バカール 大盛り上がり
神泉のバカール。
ますます予約が取れない様子。
この予約は前回の訪問時に入れてもらったのだけど、最近はその方法も不可能なのだとか。
この日は、初バカールな2人を含む4人で。
お通し。
ジャガイモのフリットだったか?
黒いつぶつぶはトリュフ。
初な2人には、定番のお通し、トマトの甘辛酸味。
カヴァをいただきながら。
バターと一緒に出てくるリエットも、わしわしと食べてしまう。
入っているのは超ミニストゥーブ。
おなじみのパンはカイザーの。
1つ目はコースに含まれていて、2つ目からは追加料金。
コースをお願いする。
以前に来たことがある私ともう1人は、メニューを変えてもらいつつ。
これはコース本来の前菜、バーニャカウダ。
初めて口にする野菜を含む種類の豊富さ、ズワイ蟹と蟹みそを惜しげなく使ったソース。
はしゃいでしまう料理。
サービスの方の口上の巧みさはもちろん、こういう見せ方にもやられるのだ。
すでに何度か来ている我々は、前菜の盛り合わせをお願いする。
ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ、ピクルス、海老のパートブリック揚げ、バスク豚ソーセージ、白レバーパテ。
この白レバーパテのなめらかなことといったら・・・。
ボトルでお願いした白ワインは、お薦めいただいた南アフリカのシャルドネ、ニュートン・ジョンソン 2008。
南国のフルーツを思わせる濃ゆさが、いろいろな料理に合わせやすい。
北海道産白子のムニエル、焦がしバターソース。
ソースには柚子が香る。
クリーミーで繊細な白子が、濃厚なバターソース、柚子の香りと合わさって、すばらしくバランスの取れた一皿。
こちらはコースの前菜、冷製コンソメゼリーのカクテル、利尻の塩水ウニとカリフラワーのアレンジで。
ハマグリがいたり。
泡もハマグリの出汁だったか。
カリフラワーのムースには、パプリカのアクセント。
赤ワインをグラスで追加しよう。
この日は4種から。
コード・デュ・ローヌを選ぶ。
ジャン・ルイ・ジャーヴのモン・クール。
大きなストゥーブで仔羊の塊登場!
目の前で蓋が開けられ、立ち上る湯気と香りを浴びる幸せ。
アイスランド産仔羊のロースト。
アイスランドの仔羊は、骨の周りさえ臭みがないのだとか。
普段なら削ぎ取らなきゃならないような部位を、むしろ美味しくいただけるのだと。
むっちり。
食感も特別。
もちろん、添えられたポテトピューレや野菜も秀逸。
さらにワインをグラスで追加。
でも、半分ね。
さあ、カラフルなミニストゥーブが並びましたよ。
牡蠣と黒トリュフのご飯。
こちらは銚子産イワシとフォアグラ。
よーく混ぜていただく。
メイン後のご飯の格別なこと。
デザートは全員違う種類を。
まずは栗の渋皮煮パイと渋皮煮アイス。
パイ自体からして美味しい。
これは、洋ナシだったか。
ブランマンジェ的な。
サプライズのあるデザートは初な人々にこそオーダーしてほしい。
ドライアイスの演出。
こちらは、ベリーとバラのコンビネーション。
綿飴もいちご味。
最後は生キャラメルで。
それはそれは盛り上がった。
またすぐにでも行きたいのに、次はいつになることやら。
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