リストランティーノ バルカ
「前に行ったときより美味しくなってた!今ならおすすめ」と辛口グルメ隊長からオススメがあり、初めてのバルカ。
場所は広尾。
明るい照明がうれしい。
あんまり暗い店内やオレンジの明かりで、食べ物の色がよく見えないと、食欲が減退する体質なので。
妙齢の女性客が中心か。
注文はアラカルトで。
2人で前菜2、パスタ2、メイン1、デザート2を分けつつ。
かたくち鰯の丸揚げと新玉ねぎのビネガーソース。
干し葡萄も入って甘酸っぱい。
パンも美味しい。
ワインはグラスで。
まずは白。
「甘くなく、酸味も控えめで、しっかりしたもの」とお願いしたところ、出てきたのがビオ。
ビオ独特のピンクオレンジのカラーとビオ臭。
私はけっこう好き。
和牛かぶり肉とじゃがいものコロッケ、温泉卵添え。
かぶり肉って何だったかしら。
上に散らされたのはフォアグラだったような。
温泉卵大正解!
メンチカツが苦手なのだが、これはゼラチンたっぷりで、さらに卵がジュルっと…。
旨い。
イタリアらしさにこだわらず、旨いものを作るというスタンスらしく、その清さが良く作用している料理たち。
ぷっくりと、貝からはみ出さんばかりの広島産手掘りアサリ。
見た目からすでに美味しいのがわかる。
隊長が「これは食べるべき」と予約していてくれた一品はさすが。
で、このアサリはこれが終わりではない。
「汁を残してください」と言われる理由…
そう、これはパスタなのです。
汁はトマトと一緒に、アサリの風味爆発のソースとなり、ちょっと細めのリングイネで。
ほんのりと唐辛子。
あさつきを振りかけたところが和。
白ワインをもう一杯いただく。
シチリアらしい濃密な香り。
サルディーニャ産からすみと生なめこのトロフィエ。
新鮮な組み合わせながら、よく馴染んでいる。
初めて会ったのにいきなり意気投合って感じの。
一味が添えられている。
こまち豚の骨付きロース肉の炭火焼き。
これは2皿に分けたところ。
骨は他の皿のほうに。
味は濃いが、サラリと水性な印象の脂。
豚大好き。
トマトとセルバティコ。
デザートは、バルカ風ティラミス。
普段、甘いカフェ味というのがあまり好きではなく、ティラミスを自分で頼むことがないのだが、「ここのは特別だから、食べてみるべき」とのことで、オーダー。
オススメにはしたがっておくもんだ。
ココアをかけたサバイヨーネのようなクリームを、薄くパリッパリなコーヒービスケットですくいつついただく。
歯ごたえの妙も美味しさの一部。
ジェラートはピスタチオ、ヨーグルト、オレンジ。
美味しいけど、普通かな。
お茶菓子も。
現地を思い出させるというイタリア料理ではないけど、料理として美味しい。
しかも、お酒飲んで1万円いくかいかないかという価格もお得。
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