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2010年2月21日 (日)

お馴染みなイリゼ

当日に「今日、夕食でも」というときの定番となっているイリゼ。
気楽な美味しい店でお得感もあるのに、なんでいつも空いているのだろう?
どちらかというと遅い時間の方が込んでいたり。

確かに、遅くに仕事が終わった後、でも、美味しいものを食べて飲みたいという時に適している。

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この日のお通しは赤烏賊。

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豚3種(頬、耳、脚)の部位のテリーヌ。

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ボトルワインはビオ、ドメーヌ・ランベールのキュベQ。
名前がかわいいから選んだ。

ラベル通りにぐびぐび飲める。

グラスはその日のものが赤白2種類ずつあるので、まずは白や泡をグラスでいってから。

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ハチノスのリオン風。

ここの料理は全体に塩がきつくないのが良い。

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本日の野菜料理は白アスパラ。

香味野菜がシャッキリと。

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平目のカルパッチョ的なもの。

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本日の野菜のマリネ。

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鶏レバーのムース、メルバトースト添え。

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ブイヤベース。
この日は穴子も入っていたり。

と、ここでタイムオーバー。
残念ながら、ブイヤベースをリゾットにするまでたどり着けなかった。

頼りにできる良い店だ。

2010年2月14日 (日)

御胎内清宏園

雪の中、日帰りで御殿場へ。

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御胎内清宏園に到着。

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雪だからではなく、ここに来るために長靴持参。
そして、頭に付けるタイプの懐中電灯を持ってきた人も。

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それにしても、一面真っ白。

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こんな日に来ているのは我々だけ。

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目的は、ここにある溶岩洞窟。

以前に一度、もっと暖かい季節に連れて来てもらって、入ってみたところ、ほんの2mくらいで断念した。
公園入り口で蝋燭か懐中電灯を貸してくれる(有料)ので、雰囲気があるかと蝋燭を選んだら、そんなぼんやりした明かりでは太刀打ちできない暗闇。
本当に真っ暗な、整備のされていない洞窟だった。

前日に降った雨で、洞窟内は足首まで水に浸かるほど。
肝試しをして遊んでいる近所の中学生らしき子供達が「奥は膝くらいまでの池みたいになってるよ」と言う。
しかも、洞窟はけっこう長いそうな。

そりゃ無理だとその日は退散したのであったが、ずっと気になっていて、装備の上でのリベンジを狙っていたのだ。

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さあ、入り口だ。

今回は懐中電灯を借りたのであるが、それでも照らせる範囲は限られている。
やはり水浸し。
でも、前回ほどは溜まっていないし、長靴を履いてもいる。

最初から中腰にならなければ入れない高さで、狭い。
途中、少し広いところがあるも、膝と肘をついて這いつくばって進まないと通れないところもいくつか。

溶岩そのままで、上ったり下りたり。
足元を照らし、高さを見るために上も照らしで、本格的なアドベンチャー。
洞窟内は、本当に電気がないし、これといった整備がされていないのだ。

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やっと出口。

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なんだか、生まれた気分で、御胎内という名づけも納得。

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東京から車で2時間ほどで、こんなに現実逃避できるとは。

洞窟から出てみたら、身体のそこかしこに泥が。
こんなこと、何十年ぶりだ?

なんという達成感。

世俗に戻って、たまたま通りかかった渡辺ハム工房でコロッケやメンチカツをつまみ、アウトレットでお買い物。

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夜、三軒茶屋に戻って、flatという店で夕食。

これは味噌付けにしたクリームチーズ。

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豚のグリル。

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温かいダシそうめん。

山形のダシって美味しいよね。
冷奴と一緒に食べたりも。

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焼きおにぎり。

どれも丁寧に作られているし、居心地の良い店。
他、温野菜やおしんこを食べ、3人でビールを1杯ずつ、ワインを1本、グラスワインを1杯ずつで、合計13,000円ぐらい。

いやーーー充実した一日。
感謝でございます。

2010年2月11日 (木)

第4回 スヌ子のお料理レッスン 

約1ヶ月禁酒したら、案の定、その間は積極的に外食をする気になれなかった。
友達と会うための外食というのはあっても、「旨いものを食べに行こう」という理由ではなし。
胃袋の底が抜けるということもなかったからか、少しだけ痩せた様子。

禁酒をしてみると、なんとなく飲むもんでしょ的にアルコールを摂取することが多かったと気づいた。
飲みたいと思うアルコール飲料がなければ、別に飲まなくてもいいんだよね。
今は炭酸水が普通にあるし、食事のお供としてアルコールが必須というわけでもないと。

ここまで我慢しようというゴールになっていたスヌ子さまのお料理教室。

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ミモザとは、春ですな。

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お茶をしながらメニューと段取りの説明。

家の近くの餅屋の豆大福を持ってきてみた。
ここのはすぐに固まってしまうほど餅で、甘さ控えめなあんがごっそりと詰まっていて、美味しいのだ。
わざわざ遠方から客が来るパン屋ツオップの近く。シャビーな店構えが、またよい。

さて、メニューは、塩豚を用いたほっこり系とのこと。

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まずは基本の塩豚。

いろいろな本で見るけど、塩加減がまちまち。
スヌ先生にその理由や具合の調整についても教えてもらったり。

目の当たりにすると、すんなりと頭に入るし、実践できる気がする。
細かい工夫が役に立つ。

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スヌ先生が1週間前に塩漬けしておいた豚肉登場。
塩の量や部位の違うもの、砂糖も一緒にすりこんだものなど。

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色もにおいも質感も変わる。
バラはベーコンのような見た目。

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まずは塩豚根菜スープを煮込む。

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その間に、箸休めとしての焼きネギピクルスを。

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野田琺瑯、かわいいし使えるね。

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里芋を切るときのちょっとしたアドバイスもあったり。

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こんがり焼けた葱。

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下仁田葱も。

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スープもよろしく煮えました。

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さて、塩豚が別部位で2種登場。

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それぞれ別々の鍋で。

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煮る前に焼き付けるのを忘れずに。

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香味野菜、里芋、茸と一緒に火を通し、クリーム投入。
最初はかなりサラっと。
しばらく煮続ける。

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オレンジ白菜?とかいう、いかにも甘そうな白菜。

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魚焼きグリルでこんがりと。
野菜を焼くとき、ある程度焦がすというのは必要だよね。

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白菜にかけるソースを作る。

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この香りが食欲を刺激しまくり、空腹マックス。

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さあ、食べましょう!!

テーブルもほっこりな雰囲気にしつらえた。

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白菜のロースト、塩豚アンチョビソース。

塩豚とアンチョビの組み合わせって、新鮮。
これは食べるサラダとして、この1品にパンだけでも十分なお食事になる。

白菜が甘いねえ。

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葱ピクルスにはクミンやコリアンダーシードなど、いろいろなスパイスが入っている。
保存がきくし、しばらく置いたものは、スパイスが馴染んでまろやかな風味になる。

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ワインはロワールのサンセール、パスカル・エ・ニコラ・ルヴェルディのもの。

いつも料理に合わせてスヌ先生がセレクトしてくれるワインがまた、美味しい楽しい。

約1ヶ月ぶりのワイン。
やっぱり、好きだなあ。

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という間に、塩豚と里芋のフリカッセがよい具合に出来上がり。
トロみがついて、色も茶色がかっている。

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里芋というのがポイントだね。
にっちりした歯ざわりが塩豚やソースのコクと合う。
これがジャガイモでは、なんとなく水っぽい気がする。

これ、旨いわーーー!

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ポール・ペルノのブルゴーニュ、シャルドネ。
やはり白はシャルドネだ。
ドライさが塩豚とぴったり。

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これは別の部位。
ちょっとタン(舌)っぽい。
どこでしたっけ?スヌ先生。

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さあ、スープもありますよ。

本当は1日置いて、上に白く固まった油を取った方が良いそう。
この日は、即席で、上に浮いた油をすくう。

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柚子の香りで、同じ塩豚を使っていても、違った味わい。
黒胡椒を振ってもよし。

しかし、これだけ塩豚だらけでも、ぜんぜん口飽きない。
部位の違いだけでなく、組み合わせる野菜やスパイスの多彩さによるのだろう。

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デザートは、スヌ先生手作りのオレンジゼリー。

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このオレンジの種類は何でしたかな?
ほんのり苦味があるのが、食後のデザートとして最適。

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まだ飲むよということで、シャトー酒折ワイナリーのマスカットベリーA。
果実味が豊か。

スヌ先生、ありがとうございました!!

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