ドゥーツ・シャンパンランチ
ヴェガ・シシリアディナーの2日後、またしてもザ・ペニンシュラへ。
ドゥーツ・シャンパンランチ!!
去年に参加をし、あまりに満足度とお得感の高い企画だったので、今年も迷いなく申し込んだ。
この日のお料理はすべて、シドニーの「ベガス」というレストランのシェフ、ジャスティン・ノース氏が担当されるそう。
まずは、Amour de Deutz 2000。
マグナムで。
カイザーのパン。
スカンピの燻製、海水のジュレ、ジンジャー&シャンパンのグラニテ。
半生というより、薄皮一枚火が通った以外は生というようなスカンピの味の濃さに目を見張る。
グラニテだけ口に入れると、かなりジンジャーなのだが、スカンピやジュレ、ソースと組み合わせると、角が取れ、一体化しつつ、各要素をまとめる。
これ、美味しい・・・。
Deutz Brut Classic。
忘れ去られた伝統的な野菜たち、ローストされたオマールの尾、ハモン・イベリコ、豆のムースリーヌ。
野菜たちはもちろん、オマールのソースや、土に見立てた不思議な粒、カボチャやビーツのソースなど、一つ一つに素材の味をはっきりと感じる。
Cuvee William Deutz 1998。
楽しみにしていたキュヴェ・ウィリアム。
やはり期待を裏切らない。
しかもマグナム。
セップ茸のロワイヤル、スモークしたホタテ貝、仔牛舌のキャラメリゼ。
キャラメリゼされた薄い仔牛舌は下にいる。
ムースはなんだっけ?
それにしても、どの料理も、いちいち歓声をあげてしまうほど美味しい。
Deutz Brut 1988。
これもマグナムボトル。
うさぎ脚のオモニエールのスロークック、肩肉のブーダン・ブラン。
このシェフのお料理をもっと食べたい!
初めて聞く名前で、それほど期待をしていなかったからばかりでなく、ここまで感動をさせてくれる料理はそうそうない。
素材の使い方、組み合わせ、頃合い、すべてが秀逸。
そして、お客さんの反応や、自分の料理がきちんと適切にサーブされているかをしっかりとチェックしていて、情熱が感じられた。
Cuvee William Deutz Rose 2000。
ホワイトチョコレートとバニラのパフェ、レモンチュイル、柚子カード、ラズベリーとレモンバーム。
デザートも完璧です。
シドニーに興味がわいた。
このシェフが自分のレストランで、しかも食材豊富なオーストラリアで、どんな料理をするのか、食べてみたい。
残っているわけでなく、お代わりをしたりして・・・。
ドゥーツシャンパンは素晴らしい。
また来年もこの会に来られますように。
さて、盛り上がった我々は、やはりこのまま解散とはならないわけで、このままディナーに突入。
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