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2009年11月27日 (金)

TWO ROOMS

表参道Aoに入っているアメリカンなレストラン、トゥー・ルームズ

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広くてクリーンな店内は席どうしが離れていて、仕事ご飯にも使えそう。
子供もOKなので、子供4、大人6の10人で休日ランチ。

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チャバッタのようなパン、横の皿にはオリーブオイルが注がれた。

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選んだランチコースの前菜はシーザーサラダ。

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追加で頼むのは、フライドポテト。
なにか唐揚げ粉的なものがまぶされて、カリッカリ。
塩以外の味が付いている。

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牛肉、そのままだと、オージー。
追加料金で色々な牛肉を選べる。

下にはアーティチョーク。

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ボトルで頼んだワイン。

ランチコースは他に、パスタ、豚、魚がある。

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食後はこんな景色が広がり、DEDON社の家具を用いたテラスでお茶とデザートをいただく。

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アップルタルトとアイス。

パンもだけど、ケーキはわざわざ食べに行くほどでもないが、晴れた日にお茶をするのは気持ちよい。

それにしても、この辺りで、これだけ空間に余裕があり、人を連れて行ける店は少ないから、重宝しそう。

2009年11月24日 (火)

bongout noh 渋谷

立ち飲みカウンタースペースも座席もあって、渋谷で大人が居心地良く飲み食いできるビストロ(?)ボングウ・ノウ。
渋谷と言っても、青山に片足突っ込んだみたいな場所だからこその雰囲気。

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パンも美味しい。
後、パテとか。

まずは薄いグラスに注がれた細かい泡のビールを。

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フィッシュ・アンド・チップスのフィッシュは白魚のような。

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コンニャクのブラウンソース。
こってりしたソースでも、コンニャクだから全体として重過ぎない。
ナイスアイデア。

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これは、ムール貝だったかな。

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ボトルワインもお得感あり。
ビオも揃ってます。
蔵はピュズラの赤。

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マッシュールームのフライ。

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鴨?鹿?
前のこと過ぎて忘れた。

グラスワインも充実していて、使いやすいのだけど、座席の間隔が狭く、声が響くのが残念。
うるさくて、大声で話さないと聞こえないことがあるから、皆がさらにボリュームを上げ…の悪循環なのだ。

2009年11月23日 (月)

ドゥーツ・シャンパン・ランチ @ザ・ペニンシュラ

またまた素敵な催しにお誘いいただき、ありがとうございます!

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ペニンシュラのピーターで行われたファブリス・ロセと楽しむドゥーツ・シャンパン・ランチ。

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マグナムボトルで登場したのは、Amour de Deutz 1999。贅沢なり。

熟成されていて、琥珀を思わせる。

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世界のペニンシュラシェフ揃い踏み。

ドゥーツを存分に味わえるだけでなく、料理にもお楽しみあり。
様々なシャンパンに合わせて、シェフたちが1人1品ずつ料理を作るのだ。

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アミューズ・ブッシュのこのオレンジは何だっけ?
下にヨーグルトのムースがいて、さっぱりした一皿。

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ブリニスにのせた3つのうずらの卵にはそれぞれ、マグロ、ウニとオマールが。

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またまたマグナム。
サービスの方々が腱鞘炎にならないか心配。

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Brut Millesime 2002。

爽やかでありながら、どこか落ち着きがある。

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ご一緒した方たちと一致した意見で、今回のベスト・マリアージュはこの上海ペニンシュラのタンシェフのお料理と、ミレジメの組み合わせ。

アワビのブレゼ、薄切りシュリンプとアスパラガス。

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どこまでも透明で、なおかつ奥深い、滋味豊かな金華ハムのスープとこっくりしたシャンパンの素晴らしきコンビネーション。

アワビのやわらかさと旨味もまた格別。

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はっとするほど鮮烈なシャンパンはCuvee William Deutz 1998。

グレープフルーツのような爽快な口当たり、しっかりとしたミネラル。
複雑で美味しい。

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沖縄黒豚とフォアグラ、ラングスティーヌのラグーとオレンジの香りを付けたクリュスタッセ。
南アフリカのシェフのお料理。

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ラングスティーヌの火入れ、それ自体の味の濃さ。
豚も旨いし、ここにオレンジを組み合わせるところがニクイ。
シャンパンとぴったり。

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Cuvee William Deutz Rose 1999。

ピノ・ノワールが大半の希少なシャンパン。
コクがあり、気品漂うロゼ。

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サーオンマリネとスモークのオリーブオイル、ポッシェ、オシェトラキャビアと共に。

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Deutz Demi-sec 2000。

和三盆のような繊細でパウダリーな甘さ。
ほんのりとジンジャー。
単体でいけるシャンパン。
家に欲しい。

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そのシャンパンに呼応するようなデザート。

スパイスを効かせた花梨のポッシェ、ヨーグルトの雪見立てとジンジャーブレッドのカスタード。

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甘さが控えめで上品、生姜や花梨などの香り、味、多様な歯ごたえの組み合わせがデザートに興味のない辛党にも刺さる美味しさ。

いつものピーターのシェフの作だそう。

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お茶菓子も美味しいから残せない。

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最後に、アムール・ド・ドゥーツの王冠を用いたアクセサリーを女性客全員にプレゼントしてくれました。

ドゥーツにはあまり馴染みがなかったのだけど、今後、シャンパンを購入する際に必ずリストアップする銘柄となった。

美味しい会では楽しい人に出会える。
面白かったなあ。

これ、税サ込みで15,000円ポッキリ。
なんてお得!!
ザ・ペニンシュラはたびたびこのようなイベントを開催している様子。
あまり告知がされていないから見逃しがち。
サイトを頻繁にチェックしなくては!

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さて、美味しいものを飲み食いすると、胃袋の底が抜けてしまうメンバーは、ヘイフン・テラスで「飲茶がもうありません」と断られ、ロビーへ。

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アフタヌーンティセットをいただくことに。
これは1人分。

普通なら、十分にランチとして、食べきれない人もいるであろう量。

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これまたペリエ・ジュエが1グラス付いた、5,500円のコースをいただく。

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勝手にシャンパン月間で、毎週美味しいシャンパンをいただいている。
ああ、幸せ。

2009年11月22日 (日)

ジャック・セロス

ジャック・セロスを飲みたいのですとつぶやき、それに乗ってくれた方々と「セロスを味わう会」。

会場はおなじみスヌ子様ハウス。

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イニシアル。

やはり話題になるだけのことはある。
力強く、独特。
それだけで美味しく、楽しい時間を過ごせるシャンパンだ。
念願のジャック・セロスをしっかりと味わえて、幸せ。

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美味しいシャンパンの後には、ワインもいただきたいのです。
ということで、オリヴィエ・ルフレーヴのピュリニー・モンラッシュ 2006と、ジュリエット・シュニュのヴォーヌ・ロマネ、プルミエ・クリュ 1997。

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ワインを味わうなら、美味しいパンとバターを。

と、ツォップで並んで購入したパンたち。

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バターはエシレ。

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バケットから、チーズとフルーツの組み合わせ、もちもちしたレンコンを生かしたもの、レバー入りなど。

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一息ついたところで、スヌ子さんが卵豆腐入りのコンソメスープを出してくれる。
さすがの心遣い。

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このスープバッグを使ったそう。
いつもながら、どうやってこういうアイテムを見つけるのか?
鼻が利きますな。

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サラダのドレッシングも、ワインに合わせて酸味を抑えてある。
胡桃などのナッツがすり潰されて入っているそうな。

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スープをパンですくって舐めとったのは、こちらのフリカッセ。
塩豚を利用したものだそうで、茸と里芋が入っているのもポイントか。

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酔ってくると、ますます飲みたくなるのです。

レ・ロゾー、サンテミリオン。

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オリヴィエ・ルフレーヴのブルゴーニュ、白。

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最後は美味しいデザートで。

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外見だけでなく味もハイレベルな揚がるスイーツは、

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中目黒のパティスリー・カカオエット・パリのものだそう。

またまた遅くまで飲み食いさせていただき、スヌ家の皆様、ご一緒してくださった実写版ブライス様、ありがとうございました。
ぜひまた、憧れワインの会、やりましょう~~~。

2009年11月16日 (月)

どうげん

渋谷、道玄坂を入った、女子一人では歩きにくい場所にある焼肉屋、どうげん。

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昭和歌謡が流れる店内。
でも、新しい店らしい。

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ビールのケースがテーブルや椅子に。
焼くのはガス。

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これがユッケ。
生で、千切りのリンゴを巻いていただくと、トロける。

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お任せで色々と。

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出てくるものがいちいち旨い。
で、たらふく食べて5,000円しない。

2009年11月15日 (日)

ペレグリーノ

西麻布のイタリアン、PELLEGRINOで夕飯。

まずはスプマンテをいただきながら、メニューを見る。
コースは3種。
最初はプレフィクスで6000円くらいのにしようと思っていたが、白トリュフの前菜が付く8,000円くらいのデグスタツィオーネのコースがお得らしいので、それで。

白トリュフ、あるなら食べておきたい。

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ドライトマトやオリーブ、自家製グリッシーニのお通し。

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フアーーーっと花開くように白トリュフが香るポレンタ。
うっとり。

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白をボトルで。
プロツナーのトカイフリウラーノ。
香りは甘いが辛口。

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24ヶ月熟成のパルマ産プロシュートとクラテッロ・ジベッロの組み合わせ、おけさ柿とトルタフリッタ添え。

トルタフリッタはパスタフリッタと同じかな。
熱々揚げたて。

プロシュートだけでも美味しいのだが、オススメされた通りに添えられた良質のバターと一緒に薄切りのパンにのせて食べると、コクが増し、さらに旨い。

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フランス産鴨フォアグラのロースト、30種類の季節の野菜、15年もののバルサミコ・ディ・モデナ添え。

スプーンで添えられたバルサミコは熟成によって、酸味がまろやかに。
野菜のドレッシングには黒トリュフの香りが。

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生ポルチーニがごっそりと使われたタリオリーニ。

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赤もボトルで。
エミリア・ロマーニャのサンジョヴェーセ、ラヴァルド。

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北海道産北里八雲牛サーロインの炭火焼、川田農園の田園風サラダ添え。
ソースは2種類のマスタードソース。

「キアーナ牛と肉質が似ている」という赤身の肉は、しっかりとした噛み応えがあり、味が濃い。噛めば噛むほど、そして飲み込むまで味がある。
こういう赤身の牛肉、好きだなあ。

いただいた料理全てに、素材へのこだわりを感じるし、その素材を存分に生かしてある。
白トリュフやポルチーニの芳香、牛肉の旨味、メニューを見て期待していた以上に満喫できる。
いい店。

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食後酒もいくつか出してもらう。

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アバウトな表示。

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デザートはパンナコッタ。

かなりお得なコース。
他の料理も食べてみたいし、また来よう。

2009年11月13日 (金)

リストランテ・フィオレンツァ

美味しかった記憶があるのに、ずいぶん前に来て以来な京橋のフィオレンツァ。
東京のこっち側で、ついでがない場所というのは、なかなか来る機会がないのだ。
自分的には便利なのだが…。

こちらは初めてという友達と2人で。

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グラスではちょっとお高いスプマンテしかなく、そこまででなくてよいという気分だったので、代わりに白をグラスで。

プーリア、カステル・デル・モンテのシャルドネ。
シャルドネっぽくなく、白い花の香り。

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5,775円で3皿選べるプリフィクスコースにする。

まずはお通しのバーニャカウダ。

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赤ワインをボトルで。
6,000円ぐらいでお願いして、オススメされたLa FortunaのRosso di Montalcino。
最初から完成された味わい。
キャラメルからくるみ、ほんのりコーヒー。

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選んだ前菜は、ポルチーニのフリット(追加料金あり)。
生ポルチーニをダイレクトに味わえるが、香りは期待したほどでもなく。

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こちらは豚カシラ肉のソプレッサータと血のクレープ。

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プリモには鶏レバーソースのタリエリーニ、温泉卵添え。

温泉卵をからめつつ、濃ゆいレバーミートソースをいただく。

ここの料理はポーションというより、こってりと重さがある料理が多い様子。

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生ポルチーニとフランス産ジロール茸のタリエリーニ。

フリットより、こちらの方がポルチーニの香りを満喫できた。

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本当は、その日のメニューとしてあったうずらを食べようと思っていたのだが、頼もうとした瞬間に終わってしまった。
すでに食べる気まんまんだったため、ショックで呆然。
どうにか選んだセコンドが、この狩猟エゾ鹿のパイ包み焼き、血のサルサ。

濃厚続きで、予想以上にお腹にたまる。

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こちらはトスカーナ風グランフリット。
仔羊、リードヴォー、トリッパ、カルチョーフィーなど盛りだくさん。

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デザートもなんでこんなにこってりしたのを頼んだんだ?。

この日じゃなければ、ワシワシいける好きなタイプのモンテビアンコ。
中の栗クリームが甘さ控えめで、栗そのまま。
そこに胡桃そのままな胡桃アイス添え。
チョコレートソースはもっと少ないほうがよいなあ。

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賢い友達は軽め(といってもかなりもっちり)のヘーゼルナッツのパンナコッタ。

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お茶菓子。

秋だからと重い料理に偏ったコースを組み立ててしまった。
鼻血が出そうでした。

2009年11月12日 (木)

チョンソル

12月にソウルに旅行する予定で色々と調べていたら、無性に韓国料理が食べたくなった。
特にコプチャンチョンゴル鍋。

丁度辛いもの好きの友達と合うことになったので、赤坂を検索。
チョンソルに行ってみることにした。

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韓国料理らしく、まず、おがずとキムチ2種、白菜と大根が並ぶ。

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コクがあって、しっかり辛く、好みなキムチ。

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念願のコプチャンチョンゴル鍋。

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ぐつぐつ煮える野菜の下には、

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各種ホルモンがごっそり。

旨味濃厚なスープに浸った周りクニっ、中トロリの小腸は生臭くなく、旨い。

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熱々の石鍋でやってくるご飯には、銀杏や松の実などが入って。

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ご飯を取り分けた後、おこげの上からお茶をかけると、その場で大沸騰。

おこげをこそげながら、おこげスープとしていただく。

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野菜チヂミ。

カリカリとした表面。
さつまいもやカボチャなど、大きくカットされた野菜はほくほく。

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どれも美味しく、ぜひまた来たい。
他のテーブルで食べられていたもの全てにそそられた。
4人以上の方がより楽しいだろう。

この日は飲み物入れて、合計9,000円くらい。
結局食べきれず、チヂミは友達が持ち帰った。
4人分くらいあったことを考えると、やっぱりお得だわ。

2009年11月10日 (火)

並木通りのロオジエ10周年

「ジャック・ボリーとブルーノ・メナールの特別なおもてなし」と題された特別な3日間。

デジュネのお食事会に加えていただきました。
食道楽垂涎の貴重なお席。
本当に、本当にありがとうございます!!

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ボリーさんとメナールさん、それぞれのお料理が入ったコースとのこと。
ならぶグラスの数にもウキウキ。

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ピーチカラーの輝くシャンパン。
なんてふくよかな。

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ローラン・ペリエのアレクサンドラとは初手から豪華!!
マグナムボトルの豊満ボディ。

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ロオジエのロゴが光るゴールドの蓋。

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いくら、サーモンなどのクリームを3種の異なるカリッカリパンにのせて。

ロオジエでお食事するたび、まず最初の一口で、いま、ここにいることに感謝する。

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種類が豊富で美味しいからといって、パンを食べ過ぎないように。

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うわーーーっ!!ジャック・セロス!!
しかも、シュブスタンス!!
うれしすぎる。

セロス、実は初めてなのです。パリで買おうとしても、見つけられなかった。いまや東京の方が手に入れやすいぐらいのようで。
ちょうど前日、「ジャック・セロスを飲んでみたいので、ご一緒にいかがですか?」というつぶやきで有志を募ったところ。
求めよ、さらば与えられん。

これはもう、自分のシャンパンの概念を越えてました。
干し葡萄のような強さ。

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潮の香りに包まれた牡蛎のゼリー寄せ、ほのかなカレー風味(ボリーさん)。

カレーの風味は極微量で、全く違和感やひっかかりがない。
とにかく海。
このゼリーとクリーム、牡蛎、すべてを口に含むと、芳しい海の香りに包まれる。
なのに磯臭さは皆無で、どこかやわらかな風味。

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アルザス、ドメーヌ・ヴァインバックのリースリング、グラン・クリュ 2003。

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ラングスティーヌとキャビアのサラダ、ポワローのクリーム海苔とピスタチオのピストゥ(メナールさん)。

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この華やかさ。

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ラングスティーヌはトロけるような火の入り具合。
クリームのコクとキャビアの塩気や妙味との組み合わせで、さらにラングスティーヌの味が引き立つという不思議。

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オニオンのスープ、ノワゼットバターの香り、パセリのロワイヤルとトリュフ入りシャンティ(メナールさん)。

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下に鮮やかなグリーンのフランがいる。

身体に染み渡る旨味。
ふぁーーーっと広がるトリュフの香り。

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ドメーヌ・ルーロのムルソー、レ・メ・シャヴォー 1999。

時間の経過と共に、キャラメルのような香りを放つ。

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ブルターニュ産テュルボとラードコロナ、そうめん南瓜と白トリュフ添え(メナールさん)。

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テュルボの一夜干ししたかのような味の凝縮感。
しかもぶりぶりとした歯ごたえ。

そうめん南瓜は、パスタのような食感。

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赤はローヌ、ドメーヌ・ジャン・ルイ・シャーヴのエルミタージュ 2000から。

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しっとり。
メインとのマリアージュぶりに感嘆。

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きた!!
メインはこんな風に焼かれていますよと。
このパイも食べたいと皆で。

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シャラン産鴨胸肉とフォアグラの岩塩パイ包み焼き、カルダモンの香るリンゴのコンフィ(ボリーさん)。

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焼かれてもきっちりと形、そのしなやかな歯ごたえがそのままのフォアグラ、スッとナイフが通る鴨、両方の質感が近く、完全に一体化している。

口の中でも同じようにほぐれ、それぞれ絡みあいながら溶けてゆく。

濃厚でありながら、ほんのりと酸味のあるソース、カルダモンが嫌味なく、的確に香るリンゴ、全てが筆舌に尽くしがたく調和の取れた一皿。

こんなに感動をしたのは久しぶり。
食べ終わってもしばらく呆然としてしまうほど。
今までいただいたフランス料理の中で、最高の一皿の一つ。

今後、ボリーさんのお料理をいただくことはないかもしれないと思うと、ちょっと泣きそうになる。

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フロマージュのワゴンには、すでにモンドールが。

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コンテ、山羊のハードなども。

チーズは、良いレストランでいただくのが一番美味しい。
頃合いというものがあるから。

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シャトー・オー・ブリオン 1999。

初めから皮。

貴重なワイン揃いで幸せです。

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カプチーノ風フレーズのソルベ、タイムの香り(ボリーさん)。

フレッシュな苺にタイムのアクセント。

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お馴染みのミニャルディーズたち。

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ハンバーガー、ショコラのバリエーション。

パリっ、ふんわり、とろり、サクサク…。
様々なチョコレートの食感、風味を楽しむ。

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1966年のヴィンテージポートまで登場。
ベリー・ブラザーズ&ラッド。

ここまでくると、ポートといえども奥ゆかしい。

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いつ見ても心躍るワゴンのお茶菓子たち。

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チョコレートのマシュマロ、シュー、グレープフルーツのピール、いちご。

4時間に渡る幸せなひと時は一瞬に感じられました。
これほどの美味、美酒を味合わせていただき、主催のご夫妻に再度の御礼申し上げます。

2009年11月 8日 (日)

ビオディナミコ

ビオディナミコに再訪。くいしんぼうぶりが同じくらいの4人で。

ネットを通しての予約時間は、なぜか18:00になってしまったが、19:30に変更をしてもらう。
LOが早いので、その後に他の客を入れているという可能性はないしね。
それにしても、オープンテーブルって、海外のレストラン予約には役立つけど、言葉的に抵抗のない日本では使いづらい。
提案された時間が合わないと思って予約をあきらめた人もいそう。

さて、ビオディナミコは丁度メニューが新しいものに変わったところだった。

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この日のグラス・スプマンテはFONGARO。

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グラスの白ワインをお願いしたところ、並んだのはこちらの5種。もちろん、すべてトスカーナのビオ。

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Fabbrica si San MartinoのColline Lucchesi。

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手前の色が濃いのがMassa Vecchia。
いかにも自然派な酸味とひなびた香り。

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ズッキーニを巻いた半生な海老、ひよこ豆のクレーマ。
ちょっと焼いたトマトと。

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ホタテ貝のオーブン焼き。
こちらも半生で、つけ合わせにほんのり燻製香。

メニューにあった前菜はこの2種。
どちらも美味しく、景気づけにもってこい。

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さて、赤ワインはボトルでいただくかな。

だいたい6,000円くらいとお願いして、ちょっと安いの(左)から、倍くらいの値段(右)まで。

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選んだのはPoderi SanguinetoのRosso di Montepulciano。

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プリモ3種の中から選んだのは、鳩とジャガイモのラビオリ、ドルチェフォルテソース、黒とリュフ添え。

鳩の野性味を干し葡萄入りのほんのり甘いが濃厚なソースと黒トリュフが包み込む。

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こちらは自家製ストラッチ、ポルチーニのソース。
生のポルチーニが贅沢に使われ、その歯ごたえ、香りを存分に味わえる。

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メイン2種からこちらを。

うさぎのインボルティーニ、赤ワインのソース。

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しっとりとしたうさぎは淡白ながら、うさぎならではの味がしっかりと。
巻かれた赤玉ねぎは火が通って、甘っ。

つけあわせのあわび茸の野趣あふれる香りとポレンタのこおばしさ。

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ホロホロ鳥のロースト、トリュフソース。

肉自体の風味がジュワっと、噛むほどに。

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デザートワインはCorte PavoneのRosa dei Venti。
バラというより杏を感じた。

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デザートには、リコッタクリームを詰めたネーチ。
クレープのようなもの。

滋味にあふれ、寒い季節に身体を暖めてくれるような料理揃い。
よくあるメニューでも、いちいち感動を呼び起こすものがある。
前回よりも印象が強力で、メニューが変わるたびに来たいと思った。

2009年11月 2日 (月)

第1回 スヌ子のお料理レッスン 

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スヌ子さんのお料理教室に参加。

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まずは吟味されたお茶菓子とお茶と共に、本日のメニューの説明。

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家庭でいかに手際よく、そして家族や客を唸らせられる料理を作るか、その過程で楽をするためのテクや道具など、ネタ満載で進む。

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調味料についても色々と教えてもらいつつ…

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何度も食べたことがあり、自分でも作っていた料理。
でも、今まで失敗していた理由が、ここで明らかに。

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何かのレシピに必要で購入、または誰かにお土産でもらったり、海外で買ってみてたりで家にあるけど使いこなせていなかったスパイスや材料の有効活用ができそうな。

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トマトだけでも3種類使ったり。

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イカをさばくことに対する抵抗感をなくしてもらったり。

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香りに悶絶して、空腹絶頂。

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盛り付けなどは生徒も積極的に手伝う。

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柿のスパイシーサラダ。

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蓮根のレモンマリネ。

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赤玉葱のピクルス。

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いかのヴェルミチェッリ地中海風。

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料理に合わせたワインもいただきながら、楽しくお食事。

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鶏のプルプルカチャトーラ。

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お馴染みのメニューもポイントを聞くと、いかに自分が今まで漫然と料理してきたかと、愕然とする。

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美味しい料理とワインでおしゃべりも盛り上がる。

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汁にパンを浸すのは欠かせない。

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本日のワインたち。

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食後、スヌ子さんお手製、クローブ入りのいちぢくのコンポート。

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バニラアイスと一緒に食べるのが、また格別。

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お茶タイムでしめ。

盛り上がりましたなあ~。
お料理教室の最大の魅力は、レシピの外にある。
毎月最終土曜日開催予定とか。
次回ももちろん参加すべし!!

2009年11月 1日 (日)

あら輝

最寄駅の用賀からもかなり離れていて、初めてではなかなかたどり着けないあら輝。
そんな場所なのに、2ヶ月待ち。

この日は13人で、夜の2回転目を貸切り。
全員が胃袋の収容能力に長け、酒を飲むというくいしんぼう祭りにつき、わっしょいわっしょいと大盛り上がり。
観客参加型のエンターテイメント的な面白さもあって、素晴らしいひと時となりました。

ブロックに切ったカツオ、ウニ&いくらなどのつまみ、熟成させた赤身、中トロや大トロ、松茸&炙りトロ、イカ、穴子、煮蛤、海老などのにぎり、どれも1つ1つがいちいち美味しい。
口に入れて最初に感じる味が2回くらい微妙に変化しつつ、飲み込むまでフェイドアウトせず、同じ強さで旨い。
これだけ何度も感動できるのは、一流の寿司屋ならでは。

特にうなったのは、とこぶし。
聞くまではあわびだと思っていた大きさ。
しかし、あわびよりもさらに旨味が濃く、重くずっしりと舌の奥深くまで刺さってくる。

まろやかな口当たりで、なおかつ香りは濃厚な鯵や、薄切りを2枚重ねて、独特な風味の舎利との馴染みが良くなった鯖も印象深い。

本当に残念なのは、半ばにして終電の時間となり、途中退場しなくてはならなかったこと。
旨いものは胃袋を広げるので、まだまだお腹がすいていたのに…。
おひつの底が見たかったっす。

来年には銀座に移転して、席数も9席だけになるとか。

この日の盛り上がりは、主催してくださった方の人徳によるところも大きいかと。
メンバーに加えていただき、本当にありがとうございました!
いや~~~、面白かった、旨かった。

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