの香りとバターのコクが口中に広がるピュレにもうっとり。

香りの濃いものばかりなのに、きれいにまとまり、全てが美味しい一皿でした。

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友達は前菜のメニューの中からブーダン・ノワールと軽く燻製したインカの目覚めブリック包み。

手前は甘いチャツネ的なもの。

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インカの目覚めの燻製香だけでなく、ベーコンらしきものが入っているようで、ブーダンのまったりとやわらかい美味しさが隠れてしまっていた。

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チーズを盛りあわせで、ピエタングロワ、24ヶ月熟成のコンテ、モンドール、エポワス。

どれもとてもよい状態。

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合わせてグラスで、ブルゴーニュを。

フレデリック・マニャンのシャンボール・ニュジニー。

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デザートは栗のパイ包みと栗のアイス。

アイスはグランマニエがきいて、マロングラッセ風味。

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パイ自体も美味しいし、中の栗の渋皮煮がほっこりと甘い。

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もちろんお茶菓子まで抜かりなし。

一皿のボリュームもたっぷりで、どれも丁寧に作られたお料理ばかり。
ベーコン的なものが随所で使われていたのが、苦手な人間には残念に感じられたが、それ以外は大満足。

ワインリストが充実しているし、グラスのワインも楽しい。
また利用したい。
この日は1人14,000円ぐらいだったかな。
割安な印象。

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