Ryuzu 六本木
いよいよ、Ryuzuでのお食事。
雪の降る中でのランチ。
楽しみにしていたのだから、天気など関係ないのだ。
高級感あふれる内装に合わせて、少しおしゃれした4人で。
めかせる店っていいね。
気分があがる。
グラスシャンパンはドゥーツ。
料理はシェフにお任せの5,800円コースを。
アミューズ・ブーシュは、きのこのフランの上にベーコンの泡、カリカリ細切れベーコン。
きのこの香りが濃厚。
美味しい店は、アミューズ・ブーシェから心を掴む。
パンはどこのだろ?
中もっちりしっとり、周りカリっと程よく乾燥、という好みのバケット。
フランス産ホワイトアスパラガスのババロアとずわい蟹のアンサンブル。
かわいい点々は茶色が甲殻類のソース、緑が野菜のソース。
クリーミーで深い濃さのある白アスパラババロア、さらりとしたジュレ(甲殻類のだっけ?)、旨味満載の蟹の組み合わせが素晴らしい。
それらの異なる舌触り、ところどころで歯に楽しい小さな白アスパラの小片。
この後の料理を考えた白のボトルをお願いする。
薦めてくれた2本の中から、アルザスのを。
ドメーヌ・シュルンバジェのテール・ダルザス 2008。
甘い香りとキリっとしまった味で、最後の料理までぴったりと合った。
フランス産フォアグラのソテー、金柑のコンポートとルーコラをあしらって。
焼き加減も完璧、塩も強すぎない。
金柑の甘さも丁度よく、全てにおいて具合がいい。
フォアグラは自ら頼む食材ではないのだが、この金柑との組み合わせは好きだ。
金柑のコンポートだけでも、瓶詰めで欲しい。
長崎産サワラのポワレ、ズッキーニと生姜風味のコンディメントを添えて。
生姜&ケッパーのソースと、黒オリーブ&アンチョビのソース。
鰆は皮目パリパリ、中はしっとりと脂がのって、良い素材がますます美味しくなっている。
メインは豚。
岩手産岩中豚ロース肉、しっとりと火を入れて、根菜のサラダと一緒に。
サシが入ったように脂が溶け込んだ豚は、ふわもちっとして濃厚な旨味が口にあふれる。
重くはなく、後味が軽い。
甘味のあるタレとも呼びたいようなソース、ほぼ生ながらうっすらと火が通っている野菜たちも秀逸。
苺、ヴェルヴェーヌのジュレとピスタチオのクレーム、ミルクのソルベを添えて。
上の卵白焼きも美味しい。
このデザート、バランスがいい。好きだなあ。
もちろん、お茶菓子だって美味しいわけで。
開店して間もないのに、料理にもサービスにも、驚くほどの安定感がある。
さすがですよ。
またすぐに来るだろうな。
というか、来たい。
次回は、もっとコッテリした料理をいただいてみよう。
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