al cuoco di bordo
魚介系レストランを当日に予約。
友達から教えてもらっていたところが、2人なら席を用意できるという。
展示会のある時のミラノはそこらじゅうで会食が行われていて、目ぼしい店は満席のことが多い。
が、2人ならどうにかなるようだ。
中央駅近くのal cuoco di bordo。
ちょっと寂しいエリアにあるので、行き帰りはタクシーで。
店の中は「イタリア!」な飾りで賑やか。
魚介で有名な店だけあって、海関係満載。
ワインはアルト・アディジェ、KELLEREI KULTERNのシャルドネ。
2人で前菜、プリモ、1つずつ頼み、セコンドをそれぞれに選んだのだけど、なんと、この店はもれなく魚介系前菜が大量に出されるシステムだった。
急いでセコンドを1つ減らしてもらう。
タコ・イカ・海老を茹でてマリネにしたものや、貝類のパン粉焼き…
ムール貝のワイン煮。
自分達で頼んだ前菜が、これまたタコ。
ジャガイモと組み合わせたサラダ仕立て。
タコがイタリアにしては硬かった。
日本的にはやわらかいが、イタリアでは、くんにゃりと顎に優しいタコにレモンをぎゅっとしぼったところを食べたいのだ。
プリモはスカンピ(?)のリゾット。
クリーミーなのがミラノっぽい。
個人的な好みとしては、南のトマト入りのがベター。
この、本場アルデンテのリゾットを食べたところで、胃痛に襲われる。
仕事中、ランチを取れなかったので、突然の食事、しかも消化の悪いものに胃が上手く機能していない。
で、トイレへ立つ。
トイレ前で並んでいたら、突然めまい、そして、気が付いたら、床にへたり込んでいた。
消化のため、胃に全ての血が行き、貧血で一瞬気を失っていたと思われる。
今まで、立ちくらみはあっても、倒れるということがなかったので、これには驚いた。
他の並んでいた人たちに支えられつつ席についたものの、目に見える光景は壊れたテレビのようにガッチャガチャ。
セコンドの鯛のレモン風味ソテーとコントルノに頼んだ野菜の炭焼きには手をつけられず。
カモミールティーをいただいて、回復したところでタクシーでホテルへ。
ご一緒した方には本当にお世話になりました。
この時のミラノは低気圧が来て、天気も悪く、いつも以上に時差ぼけがひどかったというのもあるかもしれない。
それにしても、やはり昼ご飯はちゃんと取ったほうがいい。
そして、己の体力を過信してはいけない。
確実に年はとっている。
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