今年もマサズ・キッチンで上海蟹
今年はちょっと遅かったという話を聞くが、上海蟹の季節到来。
今頃は雌が美味しい。
お誘いをいただき、上海蟹コースをいただきに、マサズ・キッチンへ。
ランチからは1ヶ月くらいたっている。
前菜4種盛。
焼き茄子のムースにウニのジュレ。
揚げて出汁に漬け込んだ椎茸にカリッカリに揚がったジャコ。
鴨のパテはサックサクのおこげに乗って。
牛肉のゼラチン質の珍しい部位(名前忘れた)を煮込んで、そのまま汁に漬け込んだもの。
八角の香り。
元はかなり筋っぽい部位なのだと思う。
コリコリとして、旨みを蓄えた仕上がりになっている。
前菜盛り合わせといえど、それぞれに手間がかかっているなあ。
酔っぱらい蟹。
老酒の濃ゆさと蟹のトロリとした甘みの組み合わせ。
口の中にぴっとりと吸い付く身、味噌。
ところどころで山椒の実がぴりりと。
手羽とスペアリブの唐揚。
クミンなど、スパイスを降りかけてある。
蟹肉、味噌、たっぷりで、鼻血の出そうな上海蟹のスープ。
途中で黒酢を投入したり。
いちぼ(あれ?ざぶとんだっけ?)と歯ごたえを残して湯通ししたアスパラ。
豆鼓風味。
うーん、これや唐揚など、料理自体は美味しいのだけど、別の日に食べたかった。
この日のコースとして、私には重過ぎる。
アスパラに救われた気になったもの。
ただでさえ濃厚な上海蟹を存分にいただくのだから、間には青菜の塩炒めなんかが丁度良かったような。
メイン登場。
上海蟹の雌。
毎回思うが、他人に解体してもらっていただくと、美味しさが増す。
にっちりと歯にへばりつく卵の濃密さ。
甲羅に薄皮のようにひっかかっているベロベロとした部分の妙味。
たまらんねえ。
ショウロンポウも、上海蟹入り。
味で、しっかりと主張してくる蟹度。
蟹炒飯に蟹のあんかけのダブル上海蟹。
デザート3種盛り。
中国醤油のカラメルプリンが新しい味覚。
最初は味噌?と思うが、途中からやっぱりキャラメル。
季節の味覚を味わえる幸せ。
良い季節がやってきた。
ジビエも待ち遠しい。
ご一緒してくれる方募集中。
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