メルヴェイユ
日本橋のオーグードゥジュール系レストラン、メルヴェイユで夕食。
場所柄か、大人な客層。
自由な業界人風でなく、仕立ての良さそうなスーツのおじさん3人のグループがいるフランス料理店って、なんか期待できる気がする。
グラスのシャンパンはジョセフ・ペリエ。
ミモザ(?)チーズのガレット。
トマトのパンと、何のムースだったっけ?
もちろん、美味しい。
8,500円のプリフィクスコースにする。
前菜はフランス産白アスパラを。
遅ればせながら、今年初だ。
酸味のあるソースはマルテーズ・ソースだったか?
ほぼ生な海老とホタテを添えて。
炭火のこおばしさに燻したような香りも加わり、味に奥行きが出ている。
こちらは北海道産穴子とオニオンコンフィをからめたガレット、フルーツトマト、グレック野菜をカレーオイルの香りで。
もう1人は海老、ウニ、カリフラワーのブラマンジェ。
グリーンのソースは失念。
どれもウキウキする美味しさ。
細部にまで気を配ったことが感じられる。
選べないお魚料理はカサゴ。
皮がパリパリ、身はしっとり。
ソースはパスティスの香りだったような。
下には野菜とクスクスが。
グラスの白をいただいた後、ジュヴレ・シャンベルタン、ラ・ジブリオットを。
グラスのワインも赤白4種類ぐらいずつある。
メインは本日の料理から、焼酎の酒粕を食べさせて育てるという熊本の豚肉。
2人前からのオーダーだった。
塊で焼いてから切り分けるそうで、しっとり…。
味わいはしっかりなのに、脂部分が軽い。
付け合せのズッキーニは花付きで、花の中には豚の別の部位たちがぎっしりと。
濃厚。
ウズラでフォアグラを巻いたものをいただいた人も。
デザートはプラムのクラフティとピスタチオアイス。
塩キャラメルのフォンダンショコラ風。
デザートまでがっつり旨い。
おかげで、食後の満足度はさらに高まる。
1ヶ月遅れのお誕生会だったのでした。
でも、予約をしたのは本人。
ナイスセレクトです。
フワッフワのロールケーキ。
満腹でもプティフールも残せない美味しさなのよ。
マンゴのギモーブはイマイチ、というかマンゴがあまり感じられなかった。
自家製塩生キャラメル。
ダークな色の濃ゆい一口にどれだけの手間がかかっているのだろう。
系列恵比寿店同様、説明が丁寧でみっちりとしたサービスは好み。
プロ意識を感じられ、妥協のなさそうな、几帳面さを感じる料理とサービス。こりゃお得だわ。
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