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2009年9月30日 (水)

やっぱり、マンマの料理がいちばん!!

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この日は朝から海へ。

友達たちがモーターゴムボートで30分くらいのポイントに連れて来てくれた。

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小さな島の近くで錨を降ろし、海に入る。

友達たちはフィンを付けて立ち泳ぎで魚などを観察。
私は救命用浮き輪に紐を付けて、引っ張ってもらう…。

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透明で下まで見える海。
深さによって、コバルトブルーだったり、ピーコックグリーンだったり。

もちろん、きれいなビーチもたくさんあるのだけど、船がないと来られないところに来させてもらって、景色を見せてもらって、贅沢だなあ。

ひとしきり遊んで疲れたところで、急いで帰宅。
14:00からF1中継があるらしい。

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日曜の昼食はマンマの手作り料理!

天気も良いし、庭のテーブルで、同じく近所に夏の家を持つお姉さん家族も集合して、大人数でテーブルを囲む。

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辛くない青唐辛子(万願寺唐辛子みたいなもの)とパプリカの炒め煮。

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トマトソース、茄子、プローヴォラ、ショートパスタをオーブンで焼いたパスタ・アル・フォルノ。

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ズッキーニとズッキーニの花のオイルソースパスタ(小麦粉の薄くて平たい麺。薄いきしめんみたい)。

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先ほどの青唐辛子にトマトも入ったソースのパスタ。

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ナポリのお袋の味といえば、コレ!のパルミジャーナ・ディ・メランザーネ。
茄子、トマトソース、モッツァレラやプローヴォラの重ね焼き。

野菜は庭の畑で採れたものがほとんど。

食後は庭のイチヂクや葡萄を採りつつ食べつつ、のんびりおしゃべりする人あり、TVを観る人ありと、思い思いに。
それから、ゴロリと昼寝。

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これこそ、イタリアの日曜日だね。

こんなにゆるりとリラックスしつつ、がっつり遊んで、新しいもの見て、美味しいもの食べてなんて、友達たちがいなかったら出来なかったこと。
お任せっぱなしの私をリフレッシュさせてくれて、本当にありがとう!!
ファミリーの皆様にも、心から感謝でっす!

2009年9月28日 (月)

ワインツアー

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港に戻ってきて、次のツアーまで1時間の待ち。

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バルでグラニータ・ディ・リモーネをいただきながら、ダラリ。

南イタリアって、なんだか、気が付くと時間が過ぎているのだよね。
普段はせっかちなのに、自然と脱力して、急ぐ気にならないのが不思議。

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今度のツアーはワインツアー。

バスがオープンなの。

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まずは海沿いを進む。

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海風を浴びて、気持ちよい~。
が、ちょっと肌寒くなってきた。

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先ほどと同様に途中で人をピックアップしつつ。

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あ!山羊だ!!

真ん中の白いの。

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山に入り…

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Rutinoという村で停車し、こじんまりした教会を見学。
おじいちゃんのガイドさんが出てきて、丁寧に説明をしてくれた。

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出てくると、空がピンク色。

その後、見るところの何もない村で停まる。
どうやら時間つぶし。

参加者はお腹がすいたし、ワインを飲むつもりで来たから「これ、ワインツアーよね?」とガイド(というか添乗員)さんに聞く。

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20:00過ぎ、暗くなって、やっとワイナリーに到着。
De Conciliis

でも夜だから畑は見られないし、ワインの仕込み真っ最中だから、仕込み場も見られない。

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樽が置いてある部屋だけ見せてもらう。
一応、ワインは入っているらしい。

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さて、お待ちかねの試飲。

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Donnaluna(白)馥郁とした香りでしっかりと強さがある

Perella(白)上のと同じFianoなのに、モスカートっぽい風味

Bacioilcielo(赤)プリミティーヴォが入っているのが納得の果実味

Naima(赤)まるで溜まり醤油のような濃さと独特の香り

DonnalinaとBacioilcielo、Naimaを購入。
市価より少し安かった。

特に謳ってはいないが、自然派な作りであるらしい。

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試飲なのに、食べ物もたくさん!
ズッキーニやカルチョフィのパイ、アンチョビののったpizza、生ハム、チーズなど。
さすがイタリア。

空腹の絶頂に達していた参加者により、あっという間になくなりましたとさ。

最終的にはいろんなものを口にできたので、みんな満足で帰宅。

でも、まだお腹がすいているのだ。

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というわけで、友達のパートナーのお母さんの手料理を。

ポルペットーネ。
豚挽肉とサルシッチャの中身、ハーブ、それからパルミジャーノも入っているらしい。

やっぱり美味しいーーー!

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サルシッチャも。

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茄子のオイル・酢漬け。
やわらかな辛さ、ニンニク、しっかりとした酸味が絶妙で、止まらない。

満足して、寝る。

2009年9月27日 (日)

Certosa di Padula

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さて、9時に港にやってきた。

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バスツアーに参加するため。
前日の夜、友達のパートナーのお姉さんが「こんなに良いツアー見つけたのよ!明日、子供たちと一緒に参加するけど、一緒にどう?」と誘ってくれたのだ。

チレントにはナポリなどに住むたくさんの人々が家を持っていて、夏の間、または週末にだけやってくる。
そんな人たちむけにか、「チレントを知る」ための様々なバスツアーがあった。
しかも、1ツアー5ユーロという破格の値段。
すでに9月だったので、当日でもどうにか参加できたが、それでも満席。

バスは清潔で新しく、ちゃんとガイドさんもいる。

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バスは海沿いから山の方へ。

途中、いくつかの港や村に寄り、人を乗せながら目的地へ向かう。

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約2時間後、チェルトーザ・ディ・パドゥーラに到着。

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入場料も5ユーロに含まれている様子。

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広大な元修道院。

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ちょっとスターウォーズっぽい人。

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豪華な天井画。

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修道士それぞれが庭付き畑付きの1つの部屋を持っていた。住居部分は長屋のような作り。
他の修道士との会話は1月に1回しか許されていなかったとか。

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修道院では、専門のガイドさんが細かな説明をして案内をしてくれる。
真剣に聞き入るツアー参加者たち。

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ただ見て回るのとは違い、それぞれの時代、様式、成り立ちや機能などを説明してくれ、ますます興味津々。

でも、イタリア人ツアーのガイドをするって大変そうだ。
途中、「そこに座らないで!」「写真は撮らないで!」「静かにして!」など、注意をしつつ、しっかりと説明をしてくれた若い女性のガイドさんに感心しきり。

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ここから先はこの修道院で最も重要な場所ゆえ、写真撮影は禁止。
建設された時代の技術の粋を尽くし、贅沢で優美、豪華で重厚な会議場や礼拝堂にうっとり。

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こちらは調理場。

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マヨルカ焼きはいろいろな場所に使われていた。

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黄色いタイルは虫対策とのこと。
黄色は一際明るいので、虫がそちらに寄ってきて、食べ物から離れるように。

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修道士の部屋の一つにかわいい絵を発見。

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建物の外にも修道院の敷地は広がり、畑などがある。

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それにしても広いなあ。

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さて、相当お腹がすいている。

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これは、1,000個の卵を使ったオムレツを作った機械だそうだが…。

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駐車場脇のキヨスク的な店で昼食。
もう14:00を過ぎている。

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ほんのり辛いサルシッチャと、カチョカヴァッロのパニーニを友達と半分ずつ。

イタリアのパニーノって、シンプルなのに、なんか美味しいんだよね。
それは空腹が理由だけではないはず。

もと来た道を、また港や村で人々を降ろしながら戻る。

2009年9月25日 (金)

スヌさま新居お披露目会

旅立ち前の週末、スヌ子さんファミリーがリフォームされた新居のお披露目会を兼ねた宴会を開いてくださいました。

いやはや、おしゃれハウスでびっくり。
置いてある小物なんかもイチイチかわいい。
前からあったものも新しい顔を見せていて、ぶれのないセンスの良さに感嘆しきり。
子供さんたちのラブリーさも、センスの成せる技かと思うね。

で、お料理はいつもながらの美味と驚き満載。
それぞれのレシピなど、詳細はスヌブログで。

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まずは、出席者の一人が持参の杏ジャムをリコッタチーズと黒胡椒と共に。
パンにのせつつ食べていたら、あっという間になくなった。

この杏ジャム、お知り合いが庭で取れた杏で作ったものだそう。
完熟杏をそのまま、さらに濃縮した感じの、まさにジャム。

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黒オリーブをそのままでなく、柚子と合わせるあたりが、すでに驚きを呼ぶ。

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アルコールたち出番待ち。

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きっちり苦いゴーヤピクルス。
他に、クミンのもったりとした柔らかい香りが変化球の赤玉葱ピクルスも。

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焼き茄子の冷製ポタージュ。

これ、家の味じゃないでしょ。
ちゃんと“焼き”茄子なの。

また、出す量とか、入れ物の形状なんかが、さすがなんだよなあ。

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梨と生ハム、ルーコラ、パルミジャーノのサラダ。
梨は普通の日本の梨。

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肉の塊って、気持ちを高揚させる。

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これらと一緒に焼かれたのでした。

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葡萄と干し茸添え豚(この日は東京エックスだったそう)ロースト。

一緒に焼かれた葡萄と茸が最高のソースに。

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豚、やわらかいーーー!
溢れる肉汁。

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出席者お土産のカチョカヴァッロを焼いたもの。

このチーズはそのままより、焼いたほうが美味しい気がする。

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カボチャとベーコン、玉葱ピクルスのストゥーブ焼き。

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家で大量に取れたバジルをペースト・ジェノヴェーゼにして持ってきてみたら、砂肝と組み合わされて出てきた。

毎夏、家でバジルを栽培するものの、ペーストは炭水化物か野菜と合わせるしか考え付かず、なんだかもてあましていたのだ。
新たな利用法を教えてもらい、ありがたい。

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人参ラペ。

こういうものは、出席者の腹具合を聞きながら、その場で即席に出てくる。

ディルの美味しさと活用法はスヌ子さまから教えてもらったものの一つ。

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タイカレーパスタ。
パクチーどっさり。

タイカレーペーストをパスタにしても美味しいんですな。

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牛筋そうめん。

アルコールが回った身体にしみる…。
こちらの宴会では毎回、こういう最期の汁ものに涙を流しそうになる。
本当、心の底から旨いわ。

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オレンジコンフィのチョコフォンデュ。

さて、飲んだもののごく一部はこんな感じ。

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はーーー、楽しかった!美味しかった!

今回も、家族総出でお招きくださったスヌ家の皆様に感謝でございます。

2009年9月23日 (水)

ナポリでいつものピッツェリア そのままチレントへ

ローマからナポリまでは、ユーロスターのアルタ・ヴェロチタ(略してAV)を利用。
「早い」を売りにしている電車だが、よく壊れる。で、しょっちゅう遅れる。
たまに予定よりも早く着いたりするらしいが、今回も45分遅れでナポリ到着。

なんと、友達がナポリの街を運転できるようになっていて、車で迎えにきてくれた。

今回のナポリ滞在は、友達とそのパートナーに任せっきり。
彼らのセレクションなら、絶対に自分の好みに合うはず。
食べたいもの(あの店のピッツァ、あの店のコルネット、本物のモツァレラ、それから友達のパートナーのお母さんの手料理)を伝え、あとはよろしく~。

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夜、いつものピッツェリア。
友達たちが連れてきてくれて以来のお気に入り。
ナポリではここが一番だと思う。
そして、いつも満席。
外には待つ人がたくさん。
ピッツァは蕎麦のようなもので、食べて出るのに時間はかからないからね。

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待ている間に、クリームソースのマカロニコロッケを立ち食い。
ピッツェリアは揚げ物も旨い。

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マルゲリータ。
この味!!香り!!
どんなに流通が発達しても、他の場所では食べられないものってある。

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友達のマリナーラ。

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こちらはピッツァ・フリッタ。

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リコッタチーズや豚の脂屑などが入って重いが旨い。

満たされた気持ちで夜のドライブ。

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朝起きたら、目の前はこんなことに。

友達のパートナー家族の夏の家に来ました。
ナポリから車で3時間弱南下したチレントにある。
このチレントは全体がユネスコの世界遺産にも登録されているらしい国立公園。ちょっとした日本の県くらいの大きさがあり、小さな村が点在している。

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庭にはいちぢくの木が。

こちらには黒いいちぢくの他に緑のものがあり、緑の方が甘いと言われる。

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木で完熟。
お尻から蜜が出ちゃってるよ。

熟しても緑のままで、中は赤い。

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朝食は外で。

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屋上には葡萄も実る。

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本当に気持ちがいい。

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2009年9月22日 (火)

サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ教会 と Arando al Pantheon

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移動して、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ教会。

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近くのサンニオ市場には何十回も来たのに、この教会には入った記憶がない。

時間もあるし、寄ってみようと。

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とても居心地がよいじゃないか。
なんでもっと早くに入らなかったのか。

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突き当たりがスペイン階段のブランド通り、Via Codtottiを流す。

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ここの広場、シックで好き。Via del Corsoからパンテオンに抜ける時に通る。

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パンテオン。

今回はテスタッチョい行っている時間がないため、この近くで昼食を取ることにする。

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アルマンド・アル・パンテオン。

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地元の人と観光客が半々くらいの客層。

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カチョ・エ・ペペのスパゲティ。

ペオリーノ・ロマーノ(?)と黒胡椒をかけただけのスパゲティ。
完璧なアルデンテのパスタが旨いが、テスタッチョのフェリーチェのものの方が好みではある。

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市場にポルチーニが並んでいたので、食べたいなあと思っていたところ、ちょうどフレッシュなポルチーニが積んであったので、グリルにしてくれるようお願いする。

こちらでは、茸のグリルはたいていニンニクを効かせたオリーブオイルソテーで出てくる。
ニンニクの香りが強すぎるような。

傘を逆さにして、網で炙りたいものだ。
汁が出てきたところに粗塩をふって食べるというのは、合わないのだろうか?

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フルッティ・ディ・ボスコでビタミン補給。
比較的甘さがある。
桑の実なんかも美味しい。

ワインはパスし、水500mlをもらって、35.00ユーロ。

パンテオンからすぐという立地で、観光客狙いだけでない地元ローマ料理が食べられるというのは価値がある。

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南イタリアで頻繁に見かける植物で覆われた建物。

それにしても、日差しが強いな。

さて、荷物をピックアップして、ナポリに向かおう。

2009年9月21日 (月)

南イタリア小旅行

今朝、ミラノから帰ってきた。
9月の出張。

仕事でミラノに入る前に、ちょっとお休みをもらい、ナポリの友達のところに遊びに行ってきたりも。

成田からローマ、アリタリアの直行便。
パスポートコントロールや荷物の出てくるスピードの遅さに、効率という概念が希薄な国、イタリアに来たことを痛感する。

今回、PCの代わりになることを期待して、iPhoneを持っていったが、フリーWiFiがあることは感知しても、ネットに接続できないということがほとんどだった。
結局、つながったのはカフェを利用するとパスワードを教えてくれるミラノの10 corso comoのみ。
ローマのホテルでは、パスワードを入力しても、ダメだった。

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ローマに着いたのは、夜。

到着して最初の朝食まで、12時間食事を取らないと、その後の食事を身体が朝食と認識し、時差ぼけになりにくいと読んだので、夕食は無しで、寝ることにする。

その前にちょっと散歩を。

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カステル・サンタンジェロ。

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快晴!!

前の日、夕食を取らなかったのがよかったのか、久しぶりのイタリアのペースでぐったりしていたからか、初日から6時間眠れた。
これは自分的に初めてのこと。

すぐに太陽の光を浴びれたこともあってか、その後も時差ぼけは軽め。

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ローマだし、一応バチカンに参っておく。

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この扉はめったに開かないらしく、2000年に開いて、通れた時には激混みだった。

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次の日は日曜日。大きなミサが予定されていたようで、準備の真っ最中。

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さて、街を散策しるとしよう。

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ローマで好きな通り、Via Cola di Rienzoにある、地元な市場。
青空市でなく、屋根がある。

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そして、Franchiへ。
ここのチーズや生ハムのクオリティーは高く、間違いがない。
頼めば真空パックにしてくれる。

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小腹がすいたので、スップリを。
いまいちアランチーノとスップリの違いがわからないのだが、「アランチーノ」と頼むと、「スップリならあるよ」と言われた。

ここは惣菜が充実していて、美味しいので、近所の奥様方が一品を補うために買いに来たり、近くで働いている人が、カウンターの立ち食いで昼食にしていたり。

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コクがあって旨い。

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2年前、グラニータを食べたVia Cola di Rienzoの古くて重厚なカフェがなくなっていたのが悲しい。
人気もあったし、あそこはなくならず、ずっとあるように思っていた…。
そろそろ栗ものジェラートが出ているかもと期待していたのだ。
確か、マロングラッセ味があって、美味しかったのに。

けっこう暑いので、気を取り直して、近くにあるジェラート屋でピスタッキオとフィキのジェラートを。
ここもシチリア式のグラニータや、ジェラート、ヘルシーな豆乳のジェラートまであって、美味しいのだ。

2009年9月 9日 (水)

ビソリ

恵比寿のわかりにくい場所にある韓国料理店、ビソリ。

韓国に精通した友達が関係しているということ。
彼女は食べるし飲むし、こだわりがあるから、納得のいかない料理やサービスには厳しくダメ出ししたことだろう。
ということで、鉄板の店。

中庭がある素敵な空間でいただく、小奇麗な韓国料理。
ワインも充実している。

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タコと野菜のキムチ和え。

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キムチ盛り合わせ。

洒落たアレンジがしてあっても、複雑な味わいはさすが。

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チーズのジョン。

カリっ、トロ~。

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蒸し豚をサンチュとエゴマの葉で巻いて。
辛い味噌のほかに、アミも付くのがうれしい。
味に深みが増すのだ。

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麦飯のビビンパ激旨。

葉野菜や海草などがのった麦飯をかき混ぜ、アサリの出汁のスープや、唐辛子の効いたタレをかけて、さらに混ぜて食べる。

様々な旨味、香り、歯ざわりが混じりあうことによる美味しさ。

これを食べに、また来たいなあ。

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小豆のカキ氷。
下に練乳、小さな牛皮やフルーツが上に。

生マッコリもグラスでいただける。

2人で10,000円くらい。

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オシャレ空間でいただく、本格韓国料理。
家庭料理ではなく、店の味。

雑多な場所を好まない人とも来られるし、ちょっとした会食にも使える。

2009年9月 8日 (火)

帰ってきた翌日の京味

阿蘇から帰ってきた翌日が京味。
もう何ヶ月も前に予約をして、楽しみに待っていたのだ。

この日のメイン食材は松茸。
京都のはまだでも、国内産。
採取された人の名前が書かれた木箱に入っているもの。

焼きでもいただいたが、脂ののった、いい頃合いの鱧と組み合わせた鍋に興奮。

ウニに鯛や鱧の骨から取った出汁の煮凝りを組み合わせたものは、今までいただいた東西ジュレの中でも最旨と言えるでしょう。

他、もろもろと。

身の丈には合っていないとは知りつつも、どうしても通いたい店なのです。
いつもメンバーに加えてくれる友達にも感謝を。
次回も楽しみにしておりますよ。

親和苑

2日目の宿は内牧温泉にある、親和苑

けっこう住宅地にあって、ちょっと残念。
前日の久住高原コテージの環境が素晴らしすぎた。

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我々が泊まった部屋はそれだけで1つの家になっている離れ。

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広いし、細部がモダン。
ナゾの飾りはないほうがよいかと。

ネスプレッソが設置されていて、美味しいカフェがいただけるのがうれしい。
ちょうど、入りたいと思う店に出会えなく、コーヒー禁断症状がでていたのだ。

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この部屋は「かわせみ」だったっけ??

内湯がついている。
しかも、大露天風呂より、こちらの方が湯質がよいような。

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昼ごはんが遅かったというのもあり、あまりお腹がすいていない。
が、部屋食にしてもらったため、18:30には夕飯にして欲しいとのこと。

ずらっと並んだのはイマドキ和食。

そういえば、私、こういうの苦手なんだった…。
ベタな郷土料理が食べたかったなあと思うも、宿探しのときにそこにこだわらなかった自分が悪い。
反省。

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阿蘇牛のステーキも付いてきた!

満腹で、しかも昼が焼肉であっても、ついつい箸を運んでしまうのは、脂のキレがよいから。
サラリとしつつも旨味が濃い。

この時期はビアガーデンを行っていて、夜、庭でビールや焼酎、ワインなどをいただける。
お客さんの気がすむ夜遅くまで、お酒やおつまみを提供してくれる心の優しい料理長他、宿の皆様。

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いきなりつまみをお願いしても、希望通りに作ってくれた。

普段、焼酎って、途中で飽きてしまって、飲み続けられない。
米焼酎なら日本酒飲めばいいじゃんとも思う。
家にはいろんな焼酎があるのだが、自分は味見程度しかしない。

でも、やっぱり、現地で、しかも水が美味しいところで飲むと、全く別物の旨さ。

よりまろやかで、しっとり、じんわりと舌に馴染む。

というわけで、夜が更けるまで飲み続けるの巻。

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朝食。
ご飯や豆腐が美味しい。

ここ、最大の残念ポイントはカードが使えないこと。
朝、出発の段階で教えられ、近くのATMに走るも、開くのは9時から。
どうにか間に合う飛行機にしていたからよかったけど、もし、早朝発だったら、どうしていたんだろう?

やっとのことで支払いを済ませて、まずは給油後レンタカー会社に車を返却。
空港に着いたら、カウンター激混み。
荷物検査場激混み。

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でも、どうしても熊本ラーメンは食べておきたかったんだよう~~~。

ぎりぎりなのに、マスターUを置き去りにし、一人で空港内ラーメン屋へ。
半分以上食べられました。

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で、まだお腹すいている。
混雑で飛行機の出発も遅れているから、登場口前で「いきなりダゴ(団子)」。
サツマイモにあんこをのせて、小麦粉の皮で包んで蒸したもの。
コレ、好きなんだよね。

いや~~~、楽しかった。
阿蘇っていいわ~~~。
また来る!

そうそう。
羽田で打ち上げビール。
マスターU、3日間、ありがとうございました!!
運転お疲れ様でした。
これに懲りずに、またご一緒してくださいませ。

2009年9月 7日 (月)

白川水源

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白川水源。

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この辺りには水源がそこらじゅうにある。

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白川水源は特に大きく、有名で、ポリタンクに水を汲んでいる人もたくさん。
入り口近くでは空のペットボトルが売られている。

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こんこんと湧き出る水。

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水が美味しいところは食事も美味しいのだね。

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入り口脇にあるおみやげ物屋は地元野菜も充実して、なかなか楽しい。

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これは近くにあった、他の水源。

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神秘的。

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真ん中辺にいるのはカッパの像。
ポーズが可愛いし、景色に合っている。

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この日の宿に向かう途中。
日が沈み始めた空から、何かが降臨しているような。

陽氣茶屋

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今回の旅行では、事前に食事をどこで取るかを決めなかった。
というのも、距離感などがわからず、どこに何時にいるかが読めなかったから。
「自然に触れる」がテーマなので、珍しく食事は二の次ということで。
そもそも、朝食・夕食は宿に付いているし、他で食べるのは昼食だけだ。

というわけで、その時にいた南阿蘇で、どこにする?とマップル(るるぶ?)を見たり、やっとつながるようになったiPhoneで検索したり。

昨日も食べたけど、牛をアレだけ見たら、やっぱり焼肉食べたいねということになり、近かった陽氣茶屋へ。

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長い囲炉裏がずらっと並んでいる古民家風の店内。
一面が窓なので、開放感たっぷり。

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阿蘇牛、地鶏、豚、馬肉の盛り合わせを。

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馬刺しも美味しい。

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本物の炭火で焼くし、肉は塩コショウでの味付けなので、素材の美味しさをダイレクトに感じられる。
それぞれ味が濃いのに、脂のヘビーさを感じない。
お腹がいっぱいになるまで食べても、胃にもたれない。

前日の宿の焼肉もそうだったけど、何も言わなくてもタレじゃなくて塩で来るのは、肉に対する自信の現れかも。

2009年9月 4日 (金)

草千里

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ここ、日本なんだよね…。

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そこらじゅうで牛が気ままに草を食む。

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真ん中辺の白い煙が火口。

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気持ちが良すぎるーーーっ

で、草原でごろごろ転がりたい衝動に駆られるが、そこかしこに牛の糞があるので、ムリ。

暖かい季節の天気が良い日に阿蘇に来たら、絶対に訪れるべき場所かと。

2009年9月 3日 (木)

火口

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牛が放牧されている。

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あそこに見えるは草千里か?

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途中、路肩に車を止めて、写真撮影してみたりしつつ、阿蘇山へ向かう。

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ケーブルカーで火口まで。

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車でも行けるけど、せっかくだから、ケーブルカーに乗ってみた。

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硫黄臭まみれ。

黄色い硫黄石を売っている人たちもいる。

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きれいな色で、飛び込みたいなんて人もいたけど。
ぐつぐる煮えてますのよ。

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不思議な景色だ。

水路の蓋の鉄などは茶色く錆びて、朽ちていた。

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猿の惑星?

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さっきまでの緑爆発な高原とのコントラストが面白い。

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ケーブルカー乗り場(下)で牛乳の濃さそのままのソフトクリームを食べたり、お土産を買ったり。

ここ限定の焼酎や日本酒があるのだ。

2009年9月 2日 (水)

阿蘇 ドライブ

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宿を出ると、すぐにこんな景色が広がる。

昨日の夜は暗くて、あんなに恐ろしい道だったのに…。

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快適すぎる。

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走りながら撮っても、気持ちよい写真になるし。

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道端に店が出ていた。

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とうもろこしを試食させてもらいつつ、馬油を購入。

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野菜も買いたくなるが、どうにか我慢。

この後、たびたび道の駅に寄り、お土産を物色しつつ、毎回野菜や果物を買いそうになった。

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ドライブ再開。

パノラマラインとか、そういう名前の道をバカにしてはいけないと知る。
名前に偽りなし。
本当に素晴らしいパノラマを目の当たりにできるのだ。

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この緑、空、空気…。

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そんなこんなで久住から阿蘇までのドライブを楽しみ、阿蘇神社参拝。

2009年9月 1日 (火)

久住高原コテージ

さて、急いで久住の宿に向かわなくては。

ナビ子を設定すると、予想とは異なり、高千穂と逆の方向を指示する。
とにかく急いでもいるので、ここはお任せして車を走らせる。
が、道はみるみる細くなる…。

棚田や牛舎があり、ほのぼのした光景。
嫌いじゃないのだが、今はそんな時ではないのだ。
ナビ子に「お前の好きそうな道だな」などと話しかけつつ、不安は増す。

と、やっと通りかかった郵便配達のおじさんに久住へはこの道でよいのかを尋ねると、「ぜんぜん逆だよ~。いったん高千穂に出ないと。ずいぶん遠くまできちゃったね~」。

来た道を戻り、高千穂から再スタートで久住へ。

途中、何度も山を超え、他の車にはほとんど出会わない。
車を止め、道のど真ん中で写真撮影したりしていた頃は、まだ余裕があった。

やっと、大分県に入ったころには、真っ暗闇。
しかも、ナビ子が案内する道は、堂々巡りで先に進まない。
看板もほとんどない。
持ってきたまっぷるの地図上で宿を探すと、道と道の間の緑色のところにポッツリと点が打ってあるのみ。
ぜんぜんわかりませんって。

もちろん、iPhoneも不通。

別の携帯から宿に電話をかけて、道を教えてもらい、街灯もない真っ暗な山の中をひたすら突き進む。
普段からこの辺りを車で走っている人と我々とは距離感が違うらしく、言われた標識がなかなが出てこない…。
もののけの森に迷い込んだようで、怖くて止まることもできない。
ナビ子に現在地を確認させると、道がないことになっているところを走っている。

で、手持ち無沙汰でつけたラジオから、こんな曲流れたりすんだ・・・

って、globe !?

今までぜんぜんラジオつながらなかったのに。

途切れ途切れのラジオからは、その後もひたすらTKの曲。
怖いよう。

Kujukogen1

そんなこんなで、8時すぎ、やっと到着。
久住高原コテージ

こういうところの夕食は早いので、かなりギリギリ。
部屋を見る前に、荷物を預けて食事へ。

マスターUが別料金で黒毛和牛の炭火焼きにしていてくれた!
ナイスアレンジ!!

Kujukogen2

ホルモンも赤身系も色々と盛りだくさん。

しかも、柔らかくも引き締まった肉質で、旨い!!

Kujukogen3

地ビールなんかも飲んじゃって。

いや~~~苦労した甲斐があった。

Kujukogen4

部屋は4人泊まれる広さ。
質素ながら、快適。

通ってきた道で実感したように、周りに建物がない。
夜は降ってくるようなたくさんの星を見ながら、夕方や朝はどこまでも続く高原を見渡しながら入れる広い露天風呂。

なんてゆう開放感。

Kujukogen5

朝起きると、窓の外には緑が広がる。

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靄が晴れてくると、青い空、そして、鮮やかな緑。

Kujukogen7

駆け回りたくなる。

Kujukogen8

キャンプ場も併設されていた。

マスターUが直感で見つけた宿、さすがです。
次に阿蘇に来るときにも、ぜひ泊まりたい。

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