ロオジエ これが最後…
今のロオジエでお食事をいただくのは、これが最後だろう。
週末のランチで。
この独特の心地よい緊張感と高揚感も。
シャンパンはガティノワ。
うっすらとピンク色。
ピノ・ノワールらしい風味。
貝類にオーストラリアのリースリング。
ヘンチキ、エデン・ヴァレイ 1993。
甲殻類にローヌ、シャトー・ド・フォンサレットの白 1998。
貝類にレミ・ジョバールのムルソー 2006。
オレゴン、ウィラケンジー・エステートのピノ・ノワール、ピエール・レオン 2003。
アメリカのピノは力強いね。
ミッシェル・グロのモレ・サン・ドニ。
フランスとアメリカのピノの違い。
この日の料理は、それぞれが素材ごとに、人生で最高の皿であろうと思われる。
特に肉料理。見た瞬間にもう、悩殺された。
そして、あまりの美味しさに、本当に感涙しそうだった。
果たして、自分がここまで完成された仕事をしたことがあっただろうかと、自らを省み、戒めるほどに素晴らしかった。
しばらくコンテはお預けかもしれない。
3年熟成と4年熟成を食べ比べ。
他はモンドールやシェーブル。
はちみつ、いちぢくと杏。
チーズに合わせられたのは、なんとポルトガルのワイン。
プラッツ&シミントンのクリゼイア 2000。
言われないとポルトガルとはわからない素直な美味しさ。
口直しはプルーンのソルベ、リコリスのクリーム、洋ナシのゼリー。
これも見納め。
苺のヴァシュラン、カルダモンと黒胡椒の香り。
お隣はホワイトチョコレートとヴァニラのタルト、アーモンドシロップのシャーベット。
春を感じさせるシャリオ。
苺のプティフールがあった。
再開をお待ちしております。
いつもロオジエの会を開いてくださるご夫妻に、改めて感謝を。
2年後であろうとも、次を楽しみにしております。
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