« ピクニック日和 | トップページ | 紫玉蘭 »

2010年6月27日 (日)

レストラン バカール

とにかく予約が取れない店、バカール。
神泉にある。
電話で2ヶ月先の予約まで受け付けているのであるが、電話がつながらず、つながったと思ったら満席。
そんなプラチナシートにお誘いくださった方に、御礼申し上げます。

Bacar100601

まずはカヴァ。
ぎりぎりまでたっぷりと注いでくれるのがうれしい。

こういうちょっとしたことで気分が盛り上がるのだ。

Bacar100602

San Valeroのカヴァ。

アラカルトもそそられるメニューが並んでいたが、初めての店ということで、5,250円のコースにする。

Bacar100603

お通しは、様々な味覚で楽しむトマト。

塩味、甘味、辛味、苦味、酸味。

Bacar100604

パンは1つがコースに付いていて、その後は別料金。
1つずつ値段が決まっている。

Bacar100605

バターと、リエット。

リエットは豚肉だったかな。

Bacar100610

ブリオッシュを選んだ。

パンはもちろん、リエットも美味しい。

Bacar100606

日本各地から取り寄せた野菜のバーニャカウダ。

これは2人分を盛ってある。

いやはや、種類が多いし、モノによっては調理がしてあって、ただの生野菜盛り合わせではないのだ。

Bacar100607

ヤングコーンは生で、糖を感じる甘さ。

Bacar100608

ソースはおなじみのアンチョビオイルではなく、能登産ズワイガニ入りの蟹みそソース。

クリーミーで濃厚蟹みそ。

スプーンをもらって底をつくまで舐め取るように。

Bacar100609

コースには含まれていないが、1人1匹ずつ追加をした稚鮎のフリットも蟹みそソースで。

Bacar100611

白ワインをグラスでお願いしたところ、この4種の中から選んでくださいと。

Bacar100612

ソーヴィニョン・ド・ラバニにする。
南国のフルーツの香り。

Bacar100613

2種類の中から、開店時からの人気メニューであるという浜名湖産うなぎとフォアグラのマリアージュ、マンゴーのインパクトを選択。

この組み合わせ、意外にもぴったり!

Bacar100614

メインはストゥーブで焼かれておりました。

Bacar100615

ブルターニュ産うずらに麦を詰めたロースト、ポルト酒香るソース。

1人半羽のうずら。

Bacar100616

ポルト酒のすっぱ甘こってりなソースが食欲を倍増させる。

Bacar100617

これは赤ワインを頼まなくては。

グラスで、 Domaine de la CharbonniereのVacqueyras。 

Bacar100618

色違いの小さなストゥーブがかわいい。

Bacar100619

揚げた桜海老がごっそり。
蓋を取った瞬間の芳香といったら…。

Bacar100620

下にはブルゴーニュバターがいて、混ぜていただく。
歯ごたえが楽しく、うっとりする風味。

最後にご飯が出ると、お腹も満たされる。

Bacar100621

デザートは色々な種類があって、選べる。

これはヘーゼルナッツのスフレ、苦いくらいにキャラメルなアイス、生クリーム。

Bacar100622

いちぢくのタルトは塩のソルベと。
パイ生地はバターの旨味を存分に味わえる。

Bacar100623

キプロス島の薫り高いバラを用いたアイスの凝った一品も。

デザートまできっちりと盛り上げてくれるなあ。

Bacar100624

お茶菓子は生キャラメル。

この値段で、贅沢な素材が惜しみなく使われ、工夫があり、もちろん抜群に美味しい料理をいただける。
グラスワインで1,000円を越えるものは稀。
サービスは一人ながら、丁寧で、食欲をそそる説明もきっちり。
そりゃあ、予約困難な人気店になるってもんだ。

次の予約をその場で入れる場合は何ヶ月先でもよいのだが、次に空いていたのが11月だってさ。
もちろん、それでも予約するのであった。

だって、「この値段で出す必要ある?」というくらいに美味しいから。

« ピクニック日和 | トップページ | 紫玉蘭 »

東京:フランス料理」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

カテゴリー

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ