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2009年3月30日 (月)

La Latteria

今回のミラノで最大の収穫は、La Latteriaで食事をしたこと。
やっと、ミラノ出張が楽しみになるレストランを見つけたのだ。

前に友達に教えてもらった店なのだが、予約が出来ず、「食べたら出る」食堂的な店だと聞いていたので、なかなか訪問できずにいた。
ちなみにこの店、カードも使えない。

今回、アムステルダムから着いた日に丁度近くに寄ったので、行ってみることにした。

何時からオープンなのかわからなかったが、ミラノのレストラン開店時間は19:30が多い。
でも、うっかり19:10ぐらいについてしまった。

看板のない店で、不安に思いつつ、ドアを押すと、開いた。

中では店の人々がまかない食事中。
「19:30からだよ」と。

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近くのバールでアペロルソーダを飲みながら時間をつぶすことにする。

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もれなくおつまみがたっぷりやってきた。
どれも美味しそうだけど、食事前なので止めておく。

で、19:30ぴったりに再度ドアを開ける。
ほとんど満席じゃん!!

でも、どうにか席に着くことができた。
もちろん相席。

メニューは毎日変わるのだろうな。
手書きではないが、PCで打ったと思われるもののコピーを台紙に挟んだメニュー。

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まずはズッパ・ディ・ファーヴェ・コン・チコリア。
空豆のスープ、チコリ入り。

もったりとしたピューレ状のスープは滋味に溢れ、しみじみ旨い。

白ワインの1/4をいただきながら。

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セコンドはポルペッティーネ・アル・リモーネ。
肉団子のレモン風味。

ハーブ入り牛肉100%の肉団子は中央がほんのり赤いくらいの焼き加減で、肉味濃厚。
それをさっぱりと引き締めるフレッシュなレモンソース。
今まで食べたポルペッティーネの中で一番美味しい。

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付け合せはカリフラワーの黒オリーブ&松の実ドレッシング。
カリフラワーと黒オリーブという組み合わせが新鮮。

シンプルな料理なのだけど、全てが思わずニヤけるほどに旨い。

相席した女性はパヴィアから来て、友達にこの店を薦められたとか。
でも、カードが使えないとは知らなかったそうで、「現金が足りないかも…」と焦っていた。
なのに、料理が美味しいから「我慢できない」とデザートを追加。
そんな店だった。

総額39.00ユーロ。

どうやら相席した彼女も手持ちの現金で足りた様子。
一人の夕食に話し相手が出来て、楽しかった。

イタリアにも関わらず、19:30開店で、20:30には2回転目の客が席に着き始める。
開店と同時に満席になってしまうし、予約を一切受け付けない。
常連でも名前を置いて、席を確保してもらうということもできないから、出遅れてしまったら、狭い店内のスミで立って待つしかないのだ。
だから、自ずと客も、食べたら出る。

年配のおじさん(でも仕立ての良いスーツを着ていて、経済レベル高そう)たちが4人で食事をしていたり、近所の老夫婦が本当に食堂代わりにしていたり。
そんな中、ファッション関係と思われる人々も。

テーブルをくっつけたりはしてくれないので、大人数の会合には不向き。

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出てみると、看板がない代わりに張られた店としての登録の紙(そこに店名は書かれていない)を覗き込む人々が。

近所のスーパーがまだ開いていた。

それにしても、素材の良さが鮮明で、それを最大限に引き出した、ピチピチと音が聞こえてきそうに活きの良い料理。
自分がイタリアで感動する食事というのは、やはり家庭料理とその延長だなあと実感した。

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で、たまたま早く仕事が終わった日に再訪。
また19:30に入店で、相席。

店内は友達の家のキッチンのようで、一人の母親の趣味が詰まった空間。
プロっぽさが皆無。

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この日のプリモはファッロ・コン・モッツァレッラ・ディ・ブーファラ・エ・ポモドリーニ。
スペルト小麦を水牛のモッツァレラとトマトと共に。

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しっかりとした歯ごたえのファッロは日本で出会うことのほとんどない食材。
モッツァレラはミルキーで濃厚、独特のクセもあり、ナポリ近郊で食事をしているのかと思うほど。
トマトとオリーブオイルの芳醇な香り。
単純ながら、このレベルのものに出会えることはそうそうない。

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セコンドはカルチョッフィ・アッラ・ヴェネタ。
カルチョッフィのヴェネツィア風。

まさに季節のカルチョッフィは今回ぜひとも食べたいと思っていた野菜。
やわらかくオイル煮にされていて、独特のエグ味が山菜を思わせる。

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デザートはチョコレート・プディング。
チョコレート濃っ!

この日は赤ワイン1/4をいただいて、39.50ユーロ。

いや~~~、ミラノはココだけでもいいかもというぐらい好きな店。
教えていただき、本当に感謝いたします!

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