すえとみ 今年もよろしくお願いします
久しぶりに、すえとみ。
年末には予約が取れず、都合も付かず。
この日は当日に電話したら入れた。
タイミングというのはある。あきらめないようにしよう。
すっぽんの茶碗蒸し。
中にふぐの白子入り。
もう、言われなくてもすっぽんとわかる出汁っぷり。
寒い夜、最初にこれを出すというのは本当に的確。
じんわりと温まる。
黒豆のおこわ。
細長いのは昆布。
大きな黒豆は、ほっこりと甘く、それ一粒でもちょっとしたお茶菓子になりそうな。
もち米との相性は、もちろん良い。
このわた、ウニとわさび菜のジュレ寄せ、からすみを挟んだ餅、手前でからすみをまぶされたのはむかごだったような。
鹿児島の筍、おぼろ昆布、原木の椎茸の碗。
椎茸の歯ごたえ、むっちりとした弾力がさすが。
北海道のまぐろとひらめ。
いつも添えてくれる海苔が好き。
かぶら蒸し!
大好きで、待望していたのだ。
中に甘鯛と百合根。
泡のような繊細さ。
のど黒。
久しぶりにいただくと、その脂ののった旨さに新鮮な驚きがある。
あんまり頻繁に美味しいものをいただいてはいかんのう。
せいこ蟹。
ほぐしてもらった蟹を食べる幸せ…。
この日の土鍋ご飯の選択肢はウニかじゃこ。
で、じゃこにした。
小さなじゃこに山椒の香り。
米自体も美味しい。
お漬物。
いつもの蓮根餅。
あまおうの和三盆かけ。
甘い蓮根餅の後で酸っぱくないかと思ったが、この順番で正解。
あまおうも十分に甘いが、和三盆の間接的なやわらかい甘味がいちごと馴染んで、味を底上げする。
やぱり、本当によい店だなあと。
それほど頻繁でなくても、一つの店に通うということの良さを感じる。
次は、出張後のすっぽんで。
« 年末のグーストと年始のエスパニョール・マドリード | トップページ | 今年初出張 »
「東京:和食」カテゴリの記事
- 引っ越しました(2013.10.04)
- 星野 1ヶ月経たずに(2013.09.20)
- おかめ(2013.09.17)
- 新橋 星野 今年も(2013.09.04)
- 落語後の新橋いし井(2013.08.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント