2009年10月14日 (水)

TRE PIZZI

ナポリ最後の夕飯もSOMMA VESUVIANAのレストランへ。

友達のパートナーのくいしんぼうな友達が住んでいるということもあるし、そもそも地元の気楽な料理店といった感じの店が多い様子。

SOMMA自体には見るべきものはない。
でも、友達(日本人)とパートナー(ナポリ人)が名古屋に立ち寄った際、イタリアフェアみたいなものを覗いたら、「SOMMA VESUVIANA」と書かれた看板があったらしい。
見たものしか信じず、見たものは過剰に信じるナポリ人である彼は「SOMMAは日本でも有名なんだ」と言い張るが、たまたまであろう。

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で、今日のレストランはTRE PIZZI。
今はLO SMERALDOというバンケットレストランの中に取り込まれている。

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地元の微発泡赤ワインを飲みながら。

前菜はズッキーニ、ナス、ペペローニ、プロシュート、モッツァレラ。
野菜類の味が濃いな。
特にペペローニは日本で食べているものとは別モノ。

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モッツァレラはやっぱり美味しいね。
新鮮で、水分と固形部分が分離しておらず、ジューシー。
香りも強い。

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トマトソースのニョッキ。
濃いなあ~。

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同じソースのパスタ。

ここはラグー(ナポリのラグーは塊肉をトマトソースで煮込む)を1週間煮込み続けるとかで、そのトマトソースが強烈に旨いのだ。

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ズッパ・ディ・ファジョリ。
トロリとして、深く柔らかい味。

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ブラチョーラ(牛肉巻)とポルペッタ(豚肉団子)のラグー。

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手間のかかった家庭料理。
ソースも残さずいただく。

食後酒ももらって、1人18ユーロだって!
激安!!

その後、同じSOMMAのバーへ行き、軽く1杯。
イタリア人たちは宵っ張りなので、もっとダラダラしたかったのだろうが、次の日の朝にミラノへ向けて出発する私が無理やり解散させたのだった。

翌朝、友達がナポリのカポディキーノ空港まで車で送ってくれた。
何から何までありがとう!
おかげさまで、期待以上に大満足の楽しい休暇となりました。

ナポリには、定期的に行きたいなあ…。

カポディキーノ空港が改装・拡張されていてびっくり。

2009年10月13日 (火)

ナポリでサルデーニャランチ

サルデーニャ出身の友達の家でランチをご馳走になる。

ちょうど里帰りからナポリに戻ってきたところとのことで、サルデーニャの食材が豊富な良いタイミング。

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トマト入りでほんのり辛いタリアテッレを使ったボッタルガのパスタ。

これはマグロのボッタルガだそうで、トマト入り。
これでもかとボッタルガをたっぷり使用。

ボッタルガには火を通してはいけないと教わる。
アルデンテに茹でたパスタにオリーブオイルとすりおろしたボッタルガ、好みで刻んだトマトを和えるのが良いとのこと。

言われた通りに家でもやってみたら、簡単に美味しくできた。

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これがこの日のタリアテッレ。

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サルデーニャの店で、ボッタルガに合わせるようオススメされたというIS ARENAS。
SELLA&MOSCAのヴェルメンティーノを使ったデザートワイン。

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彼女のお母さんが作ったマグロのアグロドルチェ(甘酸っぱい味付け)。
ほっとする味。

他、カプレーゼも。
サルデーニャの平べったいパン(パーネ・カラザウよりは厚い)をトーストして、オリーブオイルを振り掛けたのが、スナック的に止まらない旨さ。

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もちろん、ボッタルガ(ボラの)も。
塩気が控えめで、甘味が深く、そのままでワシワシいける。

より美味しくいただくには、3時間前に薄皮を剥いておくのが良いそうだ。

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ボッタルガとセロリを一緒に食べるそう。

確かに、セロリが丁度いい口休めになる。

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食後酒も色々と。

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ボラのボッタルガ、ボラとマグロのボッタルガをおろした瓶詰め、それから、パーネ・カラザウをお土産にいただく。
貴重な食材をありがとう!!
こちらでもらうボッタルガは、よく吟味されていて、本当に美味しいのだ。

パーネ・カラザウは厚紙程度の厚さ。
トマトソース(ドライトマトの細切れを一緒に煮て、少し水っぽいくらいにしておく)と、モッツァレラチーズ、熟成カチョカヴァッロをおろしたものとでラザーニャにしたら美味しかった。
パーネ・カラザウがパスタ代わり。
熟成カチョカヴァッロが塩味になるので、トマトソースには塩を入れないか、ほんの少しだけ。ペコリーノやパルミジャーノでも。

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サン・マルティーノ修道院前から眺めるナポリ。

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今回は、全くチェントロに行かなかったな。

2009年10月 6日 (火)

ヴォーメロ

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ナポリに来たら必ず!の1つ。

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ヴォーメロのあるバルのコルネット(カスタードクリーム入り)をカプチーノと一緒に朝食として。

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それから、ヴォーメロのメルカートを見て回る。
天気がイマイチだから、人も少ない。

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フィーキ・ディ・インディアだ!
チレントでもそこらじゅうで植えられていて、実がボコボコなっていたなあ。

ケシの実のように小さな種が大量に入っていて、わずらわしいから、好んで食べない。
こちらの人は、種ごとバリバリいくとか。

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メルカート脇の陶器屋さんで、皿や、なぜかプーリアの素焼き鍋を購入。

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他の友達も合流して、お茶でもするかねと。

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トロっと濃い液体がカップの底にちょろり。
それがナポリのカフェ。

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路上駐車っぷりがすごいね。

2009年10月 5日 (月)

'a Cantina D''o Principe

夕方、ナポリに向かってチレントを発つ。
車で。

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途中、パエストゥムの近くでモッツァレラ関係直売所に寄る。
モッツァレラのボッコンチーノ(小玉)、カチョカヴァッロを購入。

車の中でつまんだモッツァレラのジューシーで濃厚な水牛ミルクの美味しさは、現地だからこそ。
どこでも同じ味が食べられるというのは便利ではあるけれど、寂しいものだと思うので、こういう「やっぱり味が違う!」ものが残っていることがうれしい。

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ナポリに帰る前にソンマ・ヴェスヴィアーナで夕食を取ることにする。

着いてみたら、ソンマはお祭りだった。

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バンドの音楽演奏や、ダンス、地元の食材を使った郷土料理の販売、ゲームなど、夜遅くまで盛り上がる。

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いやはや、みなさんデカイね。

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前回に感動したゾッピコーネもいいけど、どうせなら新しいところに…と連れて行ってくれたのが、広場に面した 'a Cantina D''o Principe(ナポリ方言すぎて、発音不明)。

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カンティーナというだけあって、蔵のような作りの広い店内では、壁に設置されたTVのサッカー中継に客が釘付け。

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ソンマ地品種の白ワインは香りが甘く、好みではなかった。

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お通しはバッカラのコロッケとバッカラのムースをパンに塗ったもの。

ここソンマはバッカラ(塩鱈)やストッコ(干し鱈)で有名なので、ここのメニューのほとんどがそれらを用いた料理。

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コロッケ、ほぐしたバッカラにハーブが入っていて、ホクホクとしつつ、クリーミー。
鱈の旨味が活きている。

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前菜には3種の盛り合わせ(コレ、私1人分…)。

トマト入りストッコのサラダ仕立て、ストッコのマリネ、バッカラのフライにトマトのほんのり辛いソースをからめたもの。

やっぱり、バッカラを揚げたのが好き。

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メインもバッカラ・フリッタ。
菜の花のような苦味が特徴のフリアリエッリを添えて。

美味しいのだけど、やっぱり食べきれない。
昼食が多かったから。

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これはストッコのグリル。

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バッカラ・フリッタにカポナータをのせたもの。

ここのシェフは北の人で、ナポリについての映画を見たのをきっかけに南に来て、しかも、ソンマが気に入って居ついたという女性。

友達たちは「すごく美味しいけど、けっこう小奇麗な料理」と言っていたが、私的には完全に地元な味。
今度はペコペコにお腹をすかせて来たいものだ。

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食後にはジュニパー入りグラッパを。

11:00頃に店を出ても、祭りはまだまだ続いている。

2009年9月30日 (水)

やっぱり、マンマの料理がいちばん!!

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この日は朝から海へ。

友達たちがモーターゴムボートで30分くらいのポイントに連れて来てくれた。

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小さな島の近くで錨を降ろし、海に入る。

友達たちはフィンを付けて立ち泳ぎで魚などを観察。
私は救命用浮き輪に紐を付けて、引っ張ってもらう…。

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透明で下まで見える海。
深さによって、コバルトブルーだったり、ピーコックグリーンだったり。

もちろん、きれいなビーチもたくさんあるのだけど、船がないと来られないところに来させてもらって、景色を見せてもらって、贅沢だなあ。

ひとしきり遊んで疲れたところで、急いで帰宅。
14:00からF1中継があるらしい。

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日曜の昼食はマンマの手作り料理!

天気も良いし、庭のテーブルで、同じく近所に夏の家を持つお姉さん家族も集合して、大人数でテーブルを囲む。

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辛くない青唐辛子(万願寺唐辛子みたいなもの)とパプリカの炒め煮。

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トマトソース、茄子、プローヴォラ、ショートパスタをオーブンで焼いたパスタ・アル・フォルノ。

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ズッキーニとズッキーニの花のオイルソースパスタ(小麦粉の薄くて平たい麺。薄いきしめんみたい)。

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先ほどの青唐辛子にトマトも入ったソースのパスタ。

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ナポリのお袋の味といえば、コレ!のパルミジャーナ・ディ・メランザーネ。
茄子、トマトソース、モッツァレラやプローヴォラの重ね焼き。

野菜は庭の畑で採れたものがほとんど。

食後は庭のイチヂクや葡萄を採りつつ食べつつ、のんびりおしゃべりする人あり、TVを観る人ありと、思い思いに。
それから、ゴロリと昼寝。

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これこそ、イタリアの日曜日だね。

こんなにゆるりとリラックスしつつ、がっつり遊んで、新しいもの見て、美味しいもの食べてなんて、友達たちがいなかったら出来なかったこと。
お任せっぱなしの私をリフレッシュさせてくれて、本当にありがとう!!
ファミリーの皆様にも、心から感謝でっす!

2009年9月28日 (月)

ワインツアー

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港に戻ってきて、次のツアーまで1時間の待ち。

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バルでグラニータ・ディ・リモーネをいただきながら、ダラリ。

南イタリアって、なんだか、気が付くと時間が過ぎているのだよね。
普段はせっかちなのに、自然と脱力して、急ぐ気にならないのが不思議。

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今度のツアーはワインツアー。

バスがオープンなの。

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まずは海沿いを進む。

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海風を浴びて、気持ちよい~。
が、ちょっと肌寒くなってきた。

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先ほどと同様に途中で人をピックアップしつつ。

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あ!山羊だ!!

真ん中の白いの。

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山に入り…

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Rutinoという村で停車し、こじんまりした教会を見学。
おじいちゃんのガイドさんが出てきて、丁寧に説明をしてくれた。

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出てくると、空がピンク色。

その後、見るところの何もない村で停まる。
どうやら時間つぶし。

参加者はお腹がすいたし、ワインを飲むつもりで来たから「これ、ワインツアーよね?」とガイド(というか添乗員)さんに聞く。

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20:00過ぎ、暗くなって、やっとワイナリーに到着。
De Conciliis

でも夜だから畑は見られないし、ワインの仕込み真っ最中だから、仕込み場も見られない。

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樽が置いてある部屋だけ見せてもらう。
一応、ワインは入っているらしい。

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さて、お待ちかねの試飲。

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Donnaluna(白)馥郁とした香りでしっかりと強さがある

Perella(白)上のと同じFianoなのに、モスカートっぽい風味

Bacioilcielo(赤)プリミティーヴォが入っているのが納得の果実味

Naima(赤)まるで溜まり醤油のような濃さと独特の香り

DonnalinaとBacioilcielo、Naimaを購入。
市価より少し安かった。

特に謳ってはいないが、自然派な作りであるらしい。

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試飲なのに、食べ物もたくさん!
ズッキーニやカルチョフィのパイ、アンチョビののったpizza、生ハム、チーズなど。
さすがイタリア。

空腹の絶頂に達していた参加者により、あっという間になくなりましたとさ。

最終的にはいろんなものを口にできたので、みんな満足で帰宅。

でも、まだお腹がすいているのだ。

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というわけで、友達のパートナーのお母さんの手料理を。

ポルペットーネ。
豚挽肉とサルシッチャの中身、ハーブ、それからパルミジャーノも入っているらしい。

やっぱり美味しいーーー!

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サルシッチャも。

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茄子のオイル・酢漬け。
やわらかな辛さ、ニンニク、しっかりとした酸味が絶妙で、止まらない。

満足して、寝る。

2009年9月27日 (日)

Certosa di Padula

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さて、9時に港にやってきた。

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バスツアーに参加するため。
前日の夜、友達のパートナーのお姉さんが「こんなに良いツアー見つけたのよ!明日、子供たちと一緒に参加するけど、一緒にどう?」と誘ってくれたのだ。

チレントにはナポリなどに住むたくさんの人々が家を持っていて、夏の間、または週末にだけやってくる。
そんな人たちむけにか、「チレントを知る」ための様々なバスツアーがあった。
しかも、1ツアー5ユーロという破格の値段。
すでに9月だったので、当日でもどうにか参加できたが、それでも満席。

バスは清潔で新しく、ちゃんとガイドさんもいる。

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バスは海沿いから山の方へ。

途中、いくつかの港や村に寄り、人を乗せながら目的地へ向かう。

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約2時間後、チェルトーザ・ディ・パドゥーラに到着。

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入場料も5ユーロに含まれている様子。

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広大な元修道院。

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ちょっとスターウォーズっぽい人。

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豪華な天井画。

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修道士それぞれが庭付き畑付きの1つの部屋を持っていた。住居部分は長屋のような作り。
他の修道士との会話は1月に1回しか許されていなかったとか。

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修道院では、専門のガイドさんが細かな説明をして案内をしてくれる。
真剣に聞き入るツアー参加者たち。

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ただ見て回るのとは違い、それぞれの時代、様式、成り立ちや機能などを説明してくれ、ますます興味津々。

でも、イタリア人ツアーのガイドをするって大変そうだ。
途中、「そこに座らないで!」「写真は撮らないで!」「静かにして!」など、注意をしつつ、しっかりと説明をしてくれた若い女性のガイドさんに感心しきり。

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ここから先はこの修道院で最も重要な場所ゆえ、写真撮影は禁止。
建設された時代の技術の粋を尽くし、贅沢で優美、豪華で重厚な会議場や礼拝堂にうっとり。

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こちらは調理場。

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マヨルカ焼きはいろいろな場所に使われていた。

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黄色いタイルは虫対策とのこと。
黄色は一際明るいので、虫がそちらに寄ってきて、食べ物から離れるように。

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修道士の部屋の一つにかわいい絵を発見。

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建物の外にも修道院の敷地は広がり、畑などがある。

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それにしても広いなあ。

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さて、相当お腹がすいている。

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これは、1,000個の卵を使ったオムレツを作った機械だそうだが…。

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駐車場脇のキヨスク的な店で昼食。
もう14:00を過ぎている。

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ほんのり辛いサルシッチャと、カチョカヴァッロのパニーニを友達と半分ずつ。

イタリアのパニーノって、シンプルなのに、なんか美味しいんだよね。
それは空腹が理由だけではないはず。

もと来た道を、また港や村で人々を降ろしながら戻る。

2009年9月23日 (水)

ナポリでいつものピッツェリア そのままチレントへ

ローマからナポリまでは、ユーロスターのアルタ・ヴェロチタ(略してAV)を利用。
「早い」を売りにしている電車だが、よく壊れる。で、しょっちゅう遅れる。
たまに予定よりも早く着いたりするらしいが、今回も45分遅れでナポリ到着。

なんと、友達がナポリの街を運転できるようになっていて、車で迎えにきてくれた。

今回のナポリ滞在は、友達とそのパートナーに任せっきり。
彼らのセレクションなら、絶対に自分の好みに合うはず。
食べたいもの(あの店のピッツァ、あの店のコルネット、本物のモツァレラ、それから友達のパートナーのお母さんの手料理)を伝え、あとはよろしく~。

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夜、いつものピッツェリア。
友達たちが連れてきてくれて以来のお気に入り。
ナポリではここが一番だと思う。
そして、いつも満席。
外には待つ人がたくさん。
ピッツァは蕎麦のようなもので、食べて出るのに時間はかからないからね。

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待ている間に、クリームソースのマカロニコロッケを立ち食い。
ピッツェリアは揚げ物も旨い。

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マルゲリータ。
この味!!香り!!
どんなに流通が発達しても、他の場所では食べられないものってある。

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友達のマリナーラ。

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こちらはピッツァ・フリッタ。

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リコッタチーズや豚の脂屑などが入って重いが旨い。

満たされた気持ちで夜のドライブ。

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朝起きたら、目の前はこんなことに。

友達のパートナー家族の夏の家に来ました。
ナポリから車で3時間弱南下したチレントにある。
このチレントは全体がユネスコの世界遺産にも登録されているらしい国立公園。ちょっとした日本の県くらいの大きさがあり、小さな村が点在している。

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庭にはいちぢくの木が。

こちらには黒いいちぢくの他に緑のものがあり、緑の方が甘いと言われる。

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木で完熟。
お尻から蜜が出ちゃってるよ。

熟しても緑のままで、中は赤い。

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朝食は外で。

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屋上には葡萄も実る。

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本当に気持ちがいい。

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2009年9月22日 (火)

サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ教会 と Arando al Pantheon

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移動して、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ教会。

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近くのサンニオ市場には何十回も来たのに、この教会には入った記憶がない。

時間もあるし、寄ってみようと。

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とても居心地がよいじゃないか。
なんでもっと早くに入らなかったのか。

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突き当たりがスペイン階段のブランド通り、Via Codtottiを流す。

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ここの広場、シックで好き。Via del Corsoからパンテオンに抜ける時に通る。

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パンテオン。

今回はテスタッチョい行っている時間がないため、この近くで昼食を取ることにする。

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アルマンド・アル・パンテオン。

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地元の人と観光客が半々くらいの客層。

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カチョ・エ・ペペのスパゲティ。

ペオリーノ・ロマーノ(?)と黒胡椒をかけただけのスパゲティ。
完璧なアルデンテのパスタが旨いが、テスタッチョのフェリーチェのものの方が好みではある。

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市場にポルチーニが並んでいたので、食べたいなあと思っていたところ、ちょうどフレッシュなポルチーニが積んであったので、グリルにしてくれるようお願いする。

こちらでは、茸のグリルはたいていニンニクを効かせたオリーブオイルソテーで出てくる。
ニンニクの香りが強すぎるような。

傘を逆さにして、網で炙りたいものだ。
汁が出てきたところに粗塩をふって食べるというのは、合わないのだろうか?

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フルッティ・ディ・ボスコでビタミン補給。
比較的甘さがある。
桑の実なんかも美味しい。

ワインはパスし、水500mlをもらって、35.00ユーロ。

パンテオンからすぐという立地で、観光客狙いだけでない地元ローマ料理が食べられるというのは価値がある。

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南イタリアで頻繁に見かける植物で覆われた建物。

それにしても、日差しが強いな。

さて、荷物をピックアップして、ナポリに向かおう。

2009年9月21日 (月)

南イタリア小旅行

今朝、ミラノから帰ってきた。
9月の出張。

仕事でミラノに入る前に、ちょっとお休みをもらい、ナポリの友達のところに遊びに行ってきたりも。

成田からローマ、アリタリアの直行便。
パスポートコントロールや荷物の出てくるスピードの遅さに、効率という概念が希薄な国、イタリアに来たことを痛感する。

今回、PCの代わりになることを期待して、iPhoneを持っていったが、フリーWiFiがあることは感知しても、ネットに接続できないということがほとんどだった。
結局、つながったのはカフェを利用するとパスワードを教えてくれるミラノの10 corso comoのみ。
ローマのホテルでは、パスワードを入力しても、ダメだった。

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ローマに着いたのは、夜。

到着して最初の朝食まで、12時間食事を取らないと、その後の食事を身体が朝食と認識し、時差ぼけになりにくいと読んだので、夕食は無しで、寝ることにする。

その前にちょっと散歩を。

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カステル・サンタンジェロ。

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快晴!!

前の日、夕食を取らなかったのがよかったのか、久しぶりのイタリアのペースでぐったりしていたからか、初日から6時間眠れた。
これは自分的に初めてのこと。

すぐに太陽の光を浴びれたこともあってか、その後も時差ぼけは軽め。

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ローマだし、一応バチカンに参っておく。

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この扉はめったに開かないらしく、2000年に開いて、通れた時には激混みだった。

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次の日は日曜日。大きなミサが予定されていたようで、準備の真っ最中。

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さて、街を散策しるとしよう。

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ローマで好きな通り、Via Cola di Rienzoにある、地元な市場。
青空市でなく、屋根がある。

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そして、Franchiへ。
ここのチーズや生ハムのクオリティーは高く、間違いがない。
頼めば真空パックにしてくれる。

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小腹がすいたので、スップリを。
いまいちアランチーノとスップリの違いがわからないのだが、「アランチーノ」と頼むと、「スップリならあるよ」と言われた。

ここは惣菜が充実していて、美味しいので、近所の奥様方が一品を補うために買いに来たり、近くで働いている人が、カウンターの立ち食いで昼食にしていたり。

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コクがあって旨い。

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2年前、グラニータを食べたVia Cola di Rienzoの古くて重厚なカフェがなくなっていたのが悲しい。
人気もあったし、あそこはなくならず、ずっとあるように思っていた…。
そろそろ栗ものジェラートが出ているかもと期待していたのだ。
確か、マロングラッセ味があって、美味しかったのに。

けっこう暑いので、気を取り直して、近くにあるジェラート屋でピスタッキオとフィキのジェラートを。
ここもシチリア式のグラニータや、ジェラート、ヘルシーな豆乳のジェラートまであって、美味しいのだ。

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