五指山 食べすぎた
ずっと食べたいなあと思っていた五指山の料理。
世田谷線の松蔭神社前が最寄駅というついでのなさで、久しぶりになってしまった。
この厳しい残暑には、四川料理がはまる。
全員食べる4人で。
前菜の3種盛り。
くらげ、ピータン、ピーナツダレの蒸し鶏。
どれもキリっと引き締まった味で、視界が広がる旨さ。
ビールの後、紹興酒を。
状元紅。
絶対に頼むのが、まず、黒酢の酢豚と野菜。
蒸しパン、
そして、揚げピータン黒酢ダレ。
揚げてあるピータンは、中しっとり、周りはカリっと。
酢豚、ピータンを蒸しパンに挟んで、黒酢ダレをべったりとつけ食べるのが至福。
牛ハツとねぎのクミンと唐辛子の炒め。
クミンの風味が効いていて、どこか中東の印象。
豚背骨の塩・山椒蒸し煮。
山椒の辛さと背骨周りのコラーゲンたっぷりな肉の旨みが合わさる。
蒸し煮だから、油っこさはない。
芝海老、茄子の海老味噌炒め。
海老味噌の、ちょっとアンチョビを思わせる醗酵風味が好み。
このアンをご飯にかけて、ざぶざぶいきたい。
これもマストな1品。
マーボー土鍋ご飯。
山椒がきっちりした辛いマーボー豆腐の下には白いもっちりとしたご飯。
たまらず紹興酒をもう1瓶。
違う入れ物だけど、同じ銘柄。
蝋を火で溶かしてから開ける。
美味しすぎるから、お腹が満たされてきても、追加せずにいられない。
海老と青菜と山芋のスープ。
この出汁は海老と海藻からか?
山椒と紹興酒で痺れた舌にぐんぐんしみこみ、和らげ、癒す。
こういう出汁味は、具合が悪い時に食べたくなるんだよなあ。
揚げねぎ、干し海老入りねぎ油あえ麺。
ねぎ油が胃袋にみっちり蓋をして、一気に満腹の限界越え。
杏仁豆腐を4人で2ついただいて、反り返りながら店を出る。
これだけいただいても、1人4,500円。
その値段のお得さを考えなくても、やはり五指山の料理の旨さは価値がある。
また近々に行きたいなあ。
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