バカール からの ラボ
先月は棚からぼたもちバカールがあったので、月2回バカールに行けるという幸運っぷり。
転がし上手なサービスの方は、濃ゆいのに、飽きさせない。
むしろ、ますます楽しい。
もちろん、料理も。
予約が取れなくても、仕方がないと思う。
そりゃそうだ。
この前にRyuzuのオープニングでアペリティフをいただいてきたので、最初から赤を。
おすすめにしたがって、値段の割りに満足度が高いというチリのコノスル。
特別に専用畑のぶどうで作られるリミテッド20バレルエディションのピノ・ノワール 2008。
コースながら、追加料金などもありつつ、アレンジしてくれる。
そういう自由さも、バカールの良いところ。
こんな赤座海老を見せられたら、頼まないでいられないじゃないか。
パンはいつもの通りやってくる。
結局、ほぼ毎回、ブリオッシュを頼む。
ウニと…ジュレはなんだっけ?
白いのは根セロリピュレ。
根セロリ好きだ。
まとまっていてまろやかだけど、それぞれの個性も立っているというコンビネーション。
赤座海老の菜園仕立てがドーン!
多種類の野菜が海老を取り巻く。
揚がる色彩とボリュームだ。
甲殻類らしい濃縮味。甘さと焼けた殻のこおばしさ。
肝ソースでますます海老。
こちらのスペシャリテの一つでもあるバーニャカウダの蟹ソースまで出してくださった。
蟹海老甲殻類の旨味満喫。
そんな料理に赤は合わないので、グラスで白をいただく。
オリヴィエ・ルフレーヴのピュリニー・モンラッシェ。
しっとりとして華やかさもコクもある香りで、さすが、甲殻類ともよく合う。
表面カリっ中トロっの白子のムニエルは白アスパラを添えて。
トマトとケッパーの焦がしバターソース。
メインはこんなですよと、ストゥーブで焼かれたばかりのところを見せてくれるのも、お楽しみ。
この喜びのために、できるだけみんなで同じものをオーダーする。
肉は塊で焼いたほうが美味しいと聞くしね。
イベリコ豚のロースト。
甘いハシバミの香りの脂。
骨の周りの肉の団子。
これがまた、場所の異なる肉の色々な旨味・歯ごたえが混ざっていて、美味しい。
飲み足りないので、グラスの赤も追加。
レ・ディフェーゼ 2008。
待ってました。
満腹に近づいていても、これを目の前に出されると、空腹な気がしてしまう。
鴨とトリュフの鉄鍋ご飯。
よく混ぜていただく。
牡蠣とブルゴーニュバター。
この香り…。
この季節限定のオレンジ(名前の記憶欠如)のクレームブリュレ、アイス。
ああ、やはりデザートについての詳細を失念しがちだ。
ヘーゼルナッツだったかねえ。
バナナとキャラメル、そしてパイ。
これ、すっきりするようにと食べすぎ気味な我々に出してくれたのだけど、さっぱり覚えていない。
いつもの生キャラメル。
さて、美味しくて盛り上がって、でも、始めたのが18:00だから、まだ早い。
このまま帰りたくない!ということで向かったのは、近所のラボ。
だって、バカールの後で、この多幸感と贅沢した舌を盛り下げないためには、ラボぐらいでないとダメなのだ。
モヒート。
満腹のはずなのに、なぜか美味しくいただいてしまうソーシソン盛り合わせ。
グラスの白ワインまでいただく。
はーーーー、楽しい夜だった。
ご一緒してくださった方々は、いつも素敵な手土産をくださる。
これは話題になっているというご飯のお供。
そのままでも肴になる。
北海道からは、かりんとうの中にチョコレートが入った新しい美味しさのお菓子。
いつもありがとうございます。
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