トスカネリア
恵比寿のトスカネリア。
信用できる人からのオススメで。
そういえば、知り合ったのはフィレンツェであった。
ここのメニューにも感慨深いものがある。
普段は決まった間違いのない店を巡りがちなのだけど、時々、リクエストがあって、新しい店を見つけなくてはならないときがある。
それがイタリアンな場合、まず最初に聞く人。
彼女が「最近よく行くよ」と言う店は絶対に好みなのだ。
ワイン好きで、自分は量を食べないくせに、ポーションがふんだんで味もイタリアの現地っぽさを感じさせる店を評価する。
毎月のように仕事でイタリアに行く人が薦める、幻想ではないリアルなイタリアらしさにブレはない。
甘エビとオレンジのお通し。
まずはスプマンテをいただきながら。
アラカルトでメニューを選ぶ。
かなり多種で、迷う。
松島産アナゴと長野産香茸のフリット。
香茸とは初めて聞いたが、まるでポルチーニのよう。
香り高い。
好みでオレンジピール入り塩で。
ランプレドット。フンギの。
これは、トスカーナの山側らしいメニュー。
滋味あふれる。
ここに来たら、ランプレドットはマストでしょう。
ワインは値段と好みを伝えて、オススメを3本出してくれた中から、サンジェルヴァシオの赤。
プリモはまず、沼津産赤エビとイタリア産ポルチーニ茸のマエーレ・エ・モンテ、リングイネ。
最近、海と山のものを合わせているのをよく目にする。
そういえば、スヌ子さんが「肉と魚介を合わせると味わいが深くなって美味しい」と言っていた。
はあああ…白トリュフ。
アルバ産白トリュフとパルミジャーノのピーチ。
もちろん、目の前で白トリュフを卸しかけてくれるのだが、
少ない。
パルミジャーノに負けている。
白トリュフで恍惚となることはありませんでした。
白トリュフは、バターとたっぷりの白トリュフだけがいい。
それなら高額を払う価値がある。
ビステッカ・フィオレンティーナ!!
6,300円でも、2~3人分はある。
アンガス牛は赤身で、脂がさらっとしているのに味が濃く、やわらかい。
肉は赤身が好きだ。
コントルノとしてルッコラとパルミジャーノのサラダを頼んだら、それを上に盛ってくれた。
デザートの盛り合わせを2つ。
これは、まあ普通。
とにかく、ランプレドットとビステッカ・フィオレンティーナが秀逸だった。
シックな雰囲気、大人な客層で男性客も多いが、コストパフォーマンスが高い。
この日も、結局、1人1万円は払わなかった。
通いたい店。
とりあえず、近々に再訪したい。
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