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2009年1月30日 (金)

Room Mate Hotel Laura

今回、マドリードで泊まったのはRoom Mate Hotel Laura。

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ソル広場に近く、エル・コルテ・イングレもすぐという便利な場所。

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部屋はオシャレ内装で居心地がよいのだけど、バスタブがないのは致命的。

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聞いたら、全部屋タブは付いていないそうな。

このRoom Mate Hotelグループは他にもホテルを展開していて、もっと値段の高いホテルもあるから、そっちにはタブ付の部屋があるのかも。

あ、そういえば、スペインで「タブ」という単語は全く通じなかった。
ジェスチャーや絵でどうにかわかってもらったけど、「バス」だけでバスタブということになるという人もいる。

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ベッドの上には明日の本日の天気予報が。
助かるなあ。
体感できていても、何度なのかわかることで、着るものを調整しやすくなる。

タブはなかったけど、スタッフは皆親切だし、朝食もなかなか充実しているので、このグループのホテルにまた泊まるかも。

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メゾン・ド・チャンピニオンがイマイチだったため、河岸を変えようと歩く。

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道を確認せず、なんとなくこっちかなあ…と。

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いきなり、城みたいなのに出くわした。
Palacio Realかな?

マドリードは案外とこじんまりしていて、中心地は歩いて回ることも出来る。

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街灯がオレンジで、街を柔らかく照らし、なんだかムーディー。

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どうにかホテル近くのエル・コルテ・イングレスまでたどり着く。

その横の通りに、客が満載のバル・レストラン、カサ・ラブラを発見。
ホテルの部屋に置いてあった街情報誌の「マドリードのローカルフードを食べる」とかいう特集に出ていた気がする。

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入店。
バルのほう。

入ると、正面にカウンター、横にはつまみ用の小さなカウンター、横に長いフロアは客でいっぱい。
地元度高くて、なんだか盛り上がるなあ。
勝手がわからず観察してみると、まずは専用カウンターでつまみをもらって支払い、正面カウンターやフロアにいる店員さんに飲み物をオーダーし、カウンターや壁際にスペースを見つけてもぐりこむというシステムの様子。

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コップに入った生ビール(カーニャ、1.25ユーロ)とバカリャウのフライ(Tajada de Bacalao、1つ1.25ユーロ?)。
このフライが揚げたてで、サクっカリっ、で、中は熱々ほっこり…激旨い!!

この店、タパスはバカリャウのフライ、バカリャウのクロケット、ツナとトマトの楊枝刺しの3種類のみ。
つまみカウンターにその3種が置いてあり、随時出来立てが補充されている。
あとはサンドイッチが色々。

レストランとは完全に分かれているので、うかがえないが、店員さんに聞いたところ、いつも満席だから予約するのがよいと。
もちろん、レストランには他にもメニューがある。

バル奥には座れるテーブルスペースもあった。

サクっと食べて飲んだら店を出る。
大満足。
ここにはまた来よう。

2009年1月29日 (木)

メゾン・ド・チャンピニオン

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雨のマドリード。

セラーノ通りはロエベだけでなく、インターナショナルなブランドショップが並ぶ。

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石畳と薄暗さは冬のヨーロッパらしさでもある。

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牛、いるね。

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ゲルニカのあるソフィア王妃芸術センター前広場から見るアトーチャ駅。

美術館のショップは個性的な一品を見つけられるスポットなので、できるだけ寄るようにしている。
ここのは展示品にあまり関係なさそうな、でも一応アーティスティックなの?という品々が集まっていて面白かった。

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マヨール広場。
ぐるりと四角に囲まれた広場に入ると、初めて出なくてもハッとさせられる趣がある。

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曇っていても夜の空は青い。

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そろそろ20時半だし、レストランも開いただろう…

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マヨール広場に近いマッシュルーム料理店(他の料理もあるけど)、メゾン・ド・チャンピニオン。

決して素敵とはいえない、やっちゃった系内装。

天井にポコポコしているのはチャンピニオンだと思われる。

カウンターもあるが、テーブル席に座る。
他にいるのはドイツ辺りの外国人カップルのみ。
やはりスペイン人の食事時間には早すぎるのだ。

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チャンピニオンの鉄板焼きとビール。

期待していたより小さいチャンピニオン達はチョリソをのせられている。
オイル煮ではないので、パンを浸すほどの汁もなく。

身はしまっているが、チャンピニオン自体がバスクで食べたものに及ばない。
チョリソを邪魔に感じて取って食べてみると、今度は物足りない。

合計9.10ユーロ。

1ユーロが120円くらいだと、ずいぶんと感覚が違う。
前回は180円近かったもんなあ。

2009年1月27日 (火)

Plaza Santa Ana 近辺

ヨーロッパに着くのはいつも夜で、会食がなければ夕飯を食べずに寝る。

マドリード1日目のランチはサンタ・アナ広場で。
曇っていて、時折雨が降ったり。
気温は東京と同じくらいでも、湿気があるので空気がやわらかいように感じる。

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この広場からプラド美術館辺りまではバルやセルヴェッセリアだらけ。

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まずは、ガイドに載っていたVina Pへ。

テーブル席もあったが、カウンターで立ち食い。

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白ワインと、お通しのトルティーリャ。

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バカリャウのクロケッタ。
なぜかこの乾パンのようなものを付け合せる。
そんなに美味しいとも必要とも思えないのだが。
パンは別で出てくる。

クロケッタはもったりとクリーミーでクリームコロッケ風。
なんだか重く感じられた。

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トランペット茸の大きいのみたいな茸のニンニク炒め、アリオリ添え。
かなりニンニク。

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2時過ぎにはおやじ満載に。

でも、あんまり美味しいってのでもなかったなあ。
どれもべっちゃりとキレがない。

合計11.50ユーロ。

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次は、ワインの美味しそうな店にしよう。

少し小奇麗で、客層も若め(30代)なVinoteca Barbechera。

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複数あるグラスワイン(1.50ユーロから4.00ユーロ)から、リベラ・デル・ドゥエロのLinajes、Roble(3.00ユーロ)。

つまみは、アンチョビとクリームチーズのピンチョ(3.30ユーロ)。

パンがカスカスしているが、何かのせるには良いのかも。

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なんだか、この牛を町中に飾るというイベントがされていた。
いたるところに様々な牛がいる。
これ、前に日本でもあったような。

2009年1月16日 (金)

今年初出張

18日から出張。
行き先はスペイン。
直行便がないって本当に不便だ。
用事があるのはアリカンテ。
でも、1日で2回の乗換えでは荷物が心配なので、マドリードに泊まることにした。
前はシャルルドゴールからオルリーに移動すれば、丁度良い時間でアリカンテまで1回乗換えで行けたのだが、冬の便設定ではムリな様子。

と言いつつ、マドリードがちょっと楽しみ。
1度だけ2日ほど寄ったことがあるが、大都市なのにどこかこじんまりした雰囲気があって、好きだった。
初めて訪れるスペインの街で、プラド美術館やバル(ムゼオ・デル・ハモンなど)をウハウハと巡った。
その時はスペインに長期滞在していた友達と一緒だったので、すべてお任せだったが、今回は1人。

食事はバルを中心にカジュアルなところでベタな料理をいただきたいと思っている。

1月18日成田発 > マドリード着
1月20日アリカンテへ移動
1月23日マドリードへ移動
1月24日マドリード発
1月25日成田着

さて、無関係に最近家で飲んだワインたち。

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ブルゴーニュ、オリヴィエ・ジュリアンのオート・コート・ド・ニュイ 2006。

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ティエリー・ピュズラ、トゥーレーヌ、ソーヴィニョン。

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シチリアのフランク・コーネリッセン、ラモレスカ 2006。
葡萄はネロダーヴォラ、フラッパート、グルナッシュ。
まろやか。

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パット・ルーのシャブリ。
どこかで飲んだことがあるような…。
酸味をほとんど感じない。
日本酒に似た味わいで、和食にも合いそうだ。

2009年1月15日 (木)

すえとみ 今年もよろしくお願いします

久しぶりに、すえとみ。
年末には予約が取れず、都合も付かず。
この日は当日に電話したら入れた。
タイミングというのはある。あきらめないようにしよう。

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すっぽんの茶碗蒸し。
中にふぐの白子入り。

もう、言われなくてもすっぽんとわかる出汁っぷり。
寒い夜、最初にこれを出すというのは本当に的確。
じんわりと温まる。

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黒豆のおこわ。
細長いのは昆布。

大きな黒豆は、ほっこりと甘く、それ一粒でもちょっとしたお茶菓子になりそうな。
もち米との相性は、もちろん良い。

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このわた、ウニとわさび菜のジュレ寄せ、からすみを挟んだ餅、手前でからすみをまぶされたのはむかごだったような。

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鹿児島の筍、おぼろ昆布、原木の椎茸の碗。

椎茸の歯ごたえ、むっちりとした弾力がさすが。

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北海道のまぐろとひらめ。
いつも添えてくれる海苔が好き。

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かぶら蒸し!
大好きで、待望していたのだ。
中に甘鯛と百合根。

泡のような繊細さ。

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のど黒。
久しぶりにいただくと、その脂ののった旨さに新鮮な驚きがある。
あんまり頻繁に美味しいものをいただいてはいかんのう。

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せいこ蟹。

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ほぐしてもらった蟹を食べる幸せ…。

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この日の土鍋ご飯の選択肢はウニかじゃこ。
で、じゃこにした。
小さなじゃこに山椒の香り。
米自体も美味しい。

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お漬物。

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いつもの蓮根餅。

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あまおうの和三盆かけ。

甘い蓮根餅の後で酸っぱくないかと思ったが、この順番で正解。
あまおうも十分に甘いが、和三盆の間接的なやわらかい甘味がいちごと馴染んで、味を底上げする。

やぱり、本当によい店だなあと。
それほど頻繁でなくても、一つの店に通うということの良さを感じる。

次は、出張後のすっぽんで。

2009年1月 6日 (火)

年末のグーストと年始のエスパニョール・マドリード

お休みの店が増えたころの年末、夜8時、どこか開いている店で、食べて飲めるところ…。
こういうときはとサイトを見たら、年末年始も通常営業となっていたボッテガ・デル・グーストへ。

電話も入れず、突撃。

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まずはグラスのスプマンテをいただきつつ、お通しのキッシュ。

この日はアラカルトで頼み、2人で分けていただくことに。

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ここに来たら、ワインはもちろんお任せ。
「5千円台くらいで、白でも赤でもいい、なんか面白いもの」
という丸投げですがな。

そこでオススメされた2本の赤のうち、Rucheという初耳の品種を。
ピエモンテ、La Mondianeseの。
若飲み品種ということだったけど、少し古くても美味しいかもしれないと思わせるのは、ピエモンテの有名ワインの若い頃みたいな味わいがあるから。

選ばなかったもう1本は何だったっけ。
「カ」が付く州だったような…。
カンパーニャ?カラブリア?

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メニューにはなかったが、生じゃない野菜が食べたく、「時間がかかっても、順番がどうなってもいいから、何か出来ないですかねえ?」とお願いして出していただいた温野菜。
ちゃんと前菜として先にやってきた。

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お店のドレッシングのほかに、自分で味付けするように調味料を。

このオリーブオイルが薫り高かったなあ。

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前菜として、沼津から届いた魚介のフリットミスト。

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プリモたちは2皿に分けてくれた。

これはここに最初に来たときに食べて感動した栗の粉のトロフィエ、ウズラとビエトラのラグーソース。

やっぱり、これ好き。
ほっこりとしたパスタとラグーの両方が滋味深くて。

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2種類あった本日のリゾットのうち、カエルとカルチョーフィの。
カエルは小さくプリっと。

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メインは蝦夷鹿ランプのタリアータ。
脂身の少ないサクっとした鹿肉はタリアータに向いてるね。

付け合せのロースト野菜の中にあったインカの目覚めもワシワシと。
ジャガイモ万歳。

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やっぱりグラスもいっとくかね。

この日の品揃えはこんな感じ。
まだ開いていないのもあった。

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赤の後に白を飲むような蛮行もいとわない性分ゆえ、白も考えたが、結局は2人共赤。

左はマルケ、Le TerrazzeのSassi Neri 2004。
モンテプルチャーノ100%だって。

右はあのウエハースで有名なLoacherが作ってるワインだそうな。
ヨーロッパの成功者って、ワイン作りがち。

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そういえば、ここはイタリアのチーズが充実しているんだったと。
相変わらず楽しいものが揃っていた。

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さらにグラスワインを。
トスカーナ、Poggio Bonelliの赤。

気がつけばかなり酔っ払い、終電間近。
残したチーズに後ろ髪を引かれながら退場しましたです。

さて年始。
テレビとYoutubeと漫画の数日でドロドロになり、このままでは腐ると新宿伊勢丹へ。

セールなのに、通常の土日くらいの人出では?
値引率が30から50%では、経済不安中の購買欲を刺激するには足りないというのもあるかも。
ロスやNYから「12月初めから70%オフだよ!」という豪快な話を聞いていたのもあり、なんだかなあ。

結局、買ったのは地下でゲラントの塩。1キロ。
フルール・ド・セルでなく、普通の。
紀伊国屋でも見つからなくて、ネットでは800円弱のにそれ以上の送料を払わなきゃいけなくなってバカバカしいしで、探していたのだ。
やはりここの地下食料品売り場は素晴らしい。

さて夕食。

新宿で連れて行ってもらった店は、そそられるも、まだ年始休み中。

バスで渋谷まで移動しつつ、携帯で検索。
まだ6時過ぎだから、7時からのラボは留守電で、開くのかどうかもわからない。

というわけで、「スペインバルなんていいよね~」で、ひっかかった店、エスパニョール・マドリードに。

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1階はバル、2階はレストランの様子。
もちろん1階。

グラスワインも週代わりで赤白2種類ずつあったし、料理も塩がキツすぎず美味しかった。
ニンニクの効いたオイルにパンを浸して食べるのもこたえられん。

ただ、ちょっと寒かった。
席にもよるのか?
温まろうにも、バルの方には米とかスープがないみたい。

2009年1月 3日 (土)

年始

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いただいたMAURO Vendimia Seleccionada 2003。

ベガ・シシリアの醸造長が独立して立ち上げたワイナリーとか。
さすが、テンプラニージョ100%なのにまろやか。

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こちらも、いただきもの。弟から。
モエ・エ・シャンドン・グランド・ヴィンテージ 2000。

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白、シモン・ビーズのブルゴーニュ・ブラン、レ・シャンプラン。

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ボージョレ、ランセストラのムーラン・ナヴァン 2005。

野菜をオーブンでグリルするとき、キャベツも一緒に焼いてみたら、しっとりと甘みが出て、美味しかった。

年末、1日5時間を2日間のキネシス講習@as i amに参加した。
今までそんなにみっちりと運動をしたことがなかったので、最後まで逃げずにいられるか不安だったが、マスター内田さんと参加の皆様のおかげさまで、楽しいままに終了。
いつもに増して食べていたので体重が減るということはなかったが、身体の形は確実に変わった。
むくみがないとこんなにも顔の大きさが違うものなんだなとも。
肩が自然に下がり、コリや違和感が全くない。
通常のジャイロトニック・キネシスレッスンでもマッサージから遠ざけてもらっているが、たまに密な運動をすると、より深くまで身体を動かせて良いものだなあ。
暴飲暴食での数日がたった今でも、やっぱり身体が楽。

2009年1月 2日 (金)

年末

年末年始は泡を飲むことが多くなる。

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シャンパーニュ、Andre RobertのCuvee de Reserve、ブラン・ド・ブラン。
白はChateau Carbonnieux。

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シャンパーニュ、Comte Audoin de Dampierre。

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しょっちゅうお邪魔するこちらのお宅では餃子の皮を手作り。
この日は羊挽肉と香菜の茹で餃子。
旨いわ~~~。好きな組み合わせ。

前に羊肉のパイを作ってくれて、それもむちゃくちゃはまった。
他の人のことを考えずにお代わりした。

長芋のごま油・黒酢和えも美味しかったなあ。

昨年中もお世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。

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ビオのスペインワイン、カスティーリョ・ダリカンテ。

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ラングドックの赤、ドメーヌ・ド・ラ・ガランス、レ・ザミエール。
カリニャンとシラー。

Nenmatsu08126

これ、前にも飲んだことあるね。

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