スヌ子さんのお料理教室 お休み明け
スヌ子先生の手術で4月はお休みだったお料理教室。
寂しかったなあ。
で、再開の5月。
楽しみにしておりましたよ。
なつめにバターと胡桃を挟んだ高カロリー必至のお菓子とお茶をいただきながら、説明を聞く。
本日のメニューは、梅雨を迎え撃つ滋味ごはん。
湿気に疲れた身体に生気を与えるお料理たちですな。
茹でタコには着色料が使われていたりするので、酢水で洗う。
空豆は軽く潰して。
玉ねぎと生姜と…梅干の種 !?
花椒とじゃこはオリーブオイルを絡めてレンジへ。
揚げだようなカリカリじゃこの出来上がり。
合間の小ネタがいつも楽しい。
香菜、ディル、ホワイトセロリなどのセリ科の菜を合わせて味を馴染ませる。
いろんな道具をお持ちだこと。
胡麻炒り器って、普通の家庭にはないよね。
その場合はフライパンで。
鶏は焼き目をつけてからしっかりと蒸し焼きに。
鶏のタレを作成中。大量の胡麻、豆板醤とハチミツや砂糖を組み合わせた甘辛味がポイントとのこと。
そうこうしているうちに、スープが美味しくできている。
さあ、食べしょう !!
どんよりした天気の日は、明るい色で食卓を飾ろうという教え。
空豆とタコのセビーチェ。
ライムの香り、唐辛子のピリっとした辛さに華やぎを感じる。
セリ科サラダはカリカリじゃこと花椒と合わさり、味や香りの混ざりっぷりが楽しい。
こういうサラダ、大好き。
一目であがる、この外見 !
胡麻で黒々とした鶏手羽元の黒胡麻黒酢だれ。
うまーーーい。
ちょうどいただいた葡萄ジュースを持参。
下さったのは、この人が選らんだものなら、絶対に美味しいはずというお人から。
なら、この場で共有したいと持ってきたのだ。
発砲している葡萄ジュースは、ナチュラルな甘さと熟成されたような香りがあり、ワインの代わりに飲んでも全くもの足りなくない。
自分でも買おう~。
でも飲むの。ワインも。
イエルマンの白、Vinnae。
スヌ子さんが料理に合わせてセレクトするワインも、この料理教室の魅力の一つ。
多めに作ったはずなのに、みるみる食べ尽くされてゆく。
アメリカらしい樽香と濃密さのシャルドネ。
ケンダル・ジャクソンのヴィントナーズ・リザーヴ 2008。
丸ごと玉ねぎのスープ。
新玉ねぎで甘い。
ここでこのやさしい風味、メニューとしての強弱が巧みですな。
パスタもあるのですよ。
梅干とトマトのバルサミコパスタ。
スープに入れた種の周りはここで使うのでした。
パスタを茹でるのに適切な塩の量がわかりやすい品。
美味しいものを作る人には、食に関する素敵なモノが集まる様子。
新しい味。
トマトと梅干を合わせただけのときは、どうなるのかと不安になったが、ベーコンとバルサミコでまとまるのねえ。
生のオレガノも一役担っているのかも。
赤はドメーヌ・レオン・バラルのフォジエール 2006。
デザートは、水切りしてクリームを加えたヨーグルトと、冷凍ブルーベリーにウォッカと砂糖をかけたもの、フルーツ。
まるでフロマージュブランのよう !
オルレアンのお菓子だそう。
にっちりとした粘性のジェリー風な花梨菓子。
ワインとも合うし、妙に旨い。
レシピやそれにまつわる情報がもらえるうえ、新しい味覚を知り、楽しい時間を過ごせるお教室。
次回を楽しみにしております。