中国食文化館 春 (しゅん)
麻布十番、鳥居坂下にある、看板が目立たない春。
グルメな方からのオススメということ。
予約時にどのくらい食べたいか、金額、食べられないもの(あれば)を伝えると、その日の食材を使った料理をコースにしてくれる。
行ったのは1ヶ月以上前、アムステルダムに旅立つ前日。
予約時の設定金額は6,000円。
まずは海老を軽くタレに浸したものとピータン入り卵焼き。
腸詰。
ここの料理全てに言えることなのだけど、化学調味料は使わず、塩が控え目で、でも中華スパイスが巧みに組み合わされた強さのある味。
ソースも旨い。
コラーゲンたっぷりスープ。
中には茸、鶏肉、竹の子、葱、デーツ、昆布といった具が入っている。
いかにもお肌が潤いそうな。
ホタテ、カリフラワー、ブロッコリー、枸杞の実、シメジの炒め。
こういうのを口飽きさせない味に作るね。
大きな海老とアスパラの春巻。
箸でホロリと崩れる柔らかさの手羽と煮卵、チンゲンサイ。
チャーシューまん。
底が揚げ焼きされていて、サクサクカリカリ。
ふうわりとしたガワ上部、甘辛い中身との組み合わせが、ますます旨い。
これはクセになる。
料理の予算を6,000円と設定していたので、本当ならこの後はデザートで終了なのだけど、隣で食べていた麺にそそられ、坦々麺をお願いする。
坦々麺。
一口目、山椒の辛さに驚くが、後はひかず、満腹でもついつい食べて、汁まですすってしまう。
デザートに苺ののった、さっぱり杏仁豆腐。
追加をして、ビール1杯、プーアル茶2急須(お湯も途中で足してくれる)で、1人7,500円くらいは相当にお得な印象。
メニューは日によって違うそうだし、1人客が軽く定食的に食事をしていたりもする。
お店のご夫婦も、とっても朗らか。
なにかと利用しそう。
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