艇家
やねせん散策は、隊長が香港海鮮屋台料理 艇家を激賞し、胃袋仲間たちで「食べに行こう!」というのが発展したもの。
ちなみに、五指山、黒猫夜、サル・キッチン、ボヌール、ボッテガ・デル・グーストなどを発見、教えてくれた人なので、このオススメは絶対に間違いがないのだ。
日暮里や三河島など、どこの駅からも離れているが、行く価値は十分にある店。
メニューはどれも美味しそうで、うっかり「全部!」と言ってしまいそうになるのを抑えて、どうにか注文。
まずはビール、そして、活き巻き海老の姿蒸し。
ハリハリと繊細な殻も一緒にタレにつけて。
海老の味が濃いなあ。
一気に盛り上がる4人。
真鯛のおさしみサラダ。
よく混ぜていただく。
ピーナッツオイルが香る。
様々な食感、香り、味の相乗効果。
黄色い海老マヨ、マンゴー風味。
本当にマンゴーを感じる。
甘さとマヨの酸味の具合の良さ。
ビオなワインも充実していたけど、中華なら、やっぱり紹興酒でしょう。
あかにし貝ピリ辛煮。
クキクキと貝らしいしっかりとした歯ごたえは、直球の辛さなタレで。
牡蠣と卵の土鍋焼き。
牡蠣がぷりっぷり。
これは、もう、ご飯にのせるしかないでしょう。
ジャスミンライスをお願いして、ほおばる。
至福…。
ホタテ焼きは2種。
にんにく味と豆鼓味。
あまりホタテに興味がないので静観するも、タレを吸った春雨の美味しさには悶絶。
タレをご飯にかける人あり。
ナイスアイデアです。
隊長が予約時にお願いしていた料理は、活魚の姿蒸し(時価)。
魚の種類はいつものごとく失念。
素晴らしい蒸し加減で、繊細さとしっとりした肉質はそのまま、旨味がさらに引き出されている。
これまたご飯にのせて。
ワシワシとかっ込む。
タレも、この魚も、たまらない美味しさで、4人とも夢中でピラニアのように箸を伸ばし、あっという間に食べつくす。
魚の部位によって脂のノリも味も違うから、飽きることなく最初から最後までずっと感動し通しなのだ。
野菜のハムユイ炒め。
ハムユイって美味しいよね。
このタレにもご飯を入れたくなる。
と、ここで、あまりの美味しさに胃袋の底が抜けてしまったことに気づくメンバー。
足りないよね。
ということで、追加いきましょう。
茄子の揚げ蒸し、XO醤風味。
ホタテの貝柱満載のXO醤、美味しいに決まっている。
ここは揚げモノでも、軽く、胃にやさしい。
海老と海老味噌のチャーハン。
プリプリの海老、熟成感ある海老味噌の旨味。
やっぱり、麺も食べたい。
ということで、香港麺のワンタン麺。
ゴムのような弾力の香港麺、海老がゴロリと歯ざわりそのままに入っているワンタン、透明であるが、深く滋味豊かな汁。
腹が満たされていてもするすると入ってしまう。
あーーーー、美味しかった!!
すべてが、いちいち感動で場が沸くほどに美味しい。
魚介と野菜ばかりだからか、さわやかな満腹感。
ここの料理をもっと食べたい!
今日食べたものも、また食べたい!
これだけ食べて、グラスのワインももらったりして、1人7,000円ぐらい。
この楽しい1日を、まだ終わらせたくない、と向かったのは、またもや隊長ご推薦の湯島のバー、EST(エスト)!
満席直前にタイミングよく席を確保。
湯島のちょっといかがわしいような場所にあるこのバーが、また秀逸。
年配のマスターが作るカクテルは、スクリュードライバーやジントニックなど、シンプルなものさえ目を見張るほどに美味しい。
何が違うのだろう?
季節のざくろを使ったカクテルや、種類豊富なモルトウィスキーも。
モルトはグレンモーレンジと、特殊ルートの樽入りボウモアをロックでいただく。
最高に充実して、かわいい楽しい美味しいもの尽くしの休日。
ありがとうございました!!
次回が楽しみ。
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